「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」
実は詳しく知らなかった方です。
「もののけ姫」のメイキングで見た程度でしたが、すごい展示でした。
ほとんどが水彩と鉛筆で描かれています。
水彩ですよ~~~。
小学生が学校で使う水彩!!!
子どもたちにもいい経験だったと思います。
同じ(あ、厳密には違うかも 汗)絵の具でこんな絵が描けるんだ!って。
絵の中に光と空気を感じる。
映像で見るより、ずっと素晴らしい。
(つくづく「男鹿さんと森で絵を描こう」に参加できなくて残念です)
トトロの立体洞窟は子どもが大喜びでした。
最後に男鹿さんの制作用デスクの再現と、絵が出来上がるまでの説明パネル、DVDの上映があります。
DVD(22分)では最初、子どもが描いたようなタッチからどんどん詳細な筆が加えられ完成するまでの様子を見ることができます。
セルを重ねた作品も多数あったんですが、感動したのが「雨」
トトロの雨のシーンの背景でした。
絵の上にセルが載せられているんですが、カッターのような刃物でたくさん傷がつけてあり、それが細かい雨に見える。
すごい。
昔、高校生のころに見たルノワール展より感動したかも。
(単に母がアニヲタだっただけです 笑)
小林七郎さん、椋尾 篁(むくお たかむら)さんといった母が昔尊敬していた方々の名前が出てきて懐かしかった。
じっくり1時間かけて見ました。
写真のトトロ、右側が男鹿さん制作らしいです。(サイン入り)
左は鈴木敏夫さん作。
12日には宮崎監督も来道していたんですね。
重ね重ね残念です…。
「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」
会期:2008年7月12日(土)~9月15日(月・祝)
※会期中無休
開館時間: 9:45~17:30
※毎週金曜日および8/12~14は21:00まで
(入場は閉館30分前まで)
観覧料:一般・大学生 1,100(900)円、中学・高校生 900(700)円、小学生 600(400)円
※( )内は前売および20名以上の団体料金
★当日券はローソンチケット(Lコード14109)、チケットぴあ、サンクス、ファミリーマート(左記3店Pコード688-126)でも売ってるよ~。