横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

今年の暖房事情

2018年11月30日 11時52分52秒 | 季節

地震で損傷した煙突。

簡単に修復出来ず今年は諦めた薪ストーブ。

お気に入りの鋳物ストーブで、パチパチ燃える音とガラス窓から見る赤い炎が好きだった。

ワンコとニャンコがごろんと横になり、

私も側で本を読み、お酒を飲み、

雪の降る様を眺めながら、冬を楽しんでいた。

薪は部屋全体を柔らかく優しい暖かさで包み込む。

しゅんしゅんと音を立て、白い湯気を上げるやかん。

ことことといい匂いを漂わせる煮物の鍋。

そんな冬の空間が欲しくて、夏の頃よりせっせと薪作りをしていたのに。

天災に文句は言えない。

なにせ築54年。寿命が近づいていたんだね。

5年前この農家の空き家を購入したとき、納屋には石炭が沢山入っていた。

小学校時代、石炭ストーブがあったような気がするのだが、記憶は定かではない。

骨董屋さんで石炭ストーブを探し、ネットで使用方法を検索。

それはそれは暑いほどのあったかさだった。

2年で石炭がなくなり、今度は薪ストーブ。

追分時代は解体業の知人から沢山の木材をもらっていたので薪ストーブは当たり前の冬の暖房。

元牛舎に積まれる豊富な薪。

ここでは伐採した我が家の丸太がメイン。

夏バイトの夫には薪作りを望めず、斧では容易に歯が立たず機械の購入を考えるが、年齢を考えると悩む。

まだこの季節だと小さな石油ストーブで事足りており、毎日煮干しの鍋を置き出汁をとり、お湯を沸かし湯たんぽに入れ、

暖かい布団でぐっすり。

目覚めた後は、ニャンコ二匹がまだ余韻の残る湯たんぽの上に乗っかって、気持ちよさそうに寝ている。

あったかい所を上手に探すもんだ。

十分過ぎる暖かさは要らない。

ほどほどでいいんだ。

今年は諦めるが、まだ庭に積まれている丸太。

お金の掛からない燃料が目の前にあるというのに、諦めがつかん。

お金を掛けて煙突を直し、機械を買って薪作りに精を出し、腰が痛い~とつぶやきながら薪を積み上げ、薪ストーブの暖かさを堪能するか、

完全に諦め、労力を掛けず灯油にお金を掛けるか、

薪ストーブに火をおこすのはいつも私。“薪ストーブはあったかいね。”と言う夫は自分ではやりたがらない。

大きな薪をくべておけば、朝まで部屋はぬくい。

そんな生活が好きなんだ。

今年は燃料費がどれほど掛かるんだろう。(泣)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


やってまった。

2018年11月28日 23時46分13秒 | 娯楽

仲間と早めの忘年会を、持ち込みOK!のカラオケまねきねこでやることにした。

料理は私が担当。

約束時間より早めに来店し、みんなが来ないうちにまずはテーブルのコーディネート。

100均で買ったクリスマスバージョンのテーブルクロスを敷いて、

家から持参のお気に入りのグラスとフォークを置き、

紙皿に作った料理を盛り付ける。

生ハムとサーモンのサラダ、チーズの盛り合わせ、サラミと胡瓜、乾き物、フルーツ、お赤飯、ポテトサラダなどなど

カラオケボックスのテーブルがプチレストラン風に変身。

“わぁ!素敵”と言われ気分は上々。

揃ったところでワインで乾杯!。

この日、夜更かしをしてしまい寝不足の真知子。

朝、脳裏にふと浮かんだ不安。

飲んで、歌って、

気分は絶好調!

お開きになり、タクシーで最寄りの駅まで行き、電車に乗って、降りたら旦那に電話し迎えに来てもらうはずだったのだが・・・

無線で話す声が聞こえ、ここはどこ?と周囲をみると家の側まで来ているタクシーの車内。

“3000円になります。”

えっ!3000円?

どこから乗ったの?

お開きの頃から先が全く記憶がない。

やってまった。

記憶が飛ぶなんてないのに・・・

って言いたいところだが、数年前に前科あり。

生ビール一杯、ワイン一本、飛ぶほどの量ではないんだけど、

朝の不安が的中してしまった。

聞くと、帰るまで普通だったと言う。

普通ね・・・

いまだ記憶は戻らず。

これはしっかり反省すべき事項であり、

二度とないよう、肝に銘じるのでありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ディスコ

2018年11月28日 22時50分42秒 | 娯楽

美しく着飾った紳士淑女が続々会場を埋めていく。

美味しい料理をほうばりながら、

グイグイお酒を流し込みながら、

仲間とおしゃべりを楽しみながら、

生バンドの音楽に身体が揺れていく。

いつの間にか踊るスペースのフロアーはすし詰め状態になっている。

入る余地なし。

バンド演奏が一旦休憩に入り、さっとフロアーから人が引いた後が私の出番。

流れるBGMに合わせ、誰もいないフロアーで一人踊る。

もう私はミュージカル女優!

なんて気持ちがいいんだろう。

イモ洗いのようなぎゅうぎゅう詰めの中で踊るなんてまっぴらゴメン。

完全に妄想の世界に浸っている。

それもつかの間、またバンドの音ですぐに埋まってしまう。

場所を譲り、口渇を癒しながら、空いている場所でちまちま踊る。

側を通る人から、

「踊りの先生ですか?お上手ですね。」

やったぜ!

