五香野馬除土手。二重土手の原型を留めてぃる。約120m現存。小金牧の周囲に土手を築き放馬の逃亡を防ぎ、牧内の野馬や数多く繁殖していた鹿や猪などの獣を牧内に留め農作物の被害を防いだ。この土手の近くには通行人のため五助木戸が設けられていた。
(五香6-3)
五香野馬除土手。二重土手の原型を留めてぃる。約120m現存。小金牧の周囲に土手を築き放馬の逃亡を防ぎ、牧内の野馬や数多く繁殖していた鹿や猪などの獣を牧内に留め農作物の被害を防いだ。この土手の近くには通行人のため五助木戸が設けられていた。
(五香6-3)
松戸市内では数少なくなった野馬除け土手が見られる所です。わずか30m位です。お社が土手の上にある金比羅神社の本殿です。神社の入り口は県道に向っていますが、土手は旧道沿いにあります。
(常盤平6-30)
小金牧とその周辺の村々の境目に築かれた土手は延長150kmも在ったという。現在、松戸市内では宅地開発ためほとんど消滅している。わずかに残ったここは高柳新田から牧に入る作業道であった。土手の一部を切り取り道を作り木戸を設けて馬が外に出るのを防いだ跡。写真に写っている柵は現代の柵で交通事故を防ぐための物。(五香六実625)