「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

水鏡に映える旭岳

2012-09-22 22:36:06 | 表大雪

風が止まると、姿見の池に旭岳が映えた。

きょうは登らない「登山」。旭岳六合目の池を巡る。

紅葉しないまま枯れてしまったナナカマドに、ちょっと落胆。

高温続きで、今年の紅葉は期待できないかも。

とはいえ、水鏡に映える空と雲と山々に、秋の一服の清涼感。

旭岳に向かう登山路

きょうは、ここまで。

夫婦沼 (擂鉢池と鏡池)

当麻岳~安足間岳  鏡池

旭岳  草紅葉は、ぼちぼちと色づき始め・・・


登山規制一部解除の駒ケ岳に

2012-09-16 22:48:34 | 道南の山々

2012年9月15日・駒ケ岳の登山記録:

 

この連休に晴れそうなのは道南のみ。

火山活動が沈静化した駒ケ岳に行ってみようと思った。 登山規制が一部解除になって三年目になるという。

赤井川コース六合目の駐車場から、荒々しい活火山の地肌を踏みしめて、40分。

あっというまに、途中の「馬の背」(標高900m)に着く。

この先に連なる剣ケ峯(1131m)、砂原岳(1113m)、隅田盛(892m)の三つのピークは、いまも立ち入り禁止だ。

ここが当面の「仮山頂」ということか。

重く垂れる雲の切れ間から、眼下に鈍く光る大沼と小沼。

真夏並みの暑さで噴き出した汗を風がさらっていく。

頭上を数羽のタカが旋回していた。そろそろ渡りの時期なのか。

「鷹渡り」・・・秋の気配を感じながら、下山する。

湖畔に近いキャンプ場は、満天の星空に、虫しぐれ。

 

馬の背:から見た剣ケ峰は雲の中  

馬の背から見た砂原岳

馬の背から見た隅田盛   タカ(ノスリかな?)が舞う

馬の背から見た大沼・小沼

大沼湖畔・流山温泉のキャンプ場

 

■登山記録

13時10分: 六合目駐車場

13時50分: 馬の背 (仮の山頂) 

14時00分:下山開始

14時40分:下山  ※登山は15時までに制限されていて、取り付け道路が施錠されるので要注意

①ちゃっぷりん館 400円  下山直後に入浴。森町の公営日帰り温泉。広くて心地良かった。

②流山温泉 500円  キャンプ場に隣接する日帰り温泉。落ち着いた癒し感あふれた異形の施設。

※「流山」とは大噴火に伴う火砕流が運んできた岩石が小さな山をいくつも築いた地形をいうそうだ。

掘り起こした溶岩石でつくられたモニュメントの数々が大地創造を彷彿させる。

 

 

 

流山温泉

 

彫刻家・流 政之プロデュースの「クレージーストーン」

彫刻家・流 政之の野外彫刻 

大沼公園

アキアカネ