音楽に身を委ねる心地よさ。

テーブルで一緒になった人たちとのおしゃべりも楽し。

「来年も会いましょう!」

そのためには、

食べ過ぎ厳禁。

決して太ってはならず。

黒のミニスカートに黒レースのシャツ。

来年も着る予定だから・・・

 

 

 

 


高級旅館

2018年11月28日 21時03分28秒 | 

息子からのプレゼントで初めて泊ってから5年、

“よかったね、また行きたいね。”

と話しながらも、一人30000円を超す宿泊料金はおいそれと出せない。

今回20000円の「ふっこう割クーポン」をゲットし、2回目の訪問となった。

最初の感動が良く過ぎたのか、

値段が安かったのか、

う~~~~

こんなだっけ?

夕食までのひと時、まずは部屋でビールをぐぃっと。

は温泉に。

部屋着は音がするほどにバリバリと糊がきいている。

う~~~

ききすぎ?

個室夕食。

チョッピリ紅葉が残る木々の間より岩肌を流れ落ちる滝を目にしながら、ゆっくり会席料理を頂く。

う?

こんなだっけ?

素敵な器に盛りつけられ、美味しいには美味しいのだけど・・・

最後のデザートを食べ終えた頃には、お腹がパンパン。

部屋に戻った夫は、“苦しい~”と布団に倒れこむ。

いつものなら夕食後に部屋でチビチビする私だが、苦しい~

好きなお酒も飲まず、飲めず、温泉に入り横になる。

夜中、暑くて眠れない。

部屋の暖房は止めてあるが、暑い!

何度も寝返りを打ち、汗はかく、掛物は剥ぐ。

夫も“暑い!”と眠れない様子。

1時、2時、3時、4時、まんじりせずまま空がしらばみ始め、寝るのをあきらめ温泉へ。

誰もいない。

至福の朝湯。

部屋に戻り、よく冷えたスパークリングワインを開ける。

寝不足の五臓六腑に染み渡り、グイグイ吸い込まれていく。

ホテルオークラの朝食に真似て持参したスパークリングワインは正解だった。

誠至福なり。

食前酒がよく効き、さぞや朝食を美味しくいただけるだろうと思いきや・・・

う~~

テーブルを埋め尽くすほどの料理の数々。

毎日食パン一枚と牛乳一杯だけの私たち夫婦。

残してはとまたお腹に入れてしまった。

またしても

う~~~~~


夕に朝に、お腹いっぱい美味しい食事を頂き、

築50年を超える隙間だらけの我が家とは程遠い、暖かい部屋。

幸せ~~~!のはずなのに、

落ち着いた広く素敵な部屋で、夫婦水入らずゆっくりおしゃべりもせず、

苦しい~

暑い~

お互い心中は口にせず、静かに帰途に着いた今回の旅。

しかしながら、

温泉でも食事でも誰と遭遇することなく、

仲居さんの対応、館内随所にさりげなく挿された生け花などなど、

心地よい空間は見事だった。






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


おば様が続く

2018年11月07日 08時17分48秒 | 

最近知り合った女性。

あるイベントで司会をされていて、その際言葉を交わしたのはほんの数言だけなのだが、

電話番号を記したメモを頂き、

数日後、一緒に食事をする事になった。

次から次へとおしゃべり。

好きな歌は?

同じ~!

物を書くのが、

好き~!

昔してみたかった事は?

役者。

私も~!

こ洒落れた小料理屋の個室。

おしゃべりに花が咲くが、好きなお酒がすすまない。

正面で座ると、

顔見知りならば、気楽におしゃべりが出来るが、

初対面だと黙っている訳にもいかず、妙に言葉が多くなってしまう。

心が見透かされるような気がするのだろうか

人の心なんて千差万別。

「目は口ほどに物を言う」

隣り合わせなら目を見ずにおしゃべりができる。

見せたくない心は見せなくともよい。

だから、

私はカウンターが好きなのかな。

今度は是非共隣り合わせで、ゆったりおしゃべりをしたいと感じ入った今回の食事会であった。

シャンソン好きなふたり。

今度はシャンソンを歌い合いたいと思う。

その日のためにも、我が家横の農道で、

♪ろくでなし~ろくでなし~♪とワンコに聞かせる散歩道。

彼女を花にたとえれば、

さしずめ百合かな~。

ゆりはゆりでもピンクのカサブランカ。

誇り高く、高貴で美しい。

私は雑草。

取柄はたくましく生きられること。生きてきたこと。

彼女も上品ながらたくましく生きている。

環境に違いはあれど、

四捨五入すれば共に70。

一層人生に磨きをかけ、カッコいいおばさんになろう!

そういえば、

テレビドラマのシーンで相手の顔を見ながら、言葉を選び、駆け引きをする政治家や企業のトップたちが高級料亭の座敷で会食をしている場面を見る。

いかに相手の懐をよむか。

たかがおばちゃんなれど、おばちゃんにも駆け引き能力が必要かと。

最近遊びが続いている真知子。

いかに夫から機嫌よく遊びに出してもらえるか・・

う~~~

今日の夕食、ちょっと頑張るか。


自分が起こした行動で何かがおきる。

これからも感じたことには言葉を発し、行きたいところに足を向けよう。

縁あり知り合った彼女との出会い。

60を過ぎ選んだ政治家の道。

どこにも属さずひとり頑張る無党派の彼女。

年齢からおばさんと呼ぶのか?

ならば彼女は素敵なおばさま。

ファイト!