打合せで心がけること

12月9日（土）
秋の気配を楽しむ間もなく、一気に真冬に突入したかのような寒さです。



冷たい雨によって路面を彩る紅葉の葉を見て、秋の終わりを確信しました。

先日、10年後には日本から四季が無くなり、夏と冬の二季になるのでは・・・・という話が出てきて、
まんざらふざけた話でもないような気もします。


土曜日は打合せ

お客様がお勤めだと、どうしてもお時間をいただけるのが週末になり、
打合せの予定が週末にかたまることも多く、
本日もリフォーム工事の現場で打合せをさせていただきました。

新築と違ってリフォーム工事の場合はどうしても施工しながら決めていかなければならないことも多く、
図面や見積りだけでは把握しきれないことや、解体して初めてわかることなど、
お客様に「思っていたのと違う！」という感覚を持たれないように、タイミングを見ながら打合せをしていく必要があります。

今日も飾り棚の高さを現場にテープを貼りながらイメージしていただき、
実際の出来上がりに近い感覚で寸法を決定していただきました。

こういう時も、一方的にお客様に決めていただくのではなく、
みんなの感覚で意見を出し合い、最良のプランを決定することを大切にしています。

もう一軒、家丸ごとリフォームの現場では、
まだ工事は始まったばかりですので、これから工事が進むにつれて、
くらしのイメージが鮮明になってきて、いろんなご要望が出てくると思います。

出来るだけ臨機応変に、その中で工期と予算を頭におきながら進めることが大切になります。

どちらにしても、もっとも大切なことはお客様の立場に立って打合せをすること。

あたり前と言えば当たり前なんですが、これがついつい早く工事を進めたい気持ちが優先したり、
後戻りすることを躊躇したりと、気が付けばこちらの都合で進めがちになりますので、
常にお引渡しでお客様が心から喜ぶ顔をイメージして取り組むようにしています。


耐震診断

打合せの合間に、今週2軒目の耐震診断の現地調査にお伺いしました。
こちらの建物は、建築当時の確認申請書がありましたので間取り調査は省略できるかと思いましたが、
図面と実際の建物が違っているところがあり、やはり手を抜かずしっかりと現地調査をする必要がありました。

屋根裏から床下まで、しっかり調査させていただきました。

床下にもぐって何を見るかと言うと、
基礎の劣化やひび割れなどももちろん確認しますが、
一番の目的はこちら！



筋交いの場所を目視で確認することです。

これも、全てを確認することはできませんので、
図面と見比べて慎重に入力して、出来るだけ現実に近い評価ができるようにします。


明日は宮崎へ

明日は久しぶりに宮崎でのソラマドの家の打合せです。

建築地は大阪でお施主様は宮崎在住のため、
18日に上棟を控え、今後の工事がスムーズに進行できるように具体的な仕様の打合せに参ります。

Ｋ様、明日はよろしくお願いいたします。





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