kan-haru blog 2007 上り線ホーム連絡通路拡大
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京急蒲田駅高架化工事のこれまでの経緯
京浜急行電鉄の高架化工事最大の蒲田駅の高架橋工事は、先ず空港線と本線下りで使用していた1・2番線ホームを、2005年05月に第一京浜国道側に別置の仮設ホームを新たに設けて、そこを新1番線として空港線が約16m東方に移設(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 京急蒲田駅付近(第1回その1)」参照)されました。
次いで、2006年11月26日に、京急本線下り線が仮設ホームの新2番ホームに移設(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 京急蒲田駅付近(第1回その2)」参照)されました。1993年に空港線が都心直通となり、1998年には横浜方面とも直通運転に使用されたこれまでのホームと線路はきれいに撤去(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 京急蒲田駅付近(第2回)」参照)され、周囲には白い囲い塀で遮られホーム跡の工事状況は見られなくなりました。
本線下り線が仮設ホーム新2番ホームに移設(061126) 在来2番線ホームを撤去
本線上りホームの移設
空港線と本線下りホームの移設が済んだので、2007年12月2日から「京急蒲田駅の上り線ホーム連絡通路が変わります!」という案内通知が張り出されましたので、状況の様子を11月18日に取材してきました。
在来2番線ホーム跡には太い高架橋脚の構築が進む(070910撮影)
撤去された元の1、2番線ホーム跡では、本年の9月頃からホームがあった場所の所に道床が設けられ、コンクリート枕木が設置され始めており、11月18日には新たに本線上り線となる線路が敷かれておりました。また、下り線線路が施設されていた場所には、太い円柱の高架橋脚と新たな3番線となるホームがあらかた出来ておりました。
在来2番線ホーム跡には新3番線仮設ホームと本線上り線路が敷設済み
新たな本線上り線路は、蒲田第2踏切上では現在の空港線乗り入れ線を通り、踏切の先で新たな上り線路として分岐する形がとられております。
蒲田第2踏切上から見た本線上り移設線路 左:横浜方面を望む(空港線乗り入れ線路)、
中:京急蒲田駅ホームを望む(空港線乗り入れ線路から直進分岐する本線上り線路)、
右:駅ホームを望む(直進分岐した本線上り線路は左カーブして新3番仮設ホームに進む)
また、多摩堤通りの梅屋敷第4踏切上の上り線路は、本線下り線路と平行して走り、踏切りを超えたところで合流します。
梅屋敷第4踏切上から駅側を見た本線上り移設線路 左・中:新3番仮設ホームから出た
本線上り移設線路は、下り線路に平行して踏切を直進する
右:梅屋敷側を見た本線上り移設線路 踏切を直進する移設線路は、踏切を超えたところ
で現在のぼり線路と合流
ホーム連絡通路
上りホームが移設すると、現在の上下ホームの連絡通路は、新たな2ヶ所の地下通路となり、現在の跨線通路と地下通路は閉鎖されます。
また、蒲田駅西口改札所は、当初現在の1番線ホームにある既存の改札口を使用して、新1番線には新旧ホーム間を通路で繋いで連絡するようです。
新たな地下連絡通路と東口改札所はまだ見えてきませんが、覆われている第一京浜国道側の東口出口付近の姿ははっきりしません。
12月2日以降解体の京急蒲田駅東口 新たな京急蒲田駅東口となる工事現場
同様に、新2ヶ所の新たなホーム連絡通路の階段とエレベータの形も分かりませんが、この週末には姿を現します。
現在の京急蒲田駅西口 現在3番線ホームと移設3番線ホームは仮通路により連絡
これにより、空港線、本線上り・下りと移設が済み、いよいよ京急蒲田駅の複雑な高架橋の工事が本格的に進展していきます。
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毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております。(11月分掲載Indexへ)
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京急蒲田駅高架化工事のこれまでの経緯
京浜急行電鉄の高架化工事最大の蒲田駅の高架橋工事は、先ず空港線と本線下りで使用していた1・2番線ホームを、2005年05月に第一京浜国道側に別置の仮設ホームを新たに設けて、そこを新1番線として空港線が約16m東方に移設(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 京急蒲田駅付近(第1回その1)」参照)されました。
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本線下り線が仮設ホーム新2番ホームに移設(061126) 在来2番線ホームを撤去
本線上りホームの移設
空港線と本線下りホームの移設が済んだので、2007年12月2日から「京急蒲田駅の上り線ホーム連絡通路が変わります!」という案内通知が張り出されましたので、状況の様子を11月18日に取材してきました。
在来2番線ホーム跡には太い高架橋脚の構築が進む(070910撮影)
撤去された元の1、2番線ホーム跡では、本年の9月頃からホームがあった場所の所に道床が設けられ、コンクリート枕木が設置され始めており、11月18日には新たに本線上り線となる線路が敷かれておりました。また、下り線線路が施設されていた場所には、太い円柱の高架橋脚と新たな3番線となるホームがあらかた出来ておりました。
在来2番線ホーム跡には新3番線仮設ホームと本線上り線路が敷設済み
新たな本線上り線路は、蒲田第2踏切上では現在の空港線乗り入れ線を通り、踏切の先で新たな上り線路として分岐する形がとられております。
蒲田第2踏切上から見た本線上り移設線路 左:横浜方面を望む(空港線乗り入れ線路)、
中:京急蒲田駅ホームを望む(空港線乗り入れ線路から直進分岐する本線上り線路)、
右:駅ホームを望む(直進分岐した本線上り線路は左カーブして新3番仮設ホームに進む)
また、多摩堤通りの梅屋敷第4踏切上の上り線路は、本線下り線路と平行して走り、踏切りを超えたところで合流します。
梅屋敷第4踏切上から駅側を見た本線上り移設線路 左・中:新3番仮設ホームから出た
本線上り移設線路は、下り線路に平行して踏切を直進する
右:梅屋敷側を見た本線上り移設線路 踏切を直進する移設線路は、踏切を超えたところ
で現在のぼり線路と合流
ホーム連絡通路
上りホームが移設すると、現在の上下ホームの連絡通路は、新たな2ヶ所の地下通路となり、現在の跨線通路と地下通路は閉鎖されます。
また、蒲田駅西口改札所は、当初現在の1番線ホームにある既存の改札口を使用して、新1番線には新旧ホーム間を通路で繋いで連絡するようです。
新たな地下連絡通路と東口改札所はまだ見えてきませんが、覆われている第一京浜国道側の東口出口付近の姿ははっきりしません。
12月2日以降解体の京急蒲田駅東口 新たな京急蒲田駅東口となる工事現場
同様に、新2ヶ所の新たなホーム連絡通路の階段とエレベータの形も分かりませんが、この週末には姿を現します。
現在の京急蒲田駅西口 現在3番線ホームと移設3番線ホームは仮通路により連絡
これにより、空港線、本線上り・下りと移設が済み、いよいよ京急蒲田駅の複雑な高架橋の工事が本格的に進展していきます。
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