2012年8月20日週刊ポストの義援金使途疑惑捏造記事がもたらした騒動は当分続きそうだ。30日ようやく折本市議がそのHPで釈明を述べている。
その中で「センセーショナルなタイトルで記事になっていたことには驚きました」と書かれているが、まるで他人事ではないか。市議自身が告発と言う事で週刊誌の記事の内容を信じた人も多いと思うとあまりにも無責任であり自覚がないとしか言いようがない。
取材に応じた市の財政課の「市庁舎・花火に使われていると言われても否定できない」という発言に、市の「義援金」に対する認識を疑いました。
とあるが、これは市の財財政課の公式見解であるのだろうか。頓珍漢な記者のわけのわからないしつこさに課員がいい加減な回答をしてしまったのではないだろうか。それを持って市の「義援金」に対する認識を疑うと言うのはいかがなものか。
これについて市長から市議会議長への要望書に対する記事の中で以下の事が書かれているが
”「折本ひとみ議員がとった行為」とは何を指すのでしょうか。取材を受けたことでしょうか。そうだとしたら、市の財政課職員も同じように取材を受けているわけですから、しかも、その職員の発言がセンセーショナルな記事のタイトルになっているわけですから、まずはそちらの行為をご指摘ください。”
とあるが、一体折本議員は議員としての自覚があるのだろうか。名前も曖昧な一職員のどこまで理解して回答したのかわからない回答をもってその課員の責任を指摘しろと言うのか。
センセーショナルなタイトルではあるが、記事の中で告発者として折本議員が出ている事で多くの読者は記事の内容を信じたのではないだろうか。捏造記事を事実のように誤解させた市議としての責任を自覚しているのだろうか。
さらに9年前の市長の問題を持ち出すとは何なんだろうか。まるで悪いのは自分ばかりじゃない。みんな悪いんだと言いわけしているようにしか感じない。
義援金に対する認識に問題があったとすればまず市議会を通じて市に見解を求め、もし扱いに問題があるとすれば市に是正処置を求め見解を明らかにするように求めるのが市議のすべきことではないか。
週刊誌の尻馬に乗るような今回の行為は軽率だったと言わざるを得ないのではないだろうか。