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京都 夏旅 水の旅 2015 その6

2015-09-07 | そうだ 京都、行こう。
15:05
バスで河原町二条まで下がります。
目的地は銅駝美術工芸高校のそば。
少し戻って鴨川に向かって東に入ります。

自分が鴨川の東側にいるのか西側にいるのか、
北を向いているのか南を向いているのか、
がわかると、地図がだいぶ分かってきました。


二条木屋町路地を上がった住宅街の一角
京都人が愛する隠れた名水が湧いています。

見つけた‼︎
間違いなくあそこでしょう


この向かいの公園も


このあたりからカメラの充電残量が怪しくなり
携帯画像とカメラ画像が入り混じります。



「京都人の密かな愉しみ 夏」の
京都人物語其の二「木屋町珈琲夢譚」
で出てきた水汲み場



知る人ぞ知る美味しい水


地元の人と水を汲みながらお喋り。
コーヒーやご飯用に使うのだそうです。
ドラマを観てやってきた、と言ったらびっくりされました。
まず200ml飲み干して(まろやか)
持ち帰り用に詰めました。



ミッション2 コンプリート!

雨が落ち始めました。
前は通らなかったのですが
記念に高校も撮りました。





「名水を持ち帰ったら
京都の美味しいお茶を淹れたら」
という姉のアドバイスで調べてみたら
老舗の「一保堂」が思いのほか近くでした。
名水のあるところ銘茶ありですね。

寺町通りに近づいただけで
お茶を煎る香ばしい香り
風情のある建物を下がって撮りましょう、
と思った途端、大雨に。


降りそぼる雨


ここではお茶を買うだけの予定でしたが
雨宿りです。
隣の席の方に、何を頼んだのか聞いてみました。一人旅って大胆なことさせますね。





隣の席の外国人カップルに
流暢な英語で煎茶の淹れ方を流暢な英語で説明していた店員の女の子(学生さんかな?)が、
とてもかっこよくみえました。
知識や教養はこういう風に使いたいよねー。



娘たちの好きな玄米茶を買って帰りたかったので
玄米茶を頼みました。

淹れ方を教えてもらえます。
玄米茶はお湯を淹れたらすぐに注ぐので簡単です。
蒸れて玄米がふやけてしまわないように
二煎めを入れるまでは蓋を開けておくんですって。

外はバケツをひっくり返したような豪雨


店内の人も一様に悲鳴をあげた
稲光と落雷
近いです。
もしや、賀茂分雷大神の降臨⁉︎
本当に印象的な旅です。
まさに「いかづちに守られ、水に清められる」旅。
4時過ぎなのに外は真っ暗。
もうここで予定は中止なのかと不安になってきました。



少し雨も小降りになったので
お土産のお茶を買って
第3の名水ポイントまで
行くだけ行ってみることにしました。

参拝の受け付け時間は4時半までなので
到底間に合わないのですが
明るいうちに見てみたい…の思いで
バスで五条まで下がります。



16:54

雨が上がり明るくなりました。

【市比賣(いちひめ)神社】
住所が「五条下ル一筋目西入」と
道案内通りなのが京都ですね。

女性の守り神として知られ、
女性全ての願い事にご利益があるそうです。


開いてました。
受け付けは終了しているので御朱印は頂けそうにないですが
お参りはできそうです。












天之真名井(あめのまない)です。
「この上なく神聖な水が湧く井戸」
目の当たりにして、少し感動しました。


「京都人の密かな愉しみ 夏」の
京都人物語其の一「真名井の女」


劇中人物の真名ちゃんの台詞
「天之真名井の水を飲んでからお参りすると
心からの願い事が一つだけ叶えられます。」
「うちのたった一つの心からの願い事やから。」
「あなたの身に災いが起こりませんように。」



二人の娘の幸せを願いました。



ミッション3 コンプリート!

真名ちゃん、ありがとう。おおきに。




雨も上がり、予定していた名水も全部
いただくことができました。
昼の部はもう30分しか残されていません。

でも明るくなったので
また二条まで上がることにしました。

二条の鴨川沿いに
どうしても見たかったお庭があるのです。
続く。




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