湖面の氷も解け始め、白鳥の「出発条件も整った」のでしょうか。
飛び立つ白鳥と空を舞う白鳥を狙いました。
7時半過ぎ瓢湖へ着いたときは、霧が立ち込めていて周囲の山も湖面もぼんやり、
何人かのカメラマンが三脚を立てて、腫れ上がるのを待っていました。
しばらくして、徐々に視界が開いてきます。しかし、中々白鳥が飛び立ちません。
湖面は薄らと凍っているし、近くの田圃も雪に覆われ、餌場が少ないからかな等
と勝手に思ってしましました。本当の理由は何なんでしょうか。
ようやく晴れあがってきました。二王子岳でしょうか、雪が輝き綺麗に見えてきました。
白鳥は目覚めてないわけではないと思いますが、薄氷で動けないのか
ジッとしていて動きません。白河夜船とでも言うのでしょうか。
氷が張らなかった所で休んでいたのかな。そろそろ出番と思ってか、目をパッチリ開いたようです。
朝日がさし、氷が融けたようで「よーし、出番だな」と合図しているように思えます。
すると、彼方此方で羽ばたき始めます。こんな考え方を勝手に作り、長い時間楽しんだ1月18日でした。
もう一度、この日の「瓢湖の白鳥」を載せたいと思っています。
冷え込んで雪が舞い散る中での「出初め式」消防署の方々は、大変だったことでしょう。
消防車のパレードが何台も続きました。各消防車に男女ペアで観閲?された姿に親しみ感を覚えました。
緊張感を漂わせ、寸分の動きもない消防士から、日頃の訓練や仕事の厳しさが伝わってきます。
放水は、梯子車からでした。責任者の指示・監督のもとテキパキと進められる様子に引き込まれます。
観衆の中から「あっ、お父さんだ」と子供の声、消防士がちらっと家族に向けた表情と瞳から信頼と温もりを感じました。
今夜の夕食は、何時もより「会話が弾む」でしょうね。
式が終わって女性消防団員の記念撮影、何人かのカメラマンが入れ代わり立ち代わりパチリ。
雪の降る中コートを脱ぎ、寒さを堪えて長時間のサービスです。お疲れ様でした。
遊歩道へ向かう途中、我が家から150mくらいのところで車庫の
上に載っている自動車が目に入る。オヤッと思い、カメラに収める。
遊歩道から上方を見ると近くのマンションに住む方だろうか、
買い物の帰りのようだ。夕餉は、すき焼きかな。なんて、つい思ってしまう。
更に進むと老後夫人が、遊歩道につながる雪の積もった坂道を買い物袋と傘を持ち、転ばぬように
手摺を頼りに買い物に行くのだろうか、ゆっくり歩を進めている。家には旦那さんが待っているのかな。
ビシャビシャ雪の遊歩道、何人かあり板跡がある。皆さんは何を考えながら歩いたのだろう。
シロサギだろうか。待っていてくれたかの様にあまり動かない。
しばらくして飛び立ったのだが、残念ながらカメラの収められなかった。