筒

　小学校の卒業式では、卒業証書を授与された後、すぐに証書を丸筒に入れてもらうことになっています。
　練習のときには、過去の卒業証書用紙の余り(いろんな校長先生の名前になっています)や、過去の丸筒の余りを使って練習するのですが、引っ越しのどさくさのせいで練習用の丸筒がどこに行ったか分からなくなっていました。

　ところが今日、ひょんなことから丸筒を発見し、さっそく午後の練習で使いました。

　子どもたちは証書をもらった後、座席の後ろで係の先生に筒に入れてもらいます。


　座るときの筒の持ち方も指導されています。


　でも練習用の筒が十数本しかなくて、筒がなくなってしまったら、次の人からは輪ゴムです。

　筒はふたをポンポン外したくなるし、輪ゴムはパチパチ引っ張りたくなりますが、６年生はけっこう緊張していて、ほとんどの人がきちんと持って座っていました。

　証書授与の練習が終わって、先生に、
「ちょっと力抜いていいよ。」と言われた途端、
「はあ～っ。」とため息をついて脱力していました。


　証書授与だけで、こんなに疲れていたら、本番は大変ですよ。

　明日は、１時間目が６年生の練習、２時間目が５・６年生の練習、３・４時間目が９年生の練習、５・６時間目は７・８年生の練習です。