江戸末期、小金宿の文化人の間では俳句が盛んであった。馬橋の立砂より少し下がる時代に活躍している。
八坂神社にはそれを反映して大きな句碑が建っている
『飛音の してそのあとも 閑古鳥 八巣』
『同じ風 毎日吹いて 梅の花 鶴水』 と刻まれている。
(小金 444)
枝垂れ桜の根本にある。説明文が無いため気に留める人が居ない様だ。
江戸時代の地元小金での中心的俳人 ”瓢々亭鶴水” の句が刻まれている。
「へつらいを 云うかいやなら 山さくら」
なお、裏面にも
「昼やすみ したほとあるけ 夏の月 鶴水」
「夏の月 すゝみかてらの たのしみに 西のみやこへ 帰る人かな
学天上人」
と彫られている。
(小金359)