ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

球跡の修復

2007年11月20日 | 日記
平和な家庭「ほなさん家」に勃発した「よん
どころない事情」。
悪いときはなんでも悪い方向へ行ってしまう
のが人生。なんとかしようとすればするほど
”ドツボ”にはまるものだ。

就職したての若い頃、大きなミスをしてしま
ったことがある。立場上、たまたま年の若い
ほなさんが、3つ年上の先輩の上司となり動い
ていたときの話。

ある時、判断ミスをして大失敗。100人か
らの人に迷惑をかけてしまった。頭を丸めて
事情説明に行こうか、どうすべきか迷った。
部下の彼に会い、判断ミスの言い訳しようと
する私に、彼は助言をしてくれた。
「ほなさん、あんたが上司なんだから、いろ
いろ言わずに頭を下げてください。負けると
きはアッサリ完敗しましょう。」

この助言通り、頭を下げてあちこち回った。
この時はじめて、自分の非を認める時こそ、
素直さが必要なことを知った。率直さは、自
分自身を生かす道でもあると気付いたのは、
ずっとずっと後のことありました。
人は必ずミスをする。ミスをして、そのリカ
バーといっても何もできないことが多い。素
直に謝ること、相手に許しを請う、これに尽
きるということを経験した。
ありがたい助言だった。

この助言は今も生きている。
ドライバーが飛ばない、アイアンで失敗し、
同伴者の足を引っ張ってしまうことがよく
ある。そして同伴者のリズムを壊してしまう。
同伴者の悪いが、素直に謝り、明るく済ます
ことにしたい。トラブルはあっても110の王、
ライオンコンペへ参加したい。刻々迫る掲示
板を横目に観るばかりでは辛い。

そしたら、店の仕事は息子が入り、月曜日の
大阪での仕事は、日曜日に済ませられること
になった。大阪で仕事をする予定の、愛媛県
の相方が、時間を早めて上阪してくれた。こ
れでお膳立てはできた。
ありがたいねぇ。

今回コンペの同伴者、のんちゃんの言葉。
「グリーン上のピッチマーク(球跡)を3つ
以上直すことにしているのよ。そしたら、き
っとうまくゆくような、、、。」

前に聞いていた言葉だけど、今回はこの意味
がドスンと胸に落ちました。ほなさんは、の
んちゃんのように3個は直せなくとも、1個
でも直してゆきますよ。
お掃除の達人が言った言葉に
「ひとつ拾えば ひとつだけきれいになる」
とありました。

話は前後します。旅立ちの先日、親父が入院
しました。すわ、またコンペキャンセルか?
と病院へゆくと、88歳の親父と84歳のお
袋ともども元気でした。入院手続きをしなが
ら様子を伺うと、「病状:食欲不振、本人の
希望で入院」とありました。点滴をしながら、
親父はゴムチューブをもってこい、と私にい
います。「筋力が落ちたらアカンのじゃ」と
真剣な目つきです。思わず、ほっと一安心。
この分なら大丈夫だ。

バタバタの中を、徳島--岐阜間、340キロ、
時間にして5時間半の旅がはじまりました。
さあゆくぞ、ライオンコンペ!
コメント
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