山登りとJazzと・・・

芸術性のない証拠写真の羅列です。
思い出と記録を綴っています。
*****備忘録的・フォト日記*****

踊るダケカンバ~~燃える紅葉~白山2,702m(石川・岐阜) ■2014_10_25

2014年10月29日 | アウトドア

 白山(2,702m石川・岐阜)は膨大なボリュームとお花畑の華やかさで高い人気の霊山である。

別当出合からの砂防新道をたどるのが一般的で水場に恵まれ平均した登りが続くので往路に適している。
今回は岐阜県側から登るコース、平瀬道を登って室堂平(2,450m)を経て主峰・御前ケ峰(2,702m)を往復した。
大白川・白水湖の紅葉が目当てである。

山の中間部から上は紅葉は無く、骸骨のように白く骨々しくなったダケカンバが踊っているようで毎回この時期に来ると
ダケカンバの姿が印象に残る。
大倉山(2,038m)から下の登山道にはまだ紅葉が残っており、色鮮やかな木々が目を楽しませてくれた。
比較的赤が所々に残っており、対岸の山の紅葉もあり、まだまだ楽しませてくれる。

登り初めの登山道はここ一、二年で整備され、登りやすく真新しい木の階段が出来ていた。
北陸新幹線の来年の開通や、小松空港を利用してからの韓国からの登山者が増えてきたりで整備され、登山者にとっては誠に有り難いことである。
実際今回も韓国からの登山者が20名前後来ていた。

若い人ばかりで日本人よりもファッションセンスが派手で、映画俳優の集団かと思ったくらいだった。 

真新しく整備された登り初めの登山道
前半、断続的に数百m続いている。 

 登山道の下の方は紅葉がかなり残っており赤も多かった。
陽がのぼり初め、朝焼けで陽がさすところは赤く染まります。 

 

後を振り向くと遙か遠くに乗鞍岳、穂高連峰が見えます。 

ダケカンバが多く、白く白骨化した感じがとてもユニークです。 

 崖の斜面は標高が低くなるためか紅葉、黄葉が残っています。

主峰・御前峰と剣ケ峰 

崖下の落葉したダケカンバ 

 大倉山避難小屋(2,038m)に着きました。

登山道の日陰の霜柱 

見晴らしのきくところからは必ずと言って良いほど後に見えます。
御嶽山(3,067m長野)と噴煙 

 ▼立山連峰と剱岳(2,999m富山)

 急登が続きます。
カンクラ雪渓 

別山(2,399m)も見え始めます。 

三方崩山(2,059m) 

左、別山(2,399m) 

 

白山室堂小屋(2,450m)
今の時期は完全に小屋締めになっています。
トイレも一カ所しか使えません。
水場の水も止められて大変不自由します。 

 

御嶽山(3,067m長野)が正面です。 

槍ヶ岳(3,180m長野、岐阜)、穂高連峰 

手前、三方崩山 
後は剱~立山連峰~穂高~乗鞍~御嶽山がパノラマです。
富士山(3,776m静岡・山梨)も見えますが正確には確認できませんでした。 

下山です。
白水湖の湖面が見えるところまで下りました。 

 ▼ダケカンバが白骨化して踊っています。
踊るダケカンバ~~マツケンサンバ 

 

 

ブナの巨木にできたタンコブ
丁度目の高さですが、登りの時は振り向かないと気づきませんので通り過ごすことが多いです。 

 ▼木の隙間から登山口の小屋の屋根が見えます。
やっと着きました。
涼しい時期で助かります。
稜線歩きも長く、回りの景色も見れていいのですがいつ来ても下りも長く感じます。 

 

真っ先に落葉して白骨化する面白いダケカンバ。

白山は今の時期は当たりはずれなく、
稜線上から
踊るダケカンバが見渡せるので、不思議で面白く、異様なものを見た感じにさせられます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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