一人時間

庭・猫・娘・私の時間

そうだ 鎌倉、行こう。

2013-06-21 | そうだ 鎌倉、行こう。

鎌倉には、仕事の研修で3、4度訪れたことがあります。

例年6月の第2週で、梅雨前の暑い暑い時季。平日なのにどうしてこんなに人がいるのかと思っていました。

今年は、一週遅れの雨の平日を選んで一人で来てみました。



神奈川に住んで20年ですが、江ノ電に乗ったのは初めて!!

家族で来たときは車、出張の時は鎌倉駅や北鎌倉駅に集合だったので、いつもJR利用だったのです。

狭い住宅街を縫うように走るのは、松山の市内電車で慣れっこ。

でも湘南の海が見えたときは、やっぱり感動・・・
Img_0443
場所は、鎌倉高校前あたり。はっきりと限定できるのはiphoneの位置情報のおかげ。




極楽寺で下車です。

成就院
Img_0451

山門にからの石段から望む由比ヶ浜・・・この景色で有名なんです。

傘も紫陽花の一部のようですね。

Img_0450




長谷寺に向かう途中
Img_0453
行列にはすぐ引き寄せられ、並んでしまう。^^家族へのお土産。

あとでことりっぷ見たら「300余年も続く伝統の味」とありました。みなさんよくご存知で。



江ノ島線をまたぎました。

極楽寺と長谷寺の間にある唯一のトンネル
Img_0454
なんだか郷愁をそそりますね。

Img_0508

あとで電車に乗って通ってみなくちゃ。




長谷寺
Img_0456

紫陽花の散策路には入場制限はありましたが、待つことなくすんなりと入れました。

でも、明日からの週末は90分以上の待ち時間だろうという話でした。ピークですものね。

Img_0468
こんな感じで列を成して登るのです。

ちょうど雨も止み、涼しく、雨に濡れた紫陽花を見るには最高でした。

Img_0471
散策路でだけでも30枚くらい撮ってしまいました。

紫陽花・紫陽花・紫陽花・・・です。しばらくは紫陽花図鑑ということで。

Img_0463

Img_0464

Img_0472

Img_0473

Img_0474

Img_0476

ここからも海が見えます。

空からトンビの鳴き声が聞こえます。
Img_0475

ここでもアナベルは大人気  どれも大株でした。
Img_0479

「鎌倉」という品種  販売もされていました。うちの紫陽花ともよく似ている。
Img_0462

不思議と人の多さは気になりません。

これだけのたくさんの紫陽花を愛でに毎年大勢の人が訪れる。これも風景の一つでしょうから。

でも、早朝や夕暮れの誰もいない庭園を見てみたいような気もします。

Img_0478

色褪せた感じもまたいい。

山全体が色褪せるとどんな感じになるのでしょう。その前に切ってしまうのかな。
Img_0484

かわいいお地蔵さん
Img_0488

半夏生(ハンゲショウ)
Img_0491

この時季をかざる花としてもう一つ有名なイワタバコはもう終わっていました。

秋もまたいいでしょうね。
Img_0504

ここにも。
Img_0506

写経会場。こんどは写経に来ましょうか。結構たくさんの方がいました。
Img_0505

お昼ご飯は長谷寺の見晴台そばの海光庵で。

三浦半島も鎌倉の海も一望できる席に案内されてラッキー
Img_0497

メニューは「お寺のカレー」です。コンニャク、ダイス入り。

店の人もお坊さん。たぶん。(根拠は坊主頭のみ)


ここから、鎌倉の大仏、若宮大路、小町通り、鶴岡八幡宮と観光スポットはありますが、

今日は紫陽花巡りが目的なので、あとひとつ北鎌倉の明月院に向かうことにします。





初めて乗った江ノ電は、さっきのトンネルをはずしたくなかったので、

長谷駅ではなくもう一度来た道をたどり極楽寺駅に向かいます。

同じ道を通ることは決して無駄ではないことを、この前の京都旅行で教えてもらいました。

新しいドキドキ感から、馴染みの余裕ができたりして。

逆方向に歩くだけで、さっきとは違う風景がみえます。




力餅家(ちからもちや)

あれ、餅米を蒸す匂いがする。来るときはしなかったのに。

人生で好きな匂いベストテンに絶対入るこの匂い、と唐突に決める。

このポストと紫陽花にも気づいていなかったよ。
Img_0510
来るときは、行列に心惹かれすぎて見えてなかったのですね。

やっぱりいいな。二度通るって。



成就院はちょうど通り道なので、今度は逆から登ってみる。

(こっちが表かも)
Img_0512

ぎりぎりまで振り向くのを我慢して、登っていく。
Img_0515_2

期待通りの同じ風景。飽きないわ~


最初の駅を長谷では極楽寺にしたのは理由がありまして、

オダサガのもう一件のおされ花屋「神奈川建商」店主さんが、ブログで紹介していたのです。

毎年訪れているらしく成就院についてはさらっとおされにまとめていらっしゃいました。

成就院に行く前に寄ったと書かれてあった、パン屋と雑貨屋に行ってみたくてこのコースにしてみたのです。

が、極楽寺から成就院は徒歩5分。

どこにもそれらしきものは見あたらず、帰りに探してみようと思っていたところ・・・


成就院の坂を下りて、道路を挟んで向かい側。

まさか。
Img_0538

地味に看板が貼ってあるけど・・・?
Img_0537
ここを登るの?

