カゼーモの広場 ー 風の間に間に日誌 ー

新聞やネットのニュースの感想、自分のことなどを書き、皆さんと交流を図るブログ

里見女流4冠が女性初の二段に 将棋の奨励会対局で2連勝

2013-07-29 20:36:16 | アート・文化

里見女流4冠が女性初の二段に 将棋の奨励会対局で2連勝

 将棋のプロ棋士養成機関「奨励会」の初段に在籍する里見香奈女流4冠(21)は29日、大阪市の関西将棋会館で奨励会の対局に2連勝し、直近の成績が昇段条件を満たす12勝4敗となり、女性では初の二段に昇段した。里見4冠は2011年、奨励会1級の編入試験に合格。12年1月に規定の成績を挙げ、現行規定では女性初の初段に。今後は、奨励会最高位の三段を目指す。日本将棋連盟のプロ制度は「棋士」と「女流棋士」で異なる。棋士の四段になるには難関の奨励会(6級~三段)を卒業しなければならないが、これまで棋士となった女性はいない。(共同通信29日)

 

 4段になって初めてプロ棋士になる。しかし、男子でもこれが至難の業である。3段で辞めた棋士は何人いるか分からない。年齢制限があるから、難しいのである。里見さんも、はっきり言えば、女子プロでなく、本当のプロになれる確率は5~10%位のものであろう。初段が長すぎた。現在持っているタイトルをなげうってでも、来年には3段、そして再来年には4段になってほしい。囲碁の世界では女子プロというものもあるが、多くの女子が男性と一緒のプロで活躍している。これからはプレッシャーも大きくなると思うが、ぜひ頑張ってほしい。


福島第一原発事故(896)-体内にセシウム、心臓疾患まねくー

2013-07-29 14:25:19 | 健康・病気

福島第一原発事故(896)-体内にセシウム、心臓疾患まねくー

チェリノブイリ事故で警鐘・・・・論文発表後逮捕「不屈の学者」

 チェリノブイリ原発事故最大の被災国ベラルーシで、死亡した人を解剖して臓器ごとの放射性セシウムを測定した医師がいる。ウクライナ在住の病理解剖学者ユーリー・バンダジェフスキー氏(56)だ。低線量内部被ばくに警鐘を鳴らす研究は当局に危険視され、投獄される憂き目も見た。・・・・「たとえ微量であっても、セシウムなど放射性物質が含まれる食品を継続的に食べ続けると、健康被害を誘発する恐れがある。内部被ばくと健康被害には相関関係がある」。・・・病理解剖の専門家である同氏は90年、ベラルーシ第二の都市ゴメリにゴメリ医科大を創設して初代学長に就任。内部被ばくの影響を調査した。同氏は、人の臓器にどれくらい放射能があるかを実際に解剖して確かめたことで知られる。96~98年、ゴメリ市内の複数の病院で、心臓血管系の疾患や感染症が原因で死亡した123人の大人や子どもを調査したところ、心臓や肝臓、腎臓などからセシウム137が検出された。同氏は、セシウム137は特に心臓細胞に蓄積しやすく、心臓障害や不整脈が起きやすくなると結論づけた。ベラルーシ人の死因トップは心臓血管系の疾患だ。・・・(「こちら特報部」東京新聞29日)

 彼は論文発表直後、逮捕され、服役した。世界保健機関などはチェリノブイリ事故では「放射性ヨウ素による小児甲状腺がんしか認めていない。福島原発事故では27人が甲状腺がんと診断されているが、福島県は「被爆の影響は考えにくい」としている。ベラルーシ政府は「汚染地区」への再入植方針を打ち出し、日本では汚染地区への帰還を認め始めている。双葉町の役所も福島県に戻った。反対していた前町長は孤立してしまった。このような疾患をなくすには「汚染食品を食べないように努力するしかない」としている。今でも大量の放射性物質が構外に出ていても、事故は終局に向かっているような状況にしている。だから、各自が気をつけるしかないと思っている。(中ノ島賢)


福島第一原発事故(895)-地下水汚染源か、高濃度トリチウムも検出ー

2013-07-28 20:40:59 | 社会・経済

福島第一原発事故(895)-地下水汚染源か、高濃度トリチウムも検出ー

 福島第一原子力発電所の地下水汚染問題で、東京電力は28日、電源ケーブル用トンネル内にたまっていた水から、放射性物質のトリチウム(三重水素)が1リットルあたり870万ベクレル検出されたと発表した。

 法定許容限度(同6万ベクレル)の145倍。

 同じ水からは、同23億5000万ベクレルに上る放射性セシウムが検出されており、事故が発生した2年前に、海や地中へ漏れた高濃度汚染水の残りとみられる。東電は、この汚染水が現在もトンネル外へ漏れ、地下水を汚染している可能性もあるとみて、今後、トンネルから水を抜く処理などを行う。(2013年7月28日18時49分  読売新聞)

