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kan-haruの日記

イベント(8) 明治大学 ホームカミングデー(その1)

2006年11月03日 | イベント
第9回明治大学ホームカミングデー
10月15日の日曜日は天候にも恵まれ、第9回明治大学ホームカミングデーが開催されました。
ホームカミングデーは、母校と交友の連携強化、交友同士の親睦をはかり、昨今のキャンパスの変わり様を卒業生に知って貰うため、毎年秋に開く、明治大学が主催する“校友のための駿台祭”なのです。今年のホームカミングデーは、毎年の卒業十年目ごとの交友を招待し、第九回開催にあたり、昭和31年卒(卒後50年目)、昭和41年卒、昭和51年卒、昭和61年卒、平成8年卒の約28,700名が招待校友だったが、このうち約2,200名が出席の回答を寄せたとの報告がありました。

校友のための駿台祭
今年は、数えてみると卒後50年目にあたり、母校からホームカミングデーの「招待状」が送られてきましたので、出席の通知を出して第九回明治大学ホームカミングデーに行ってきました。ホームカミングデーへの参加者は、今までの最高だそうで、大盛況の“校友のための駿台祭”に参加した模様をまとめてみました。
ホームカミングデーは、午前にアカデミーホールで開会式が行われ、午後はリバティタワーを中心に各種催しが行われました。さまざまなアトラクションや公開講演会に、校友なら誰でも参加でき楽しむことができます。

変貌する明治大学キャンパス
1881年(明治14年)1月17日、若き青年法律家であった、岸本辰雄、宮城浩蔵、矢代操によって明治法律学校として創立し、1920年(大正9年)4月1日の大学令による明治大学となりました。1923年(大正12年)9月1日の関東大震災では、壊滅的な大打撃を被ったが、教職員、学生・校友により復旧・復興に当たり、1928年(昭和3年)4月21日には記念館(大学創立30周年記念の1911年10月に落成)で復興の式典を挙行できるまでになりました。明治大学では、当初から卒業生を交友と呼んでおります。戦後、1949年(昭和24年)2月21日、新制「明治大学」として認可され、新たな出発をしました。
2001年(平成13年)11月1日には創立120周年を刻み有数の私立大学として発展しております。
卒業生数は、資料によると新制大学卒業の1950年(昭和25年)から2004年(平成16年)までの一、二部学部(短大を除く)で375,657名を数えます。

近年の駿河台の明治大学のキャンパスは大きく変貌し、記念館跡には地上23階・地下3階の「リバティタワー」が1998年9月に竣工し、白亜の旧大学院校舎跡には2004年4月に「アカデミーコモン」が完成しております。
50年前の駿河台キャンパス(「風景・風物詩(A1) 東京百景 山の上ホテルとその周辺(その2)」 50年前のわが学びや明治大学参照)は、卒業年の1956年(昭和31年)に撮影した駿河台キャンパス(再掲)で見られるように、明治通りに面して記念館と大学院校舎が明治大学のイメージであったのです。
記念館が、老朽化により1995年11月11日「さよならDay」を持って壊さた以前の地方在住の卒業生で、今日まで在京する機会の無かったホームカミングデーの参加者は、昔の古臭い教室と比較して施設の素晴らしさに驚いたと思われます。

ホームカミングデー午前の部
10時から開始の開会式に参加するため、アカデミーコモンで受付を済ますと、記念品の「懐中時計」やホームカミングデーの行事などが書かれた立派な冊子の入った手提げの紙袋を頂きました。
・福引抽選券大当たり
エントランス付近では恒例の福引抽選券を発売していましたので1枚購入してみました。福引券は、1枚千円で空クジなしの、「図書カード」、「ドリンクコーナー利用券」または「博物館特製ポストカード」がその場で貰えるというもので、売上金が「岸本辰雄記念奨学基金」に積み立てることを知り、開会式会場内で、福引券を2枚追加して購入すると、1枚が「大当たり」で今はやりの日帰り温泉の入浴券5枚を貰いました。さらに、その上本抽選で時計が当たり、図書カード2枚とともに福引抽選券ではつきについていました。

・開会式
開会式は、1,200名収容の 3階アカデミーホールで行われました。アカデミーホールは、3~6Fに座席を設けた大講堂で、平山郁夫画伯の「マルコ・ポーロ当方見聞行」の緞帳など、明治大学として初の立派な講堂を設けたものだと感心しました。

アカデミーホールの緞帳

まずは、創立以来の約5万人に及ぶ校友の物故者に対し黙祷から始まり、開会式演壇の左手には納谷学長を初めとして、各学部長と招待者の卒業年度の交友代表者(写真1)が参列し、右手には主催者の理事長を初めとする役員や校友会役員などが列席して行われました。
式次第は、望月友貴アナウンス研究会の司会で、開会の辞が井上崇通運営委員長、主催者挨拶が長吉泉理事長式辞が納谷廣美学長、祝辞が青木信樹校友会会長と続き、各卒業学年度代表(1956年卒横溝正子、1966年卒青柳勝栄、1976年卒笹田学、1986年卒山本篤、1996年卒磯田雄大の諸氏で、写真1の前列の右から2番目より順に左に向かい並んで列席)の挨拶と各学部長の挨拶がありました。

続いて、駿河台キャンパスの対面の小川町校舎跡に、今秋の12月竣工予定で建設が進められている校友会活動拠点となる「紫紺館」の紹介があり、完成すると5、6階にはレストランやバーラウンジが出来、交友、教職員、学生がゆっくりとくつろげるとのことです。


開会式の締めとして、明治大学応援団の指揮による校歌斉唱を明治大学交響楽団の伴奏で行い、森久副通運営委員長による閉会の辞で滞こうりなく終了しました。

毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております。(10月分掲載Indexへ)
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