このつづら折り、先が見えない。なんだか鼻がぴくぴくしてきます。ドストライクの匂いがする。

Img_0536

登ったらこの花畑の感じ。姉妹ならわかるでしょう。この懐かしさ。
Img_0518

突き当たりには集団ポスト。なんで?この先は郵便屋さんも行けない秘境なの?

集団ポストはアパートの入口に並んであるような感じでレトロでとてもいいのですが、名前が写っちゃっていたので削除しました。

角を曲がったら・・・・・キターーーーーーーーーーー!!!!(大袈裟)

Img_0523

石畳の小道が奥の奥の山の上まで続いてる~

大好きポイントでした。
Img_0533
ラ・メゾン・アンシェンヌ

古民家を改造して、1階はアンティークショップ、2階はCafe
Img_0525
靴を脱いで上がるのですよ~

懐かしい間取りに色褪せた空間

ここは一人ではもったいなさすぎて、2階のCafeは次の楽しみにとっといた。

もうちょっと登って曲がると
Img_0527

もう一件のアンティーク雑貨の店  FEIRA DA LADRA(読み方不明)

Img_0530

ここでは、庭の縁台から靴を脱いで入り、畳敷きの部屋に置かれたヨーロッパアンティークを

静か~に見ました。

庭のグランドカバーはオオバコなどの雑草。ナチュラルなこれまた懐かしい庭でした。

ウグイスの鳴き声が静かな空間に響き渡る。
Img_0531

崖の上にこんな暮らしがあるなんて。

観光地巡りだけじゃわからなかった。ケンショーの店主さんには今度御礼に伺わなくちゃ。

なぜ好きかって、小さい頃を思い出しそうだから。

ほとんど覚えてないけれど、古民家にはそのころの暮らしが残っているから。






さて、北鎌倉に行きましょう。

明月院に行くまでのこの通りも古都の香りがただよいます。
Img_0579

「アジサイ寺」と呼ばれる明月院

有名なこの場所も人がとぎれる瞬間はなし
Img_0543

明月院ブルーが目に染まりそうなほど堪能させていただきました。
Img_0548

Img_0554

Img_0558


Img_0563

Img_0550

看板より

「当院のあじさいは95%が「姫あじさい」です。

花が優美ということから名付けられたもので、小振りで可憐です。

淡い青から日ごとに青さを増し、最後には悠久の空の青、母なる海の青にそまり、

大地に還(もど)ります。」

Img_0566

丸窓は今日はお茶の人で丸く見えませんでした。
Img_0546



帰りに明月院通りの「茶寮風花」で休憩

Img_0573

窓の外の木々の向こうに明月院に向かう傘の波がとぎれません。

雨音を聴きながら、ウサギ饅頭と抹茶をいただく・・・
Img_0574

鎌倉プチ一人旅・・・ようございました。

今度は誰かと来るのもいいです。



何度でも行きたくなるのは古都だから?

花は毎年違うから?

懐かしい何かがあるから?

コメント (4)    この記事についてブログを書く
« 目に見えるもの 見えないもの | トップ | 井の頭公園 初夏 »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鎌倉の紫陽花、いいね~。 (日だまり)
2013-06-22 21:35:50
鎌倉の紫陽花、いいね~。
大学生のときに3時間かけて、明月院の紫陽花を見に行ったことを思い出しました。
平日のショートトリップうらやましい!今度、一緒に写経に行きましょ。
返信する
写経、是非ぜひ行きましょう。 (笹百合)
2013-06-23 08:45:04
写経、是非ぜひ行きましょう。
「般若心経」だと所要時間1~2時間、「延命十句観音経」だと30分程度だって。
返信する
石畳と雑貨屋さん、私もドストライク。 (pumila)
2013-06-27 05:19:37
石畳と雑貨屋さん、私もドストライク。
写経もしてみたいです。
どんな感じなのかなあ。
ぜひ、一緒に行きたいです。
返信する
鎌倉にはハイキングコースもあるんだよね。 (笹百合)
2013-06-27 06:44:35
鎌倉にはハイキングコースもあるんだよね。
夏休みだと暑すぎて倒れちゃうかなあ。
この頃、神社やお寺でお参りするとき、お願いする内容が変わってきました。
そんなことも話しながら、古都鎌倉を散歩しましょう
(*^o^*)
返信する