籾糠山(もみぬかやま)
岐阜県の北部、白川村と飛騨市河合町の境にある天生峠は、一年の半分を雪にとざされ
泉鏡花の小説「高野聖」や
東山魁夷の「山雲」の舞台となっています。
天生県立自然公園は天生峠を中心に高山植物、高層湿原、奥に広がるブナ原生林や深く切れ落ちる渓谷と滝などがあります。
変化に富む、雄大な自然を体感することが出来ます。
今の時期は山の紅葉は終わっており何も無い状態ですが、不思議と年に一度は来てみたくなる山です。
▼AM8:00頃
白川郷の展望台を通り抜けて登山口へ向かいます。
▼天生中滝(あもうなかだき)
▼登山口で協力金¥500を払い登りは「カラ谷登山道」で頂上に向かいます。
途中の一番のハイライト、カツラ門
カツラの巨木群
毎年、春になると葉が生い茂り原始の世界の巨木に見えます。
▼今日は日曜日で沢山の人が登ってきます。
▼頂上1,744.3m
小さなプラスティックの頂上柱でちょっと寂しいですね。
ここは大きく2m位の太い木の柱にしてもらいたいです。
いくら手入れがされ人気の山でも、これでは評価が下がってしまいます・・・そう思うのは、私だけでは無いと思います。
▼頂上から小平探勝路を見下ろす。
▼頂上は狭いにもかかわらず、次から次と登山者が来るので早めの昼食を食べ下山です。
山の斜面の紅葉は、朝よりもコントラストが強くなり黄葉も鮮やかになります。
▼目の上のブナの葉が鮮やかでした。
▼駐車場に戻りました。
下山してくると、受付の人たちが「お帰りなさい」と挨拶してくれとても良い感じで登山を終えました。
高齢者の人たちが頑張って一生懸命この山を守っている感じがします。
▼黄葉、紅葉が鮮やかな天生峠を河合町方面に向い富山に帰ります。
籾糠山に登り天生峠から帰る途中、回りの紅葉が余りにも鮮やかなので、カーブの連続ですが車を止めたりして
写真を撮りました。
秋空のスカッとした天候にも恵まれ、久しぶりで気持ちよく紅葉の写真が撮れました。
24.25.26と三日間の往復走行距離
292km
相当効率の良い走りが出来ました。