トラトラ道場~入門~(進捗8)

2010-01-31 05:52:58 | Bicycle
昨日アップした動画を見て、なんでこんなにバックの動きが悪いんだろう…と考えていた。
そしたら、仕事中に閃いたんだ…本当に突然の事。

前足の位置…これが原因ではないか…。

利き足の前足(左足)がクランク水平よりも下がってはいけない。
自分なりに考えた理由はこれ。



クランクが水平よりも前下がりになっていると、バランスとりの基本になる前側の足は、少なくても後側に動かない…。
なぜならば、クランクの円運動は水平位置までは前側に進むから。
だから、体を後ろに引こうとしても、バランスを取っている前足が前に残ってしまうので、体全体で後ろに下がれず、上半身で後ろに引っ張るような動作になる。



クランクが水平よりもやや前上がり…これならどうだ?

多分だよ…
クランクの進む方向と体全体の進む方向を一致できるからグイッと…
チンキーさんの言葉を借りれば『椅子の背もたれにもたれる感じ』で行けそうな気がする。

仕事中に床に足をおいてイメージを掴む…
おおぉ!なんか、行けそうな気がする!

なんか、練習したいぞ…って、おい!
仕事しろよ、しごと!

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トラトラ道場~入門~(進捗7)

2010-01-30 07:19:13 | Bicycle
『つま先上がり』『踵下がり』のアドバイスを頂いたスタンディングのトレーニング…その後の進捗状況。

この間の『MTB スターター講習会』で自分なりに発見した『前後バランス』の話…YANS の言葉を借りれば『軸に乗る』と言うことを考える。
『自転車操業』なんて、動いていれば倒れない経営学用語があるが、自転車は左右のバランス感覚のほかに前後のバランス感覚も重要…と、最近になって思い知っているおいら。

ステンディング…要は一ヶ所に留まるのだが、『ピタッと止まる』のではなくて自分自身の荷重位置を動かしながら『自転車の軸がぶれない様にする』ってこと…。

そこの所を意識しながらやっているつもりだが…

スタンディング練習中


う~ん…お粗末…。
始めた頃よりは明らかに良いけどさ、体を後ろに引こうとした時の動きが悪いね。
上半身が前に残っているからスムーズに下がれない…重心が前にぶれているからスグに前に移動しないとバランスが保てない。

継続課題だなぁ…。
毎日ちょっとづつ練習しながら、8級に進むか…な。

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道路は誰のもの?

2010-01-29 08:25:57 | Bicycle
最近、気になっていることを話題にしたい。
表題で書いたとおり、『道路は誰のもの?』ということ。

何を今さら曲がりなりにも趣味で自転車に乗っている人が、改めて話題にするのか…と、思わないでほしい。
おいら自身に対しての戒めも含み…である。

スポーツバイクに乗っていると、ママチャリではあり得ない速度が平気で出る。
ロードバイクに限らず、MTB でも。
道路交通法上、自転車は軽車両であり、軽車両は車両の一部である。
故に、日本の公道を走る上で自転車はママチャリでもスポーツバイクでも、ほぼ自動車と同じ規制を受けることになる。
もちろん、交差点右折の問題や、歩道走行など、全てが自動車と同じというわけではない。
ここまでは『法律を基にした』一般論。

で、無灯火走行や、右側走行、ケータイ他所見運転など、悪質な走行は言うに及ばずなのでカツアイ。
また、現在の道路行政の不備を突くのも意味がないので、触れない。

ここにきておいらが思うのは、昔の『アウトバーン』のように、速度規制がない道路に向かって行かないかなぁ…という発想。

なんでこんな話をするのかと言うと、規制を厳しくしても、現実と規制のギャップは何時か必ず発生して改正されていくから。
その時に、前の法律ではOKだったことが、今の法律ではNGになったりする。
せっかく作った道路が、新しい規格に合わない…なんて、すごく起こりやすい話。
現実問題、今の自転車通行可の歩道みたいなやつね…自転車は車道を走るべし、と道交法は改正になったわけで…。

