ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

初遠征(11 2番目のパー)

2007年03月05日 | 日記
5番ホールは、まっすぐに打ち上げていく425
ヤード、パー5。グリーン手前の大きなバンカー
が鬼門だ。

打ち上げのホールの中でも、山のコースは特にキ
ツイ。日ごろの運動不足、足腰の弱さが暴露され
る。ティーショットを打って、第二打地点にカー
トでいったはいいが、それからうねったフェアウ
エイを横切り、ラフでボールを打つたびに、体力
のなさを思い知ることになる。

傾斜地でのショットは、スタートした頃は、まっ
たくボールにかすりもしない。それが体が動きだ
すと、今度はボールの行方が気になるものだから
20cmも手前をダフリ、点々ともぐらの穴を空け
てしまう。

なんでこうなるの?
この疑問に、「傾斜地では傾斜なりに体を平行に
構え、云々」というワンポイントレッスンを想い
だし振ってみる。
「あー、そうそう、これだった。」

それで、ボールの辺りになんとかヘッドがいきは
じめ、打ってみると、ギッチョのほなさんは目標
より左方向にしか飛ばない。ここでまた、疑問が
生じてくる。なぜまっすぐ飛ばない?
乙女の清らかな疑問のごとく、
なぜ?どうして?私だけ違うの?
ゴルフとは、いつまでたっても疑問の山だ。
「?????」

練習場でうまく飛んだボールの軌跡は、本当に奇
跡だったのか。自問自答はさらに深くなり、他人
のショットなどおかまいなし。行き着くところは、
「私が手に持っているクラブはボールにあたるよ
うに、作られたのだろうか?」
間違えて、磁石のS局同士、N局同士を合体させ
ようとしているんじゃないか。
疑問は不安を呼び、そして不信となる。

tomomiさんが珍しくテーショットを曲げ隣のコース
へ。苦難のうえの第三打は、さらにバンカー手前へ
と続いた。
テーラーさんは快調のショットで3打目でグリーン
エッジに乗せてきた。
NARASETUさんは花道へ。

tomomiさんのバンカー手前からのショットは、深い
バンカーゆえに、絶対に入れてはいけないプレッシ
ャーが大きくのしかかっていた。すると、顔がおき
るのがちょっと早かった。バンカーを跳び越すため
ボールを上げなければならない、その結果が知りた
い、誰だって人の子だ。そこにはtomomi「戦車」と
呼ばれ、周りの男どもを恐怖に陥れる威圧感は無く
なっていた。

苦難は苦難を呼ぶ。
「S」と書かれたクラブヘッドの歯で、横っ面をは
たかれたボールは、大きく飛んでホームラン。
グリーン奥の土手に銀色のシートが置いてあった。
その向こう側にひっかかって停まった。シートがな
ければグリーン近くに転げ落ちてきただろうに、ツ
イテナイ。
シートを除けてtomomiさんが打つ。グリーン奥の左
足下がりの急傾斜、しかもグリーンは下って、深い
深いバンカーへと続いている。こうなれば、運命は
決まっていた。

「ほなさん、さっきのショットは拙かった?」
とtomomiさんは力を落としてたずねた。
「仕方ないよ、あれは」
とほなは答えた。
ほなさんの短い経験でも、落としてはいけない場所に
行ってしまってはダメなところがある。それぐらい
のことは分かった。ここがそうなのだ。

tomomiさんは、その後バンカーから出し計7打。あと
の処置がうまかった。
ほなさんは、「ボギーパットを決めろ!」という周り
の応援むなしく、根性なしのダブルボギー、7打。
NARASETUさんは、パーパットをはずし、惜しい6打。
テーラーさんは、2パットで決め、会心の「パー」。
それぞれ悲喜こもごも。

「tomomiさんに続き、テーラーさんとパーが連続で
 でた。こりゃ次は、NARASETUさんですね。」
とほなさんは予言。
次こそは NARASETUさんの番だ!

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