 2~3日前には高濃度の放射性物質のセシウムの検出を発表したが、今度はトリチウムである。海には漏れていないと言い張っていたのに、この様である。漏れ出ている放射性物質をすべて発表すべきである。ヨウ素だって、ストロンチウムだって、他の放射性物質だってあるはずである。我々が思っている以上に海は汚染されている。陸以上かもしれない。もう、責任の限界を超えている。責任は取れないということだ。それなのに、再稼働するために、東電の社長は県知事に合いに行くのだから分からない。(中ノ島賢)


生活保護8月から1・5%カット 月7千円減も

2013-07-28 19:53:21 | 社会・経済

生活保護8月から1.5%カット 月7千円減も15年度までに6.5%のカット

 厚生労働省は8月から、生活保護費のうち食費や光熱水費に充てる「生活扶助」の基準額を引き下げる。本年度予算で1・5%、総額150億円の削減。生活保護を受給している約158万世帯の96%で支給額が減る。減額幅は世帯構成や年齢などにより異なるが、子育て家庭など人数の多い世帯で影響が大きい。4人世帯で月額7千円減るケースも。減額は不当として集団で提訴する動きも出ている。生活扶助の基準額引き下げは2004年度以来。政府は1月に削減方針を決定、参院選を考慮し実施を8月とした。14、15年度にも段階的に引き下げられ、最終的に計6・5%、670億円の削減となる。(共同通信28日)

 生活保護の支給条件を厳格にし、行政指導で抑制し、合わせて支給額もカットする。生活保護所帯者に二重、三重の苦しみを負わせる。生活保護者は民主党政権が行ったように、実施してくれると期待したかもしれないがそうは行きません。生活保護の不正受給をする人は確かにいた。年金受給者より高いのはおかしいという人もいる。江戸時代の昔から、貧乏人同士を喧嘩させ、貧乏人はさらに苦しい生活を強いられる。それが自民党政権のやり方である。それが分からず、自民党を選んでしまった有権者。安倍政権の支持率が各メディアが伝えている。今ごろになって、勝ちすぎた自民党にお灸を据えようと思っているかも知れないが、自民党は全く感じない。とにかく安定多数を勝ち取ったのだから、好きなことをする。原発の再稼働も進める。TPPも守りたいものを5品目に基準としているが、これだけなら敗北である。しかし、この5品目だってどうなるか分からない。消費税の増税は慎重になっている。企業は儲けているのに賃金が上がらないから、消費税を上げて、かえって税収の減ることが懸念されているからである。(中ノ島賢)


自民のTBS取材拒否、6月末から

2013-07-27 11:09:17 | 国際・政治
自民のTBS取材拒否、6月末から
 自民党がTBSの報道番組の内容を「公平性を欠いている」として、参院選公示日(7月4日)に安倍晋三首相ら党役員への同局からの取材拒否を表明(同5日に解除)した問題で、取材拒否が6月末から約1週間続いていたことが同党への取材で分かった。通常国会最終日の6月26日放送の「ニュース23」は、電気事業法改正案など重要法案が廃案になったことを伝えたが、自民党は27日に「番組構成は著しく公平を欠いたもの」と抗議。TBSは28日に「さまざまな立場からの多様な主張・発言を伝えようとしたもの」などと回答したが、納得できなかったため取材拒否を決めたという。(毎日新聞27日)
自民党の取材拒否や出演拒否、抗議等は昔からある。その都度、メディア側が折れている。維新の会もそういうことがあった。今回は、自民党が取材拒否しているのだから、そのままでよい。絶対に折れてはいけない。各メディアはこういう自民党が怖いから、自民党が有利になるような報道をする。この度の参院選だって、選挙前の争点を自民党の言うとおり、「捩じれ解消」にあった。選挙後の第一声もどの放送局も「捩じれが解消されました」と伝えた。もし、争点を野党が言ううように、「反原発」や「反TPP」等にしたら、自民党はこんなに勝つことはなかったと思う。自民党のこのような振る舞いは許せない。それに、地方の自民党と本部の捩じれについて何も論争にしない。北海道や東北はTPP、福島は原発、沖縄は辺野古移転など矛盾したことを言っていても、お構いなしの態度である。NHKまで、自民党側に立っている報道をくり返している。これでは当分、逆転のめは出て来ない。野党が反自民で結束するならともかく、政策では合わないのだから無理だと思う。リーダーを民主党も、維新も、みんなの党も譲らないだろう。共同代表方式なら可能性はあるかもしれない。(中ノ島賢)