極端な理想論だが…『道路にセンターラインだけあれば良いんじゃないのかな。』

歩道もいらない。
自転車道も作らない。

区分けしようとするから道路が狭くなり、
作り込むから修正が効かない。

道路の利用法はごくシンプルに『左側通行』と『キープレフトの原則』。
遅い車両が一番左を通り、抜きにかかる時は右側から。

ママチャリで頑張っても…瞬間的に 30km/h ぐらいは出るだろうが、そう長くは続かない。
スポーツバイクはそれよりも速いだろうが、単車や自動車には抜かれるだろう。
単車も自動車も含めて、自分の走れる巡航速度を自分自身が見極めて、道路のどの部分をどのスピードで走ったら良いのかを考える。

今まで自転車乗りとして、道路行政に対しての不満を言ってきた。
『正しく自転車を認識してほしい』ってね。
でもね、ここに来て思うんだ…。
自転車乗りとして…ではなくて、道路の利用者としてどうなんだ?…って。

道路を『Share』するつもりで、実は自転車の『分け前』だけを期待してなかったか?
本当は『共有』する必要があるんだけど。

結局のところ、道路利用者のモラルがあって初めて成り立つ『Share The Road』。
そこのところを根っこに据えた道路行政、それと法律を目指す方向でブレないで進めば良いのになぁ。

道路の利用者としての、道路は誰のもの?
考えてみても、良いかな…と。

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ニワトリとタマゴ

2010-01-28 05:32:16 | Daily Life
どっちが先かという、他愛もない水かけ論の代名詞みたいなものだが…。

年末に痛めた腰が『なんとなく』完治できない。
腹筋・背筋が弱いから腰を痛める。
腰が痛いから腹筋・背筋のトレーニングができない。
今の自分を自嘲するように『ニワトリとタマゴ』という言葉が頭の中に渦巻く。

もともと股関節が硬く、標準的な人ならば股関節の動きで受けられる動作も、腰をひねることで受けているとの指摘を整形外科で受けている。
それだけに股関節のストレッチは欠かせないのだが、一度痛めてしまうと暫くはムリできない。
この1ヶ月ほどは『騙しだまし』…痛みが出ない程度の事しかしていない。

案の定、腹筋・背筋は弱り、股関節は硬くなる…。

ゆっくり治すしかないのだが、1ヶ月サボると(故意にサボっているわけではないのだが)…焦る。

焦っても意味がないことは分かっている。
でも、焦る…時間がないから。

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1月27日 1歳

2010-01-27 05:50:58 | Bicycle
1年前の今日、1月27日…おいらの赤鯱号@ Gary Fisher Piranha が納車になり、MTBer への道にのめり込み始めた記念すべき初日。
あれから1年の歳月が流れた…そう、おいらはまだ MTB に乗り始めて1年しか経っていなかった(爆)!
ずいぶん長いこと MTB に乗っていた気がする…気のせい(笑)。

無駄に自転車歴が長く、ロードバイクは次のシーズンで18回目のシーズンイン。
ツーリング仕様のロードバイク乗りだったおいらが、ひょんなことから始めた MTB …。
まさかこんなにハマると、おいら自身も思わなかったなぁ…。



納車当日の『どノーマル』な赤鯱号…あれから1年。



同じと言えば…同じ。
別物と言えば…別物…かも…。

思い返せば1年前、おいらの体が小さいせいで、ずいぶん入荷待ちをしていたなぁ…。
MD サイズならバンバン入荷していた Piranha も SM サイズは品薄で…9月に言って4ヶ月待ち。
待ち時間が長かったからこそ、反動でのめり込んだのかも(笑)。

さぁ、2年目。
またいっぱい走ろうな!

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ウンチク

2010-01-26 08:27:11 | Bicycle
先日の MTB 講習会の内容について、おいら自身の頭がまだハッキリと覚えているうちに文章にしておこうと思う。

話を聞いて、実演を見れば見るほど、
コントロールしているのは『MTB』ではなく『自分の体』なんだという事が分かってくる。
MTB のコントロール技術の真髄は荷重移動…要はバランス感覚。
どの体勢から、どの強さで、どのスピードで、自分の体を狙った場所・姿勢に移動させるか。

