北の国の3男4女物語

 

 
 
 
  

十四の心をひとつにして「聴く」

2005年05月28日 | 携帯から♪
昨晩は逗子市教育長野村昇司さんの講演会でした。

講演会のタイトルは「十四のこころひとつに…聴」

人間には十四の心があり、それをひとつににして心を傾けて聴く。
それが「聴く」という字の意味。

普段から携帯メールで「きく」の変換に違和感を持っていたのですが、
このお話を聴いてすっきりしました。

普段よく使われる「聞く」という字は閉じられた門の前に耳がある。
閉じた門の向こうから聞こえる音が聞こえる…心が伴わなくても耳に入る「音」を聞く。

読み聞かせは聴き手が「聴く」もの。
読み手は聴き手に心を届けることが大事。
ただ機械的に読むのでは心が届かない。
コミュニケーションとは心が通うこと。

言葉の豊かさは子どもの豊かさ。

子どもの頃、たくさん読み聞かせをすると心豊かに育つというのはこういうことなんですね。

学習するには時期があって、それを逃すと身に付きづらくなるそうです。
狼に育てられたアマラとカマラは言葉を習得できずに亡くなりました。
子どもの頃、学んだことは大人になっても忘れませんが、大人になってから学んだことは忘れる度合いが大きい。
(心当たりあるある…)

「ちょっと待ってね」
この間にも子どもは成長するのです。
相手のために時間をつくることも愛情なのです。

…反省。
愛情欠乏症かも。

でもみんなワタシが忙しいときには待てます。
ちゃんと一人で本を見たり、絵を描いて遊んでいます。
「それは母親を信頼している証拠」
と野村先生の著書にあり、ちょっと救われました。

…よかったよ
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