地域社会～日常茶ハンジ飯事 

〖　１　〗　今朝も早く目が覚めた。カーテンを開けて冷え切った外の空気を吸い込む。布団を畳み下着類を洗濯機へ。顔の始末をつけて外のポストから新聞を取り、居間のストーブ、鍋釜を確認。テレビで予報を確かめ明日は降雨と判じて屋外作業の手順を決めて食事を済まし洗濯物を干す。貸家の前庭の除草と袋詰めを終えてコーヒーと新聞を手にするともう昼だった。！！！！！

〖　２　〗　卓上型パソコン相手に、日記のキーを叩く。天候、気温、主な遭遇記事を記す。旧友会誌投稿記事の、一代記はこの日記が元であり、兵隊から帰還の辺りが今読まれている。なにせ会社創立より早い昔の私の記録に、後輩たちは一驚していた。仙台駅西口に貨物引き込み線があり、その貨物ホームで荷物を積み卸し、馬車や大八車が往来したのは昭和15年から働いた私は、日通でも唯一の語り部となったからだ。！！！！！

〖　３　〗　キーを叩く手を休めて窓の外を見たら、手掌サイズの落ちそうなイチジクの葉陰に、真っ赤なアケビの実がこちらを向いていた。山のアケビは、木昇りしても取りにくいが、我が家のアケビは、下の地面の庭を這う雑草に栄養を取られて、アケビも栄養不測。だからミミツチクなったのであろう。ソット眺めるにとどめよう。！！！！！