先日の記事で、おいらはそう書いた。
その中身にちょっと踏込んでみる…。

課題は、アンロック・ブレーキング…決められた地点からブレーキをかけ始め、決められた枠の中で止まる…路面は芝の上というシチュエーションだった。

ブレーキングの時、ロックさせない理由は2つ。
1.ロックさせるとコントロール性が悪くなる=タイヤの切り角と違う方に進む。
2.静止摩擦は、動摩擦より強い=グリップした状態の方が強いブレーキングを生む。

芝は舗装路より滑りやすく、ロックしやすい。
だから『如何にロックさせずに強いブレーキングの状態を作るか』が、ポイント。



で、答えは後荷重でのブレーキング…。
前に進もうとしている力が働いている(慣性の法則)から、ブレーキングの動作では前に向かって荷重がかかる。これを抑える動き(作用に対しての反作用)をすればいい。

後ろに荷重をかけることで、前に向かっていたGを少しでも後ろに引きもどす…トラクションの掛かりにくい後輪の滑り出し(ロック状態)限界値を上げる。
前輪に掛かる荷重の量を減らし、前輪ロックで後輪が浮き上がる(ジャックナイフ)動作の限界値を上げる。
…というわけだ。

この動きは、前に向かってGが働く動きを抑える共通の考え方の基礎になる。
下り坂はスピードが出ていなくても下向き(前に向かって)の荷重状態になるから、必然的に後荷重でのコントロールが必要になってくる…というわけ。

坂道を登る場合はどうだろう…。



今度はさっきの逆、前荷重だ。
登り坂では重力という下向き(後ろに向かって)の荷重がかかるから、後輪に必要以上の荷重がかかることになる。この必要以上の後荷重を出来るだけ前輪に逃がして前後のバランスを保つようにするってわけ。

これが MTB 荷重移動の基本形…その真意は前後バランスを均等に保つこと。

でも、実際のトレイルでは『登りっぱなし』『下りっぱなし』というシチュエーションは少なく、ギャップ越えなどの細かなアップダウンを繰り返しながら走ることになる。

前タイヤがギャップに乗り上げようとしたときに、前を軽くして『ゴツン!』と当たらないようにする…これが前の抜重。
でも…よく考えてみると、前を軽くしたように感じる抜重の動作は、乗り上げたときに発生する上向きのGを取り除いただけで、前に掛かる荷重全てを取り除いたわけではない…。
当然、後の抜重も同じこと。

考え方は基本形と一緒、ギャップにより発生した上向き・下向きの『余計な力(=G)』を取り除き、前後のバランスを均等に保つこと。

リフト・ジャンプなどのトリックが入らない限り、この考え方は『正解』…かなり地味だけど…。
いや、トリックが入った時こそ前後のバランス感覚だ。
敢えて一時的にバランスを崩し、車輪が接地していない状態を作り出すことで障害物に乗ったり降りたりする『切っ掛け』を作る…でも、崩したバランスを直ぐに取り戻す動作をする。
前輪(または後輪・或いは両方)が接地していない=バランスを崩している状態…と言うわけだから、バランスを取り戻す動作の難易度は高い。

極論。
普通に平地を流している時の荷重位置を、どんな局面でも作って見せる。
その為に、どの体勢から、どの強さで、どのスピードで、自分の体を狙った場所・姿勢に移動させるか…体を移動させることで発生する『動エネルギー』を駆使して、MTB の姿勢をニュートラルの状態にさせるってこと。

理論は分かった。
後は実践のみだが…。

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トレイル デビュー

2010-01-25 08:52:35 | Bicycle
去年の11月中旬に新調した長男の MTB TREK MT60。
新しい自転車を購入したら直ぐにでも一緒に遊びに行こうと思っていたのだが、12月から何かと忙しく『伸ばし伸ばし』にしていたサイクリング。
1月の良く晴れた日曜日にようやく実現。



KIトレイル…決して難しくない、トレイルデビューに『もってこいの場所』で長男と自転車遊び。



良く晴れた快晴の空に、琵琶湖…その向こうに比叡山と比良の山々。
眺めの良い場所、芝生・ダート・そして林間スラローム…



…は、まだちょっとムリだった(笑)…。

初めて経験する『本格的オフロード』。
MTB の醍醐味は、何と言っても『自然との対話』。
ある時は攻めて攻略し、ある時は優しい癒しを貰う。
タイヤから伝わってくる刺激は、自分の心と響きあって時に楽しく、時に苦しく。

