池田湖通信

指宿市池田湖から鳥見人の写真エッセイ

77号「秋」

2010年09月17日 | Weblog
現在時刻、16:12気温30℃丁度、湿度45%。今年の夏、特に私が気づいたのは昆虫まず暑い日照りの中でいつもたくさん鳴き声を聞かせてくれるキリギリスが今年は一匹もいません。草いきれの中で、聞こえるのはショウリョウバッタ♂がキチキチと飛ぶだけの草むらでキリギリスだけが、ギーッチョンと鳴いて、少しだけ暑さを忘れる。そんなキリギリスを一匹も見かけませんでした。7スズメバチ(樹木や家屋に巣作りする)が私の家の周辺では見かけませんでした。そして漸く入手したニホンミツバチが2回も巣虫に寄生されて逃げ出しました。

野鳥はどうだったのか?というとサンコウチョウが夏の初め頃一日だけ樫の木で鳴いてくれた。アカショウビンは声だけですが数日間遠くで声を聞かせてくれました。ヒクイナは今年も空振りでした。これから南の国へ渡るエゾビタキは数はすくなかったけれど律儀に渡ってきました。(写真)来るべき秋の使者来てくれると心弾む気がします。樫の木に洞ができると、今年は2週間くらい立ち寄ってくれたアオバズクが巣をかけるでしょう。隣のツバメはもういません。これは例年より早い旅立ちです。フクロウは2週間くらい前から毎晩鳴いてくれています。