K&A

kan-haruの日記

風景・風物詩 秋の風物詩 2008年酉の市 大森鷲神社

2008年12月13日 | 大森町界隈あれこれ 風景
kan-haru blog 2008

< 総合INDEX へ

大森鷲神社酉の市
2008年の酉の市は、11月5、17と29日の三の酉でした。大森での酉の市は、1939年に大森に転居してきた父の代から、大森鷲神社より「熊手守り」の授与を受け、戦時中の混乱期を除いて、親の代から現在まで引き継いでいます。
今年は、29日の土曜日の三の酉の夕刻の6時半頃大森鷲神社に出かけました。今年の酉の市は、休日のせいもあり例年よりかなりの人出で、通路が大変混雑していました。自宅からは、大森警察署前からバスでNTT大森の前で降り、大森駅近くの五差路交差点を南に進み、三差路交差点右の大森銀座商店街のカラフルなアーケードのMilpaを見ると、昨年と比べ相当混雑しておりました。
今年の混雑は、休日で最後の三の酉の関係だけで無く、米国発の金融関係による不況到来を予期して、その影響を少しでも避けたいとの神頼みでの参詣が多いのではとの勘ぐりもあります。

 休日で大変混雑の大森鷲神社酉の市(:三の酉で混雑のMilpaアーケード 、:例年より大変な混雑の鷲神社参道)

交差点の鷲神社参道は、例年の様に露天が目白押しで、狭い道路は参拝客でなかなか進みません。鷲神社に参詣するため、人の後に続いて進むと何時ものように詣内の参詣路は長い行列で一杯です。参詣の行列を辿り、八幡通りの方向を列の最後尾へと進みましたが、例年の列最終は辿れません。何時もの最後尾の場所を過ぎて、神社の曲がり角にきましたが、行列はそこを曲がってさらに続いているのには驚きました(いつもは、下図の×付近が最後尾)。

 大森鷲神社近辺地図と参詣者の例年にない長い行列

例年の行列の最後尾は鷲神社参道の途中なのですが、今年の行列はその先に続き、道を曲がり「おおとり会館」の先まで並んでいました。この行列では、神社参詣に1時間以上も待たされそうなので、列に並ばずにおおとり会館脇から境内に入りました。

 熱気が伝わる鷲神社本殿の参詣風景(:鷲神社本殿参詣の長い列、:酉の市を盛り上げるお囃子)

境内に入ると、沢山の縁起物の熊手を売る店が出ており、神楽殿ではお囃子で酉の市を盛り上げておりました。

 縁起物の熊手を売る店(写真拡大)

何時もは行列に並んで参詣した後に、縁起物として頌布される家内安全、商売繁盛を祈念した開運の守札を結んだ、神様の御分霊の「かっこめ(熊手御守)」を求めるのですが、今年は参道で頌布される熊手を直接に求め、鷲神社本殿の下から家内安全と健康を祈願して、縁起物の熊手を売る店を眺めながら境内参道を西出口に出ました。

 かっこめの頌布を頂き、本殿を参詣

出口門前で毎年店を出している露天で運勢歴を買い求め、混雑しているMilpaアーケードを抜けて大森駅東口に出て、夕食をとり帰宅しました。

 混雑した今年の酉の市風景(:鷲神社西出口、:酉の市案内、:帰路混雑のMilpaアーケード)

酉の市の熊手と三の酉
関東地方で11月の酉の日に行われる酉の市は鷲神社の祭礼で、おかめや招福の縁起物を飾った「縁起熊手」を売る露店が立ち並びます。酉の市を行う神社では、小さな竹熊手に稲穂や札をつけた「熊手守り」を授与し、福を「掃き込む、かきこむ」との洒落にことよせ「かっこめ」と呼ばれています。
昔の東京では、火事が多く「三の酉」まである年は火事が多いと云われておりましたが、火の用心を心がけて、火事には気を付けることが大事であるとの注意を促しているのです。

 「かっこめ」と運勢歴

< 総合INDEX へ
毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(12月分掲載Indexへ)
カテゴリー別Index 大森町界隈あれこれ 大森町風景別総目次
<前回 大森町界隈あれこれ 二月の風物詩諏訪神社 氏神様の節分・初午・針供養風景 へ
次回 大森町界隈あれこれ 2009年ゆく年・くる年 大森町の歳末・正月風景その1 へ>
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大森町界隈あれこれ 京浜急行... | トップ | 大森町界隈あれこれ 京浜急行... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

大森町界隈あれこれ 風景」カテゴリの最新記事