舗装された道路では味わうことのできない、新しい自転車の魅力を、長男が肌で感じてくれたらそれで良い。

心地よく遊んで、帰りのクルマの中で、撃沈…。
ハハハ…おつかれさん。
また行こうな。

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コントロール

2010-01-24 08:52:53 | Bicycle
次女と一緒に MTB の基本乗車の講習会に参加。
バイクコントロールの初歩の初歩を実演と実践を踏まえて練習。



参加者は MTB に乗り始めて間もない方々を中心に8人…いつものお店から教えてくださる『講師役』が2人。



課題は、
アンロック・ブレーキング=ジャックナイフにならない、後輪を引き摺らない…。
スラローム=左右への荷重移動。
小さなギャップ越え=前後への荷重移動。
小さな段差乗り上げと小さなドロップオフ=ちょっと速い前後への荷重移動。



話を聞いて、実演を見れば見るほど、
コントロールしているのは『MTB』ではなく『自分の体』なんだという事が分かってくる。
MTB のコントロール技術の真髄は荷重移動…要はバランス感覚。
どの体勢から、どの強さで、どのスピードで、自分の体を狙った場所・姿勢に移動させるか。

難しい課題は無い…次女も課題をクリアできる…が、講師との違いは『余裕』。
言ってみたら『射的の標的』みたいに丸い円があり、丸の中に当たれば『まぁ、OK』。
でも、課題が難しくなれば丸の大きさは小さくなるわけで…。
講師の動作はスムーズで、易しい課題で大きな円でも中心の『大当たり』を外さない。

その円の『ど真ん中』に荷重移動という極々当たり前の基本があった…ということを発見。
山で一緒に走っていて派手なアクションに目を丸くするだけだと、アクションの陰に隠された基本まで見えてこない。
地味な基本動作だからこそ、そのスムーズさの真髄が見える。

どう言おうか…海老の天ぷらみたいな…と言うのかな。
派手なアクションは『ころも』でしかないっていうか…。
本当の旨みの海老の部分は基本動作で、でも…ころもがないと天ぷらにならない=おいしい料理にならないってことだろうか…。

こう動くと、こうなる…。
その意味を見て感じられた…良い経験だったね。

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基本

2010-01-23 07:13:41 | Bicycle
基本=判断・行動・方法などのよりどころとなる大もと。基礎。(大辞泉より)
基礎=1 ある物事を成り立たせる、大もとの部分。2 建造物の荷重を支持し、地盤に伝える最下部の構造物。(大辞泉より)

最近、スタンディングの練習に端を発して『基本・基礎』と言うことを切々と考えるようになった。

何事においても、土台が大事。
何かを成し遂げようとするとき、どんなことでも最初はこの『基礎』の部分から取りかかるのだが、ちょっとできるようになると基礎を飛ばすようになりがち。
でも、本当に土台が大事なんだと何れ気がつく…今のおいらのように…。

そんな事を考えていたら、いつものお店の掲示板にこんな掲示が…。

これからMTBを始める方向けのMTBモーニングライドを実施します。
内容は下記を予定しています。
  ①乗車の基礎
  ②ブレーキング
  ③不安の解消
などなどおおよそ3時間程度の予定です。なお本格的なトレイルには行きません。
基本的な乗車方法のマスターが目的です。

今一度、基本を見直すチャンスか?
次女を『ダシ』にして、こそっと参加(笑)。

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踏み位置

2010-01-22 08:39:27 | Bicycle
MTB 用のビンディングシューズのクリート位置を下げた。



可動範囲の、ほぼ上限(前側)一杯だったところから約 5mm 後ろに下げる。

踏み位置を下げる理由は、前乗りの改善 MTB の中心で乗るために他ならない…。
今までであれば『ちょっと低いなぁ…』と思ったかもしれないが、スタンディングの練習で『踏ん張れる位置』はそんなに前ではない…とわかったから、思いきってズバッと。

time のビンディングは左右(ねじり)の『遊び』が大きいので、取付角度に神経質にならなくて済む…変更作業はアーレンキーでキュキュッと締め直してすく終了。

それにしても、汚いシューズやね…(笑)。

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