リビア暫定統治機構の国民評議会(NTC)当局者は20日、元最高指導者のカダフィ大佐が、拘束時に受けた負傷によりシルト近郊で死亡したと明らかにした。
これより先、NTCのAbdel Majid氏はロイターに対し、カダフィ大佐の身柄が拘束されたと述べていた。北大西洋条約機構(NATO)の戦闘機による攻撃から逃れようとした際に、両脚を負傷したとしていた。
「カダフィ大佐は頭部も負傷していた」とし、「カダフィ支援部隊に対し激しい銃撃が加えられ、大佐は死亡した」と述べた。(ロイター)
これでリビアが民主的な国になると思っていたら大間違いだ。おめでたいと言わなければならない。以前のリビアは遺跡も多く、保存状態も良い国だったであり、治安も悪くなく多くの観光客が訪れる国だったがこれからは治安も悪化し観光客も訪れる事は無くなるだろう。
今まではカダフィ大佐と言う共通な敵があったので国民評議会もまとまったが、共通な敵が死んだあと起こるのは国民評議会内の対立だ。イスラム原理主義勢力と知識人などの層とは相いれる事はない。貧しい人々にはイスラム原理主義は浸透している。しかし一方西欧的な自由な空気を知った層もある。
西欧かぶれを殺す事はイスラム教徒にとっては物質的な存在は殺すがそのことによって魂を救うと言う事になる。リビア全土をイスラムの国にする事がマホメットの教えに忠実であり、アラーの神の思召しである。アラーと言うのはただ神の名ではなく、アッラーと言うのはお祈りの言葉らしいが。難しい。
アフガニスタンがソ連経済の破綻をもたらし、ソ連と言う国まで消滅させてしまった。アフガニスタン、イラク、リビアとアメリカは泥沼に自ら入っていった。ベトナム戦争とは比べ物にならない泥沼だ。アメリカにはこれらの国を安定させる事は出来ない。経済的負担だけはどんどん天文学的に増えていく。ソ連の二の舞を踏む道を進んでいる。カダフィ大佐の死はアメリカ崩壊の始まりではないだろうか。
これより先、NTCのAbdel Majid氏はロイターに対し、カダフィ大佐の身柄が拘束されたと述べていた。北大西洋条約機構(NATO)の戦闘機による攻撃から逃れようとした際に、両脚を負傷したとしていた。
「カダフィ大佐は頭部も負傷していた」とし、「カダフィ支援部隊に対し激しい銃撃が加えられ、大佐は死亡した」と述べた。(ロイター)
これでリビアが民主的な国になると思っていたら大間違いだ。おめでたいと言わなければならない。以前のリビアは遺跡も多く、保存状態も良い国だったであり、治安も悪くなく多くの観光客が訪れる国だったがこれからは治安も悪化し観光客も訪れる事は無くなるだろう。
今まではカダフィ大佐と言う共通な敵があったので国民評議会もまとまったが、共通な敵が死んだあと起こるのは国民評議会内の対立だ。イスラム原理主義勢力と知識人などの層とは相いれる事はない。貧しい人々にはイスラム原理主義は浸透している。しかし一方西欧的な自由な空気を知った層もある。
西欧かぶれを殺す事はイスラム教徒にとっては物質的な存在は殺すがそのことによって魂を救うと言う事になる。リビア全土をイスラムの国にする事がマホメットの教えに忠実であり、アラーの神の思召しである。アラーと言うのはただ神の名ではなく、アッラーと言うのはお祈りの言葉らしいが。難しい。
アフガニスタンがソ連経済の破綻をもたらし、ソ連と言う国まで消滅させてしまった。アフガニスタン、イラク、リビアとアメリカは泥沼に自ら入っていった。ベトナム戦争とは比べ物にならない泥沼だ。アメリカにはこれらの国を安定させる事は出来ない。経済的負担だけはどんどん天文学的に増えていく。ソ連の二の舞を踏む道を進んでいる。カダフィ大佐の死はアメリカ崩壊の始まりではないだろうか。