喜多院法興寺

住職のひとりごと

台風15号都市は帰宅難民、被災各地にも避難指示

2011-09-23 06:53:27 | Weblog
9月22日付 よみうり寸評 読売新聞
 {あす23日は〈秋分の日〉。〈秋のお彼岸の中日〉でもある。〈暑さ寒さも彼岸まで〉とはいうが、暴風、豪雨……台風のもたらす被害も彼岸までにしてほしい。
◆と願うが、台風15号は非常に大型で強い台風だったから、北海道、千島方面へと去った後も、河川の増水、土砂崩れなどの危険になお十分な警戒が必要だ。
◆台風15号は日本近海に来て940ヘクト・パスカルにまで発達するなど昔の常識にかからない特色があった。近海の水温が高いからで、これも地球温暖化による変化だろう。静岡県に上陸時で950ヘクト・パスカル。
◆関東を直撃、福島県から再び海上に出たが、港 宮古 釜石 気仙沼……の逆に沿岸を北上、東日本大震災の被災各地を巻き込んだのは非情極まる。
◆福島県須賀川市、宮城県気仙沼市、女川町、岩手県大槌町……仮設住宅で暮らしている被災者の多数が今度は台風のための避難指示・勧告で避難所へ
◆津波に襲われ、豪雨に追われ「また水か」の嘆息には胸が痛む。彼岸の中日、ご先祖さまへの報告もはずまない。}

 台風15号が21日夕から翌未明にかけて日本列島を北上した。企業や学校などでは終業時間を早めるなどしたが、電車など帰宅の足が運休に。都心のターミナル駅では一時、東日本大震災時の帰宅難民を思わせる光景が見られた。東北の震災被災地も激しい風雨に襲われた。仮設住宅で暮らす被災者に避難指示や勧告が出たところもあった。天災続きの今年の日本。各地に新しい傷痕が残った。都知事は帰宅をしないで、職場で待機するよう条例を作ると呼びかけた。



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