人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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【転載記事】福島・茨城の子どもたちの7割で今も内部被曝が続いていることを示す論文が発表

2017-08-05 23:54:36 | 原発問題/一般
福島・茨城の子どもたちの7割で今も内部被曝が続いている――そんな内容を追跡調査によって明らかにした論文が神戸大学から発表された。著者は山内知也さん。この間、福島の子どもたちに寄り添い、内部被曝の実態を追い続けてきた信頼できる研究者だ。

この他にも、自然界に存在する天然放射能・カリウム40とセシウム134・137の体内における挙動や影響の違いを考察している(「放射能はもともと自然界に存在していたのだからこの程度の内部被曝は影響がない」との非科学的な主張を続けている「御用学者」を論破する根拠を提供している)。過去の核保有国による大気圏内核実験の影響を除去できるような測定方法を採っていることも特徴だ。西日本と福島・茨城の子どもたちの尿検査の結果を対比することで内部被曝の影響を明らかにするという、オーソドックスで確実な手法によっている。

福島を中心に、子どもの健康への影響を心配する市民たちが、尿検査の実施をあれほど強く求めてきたにもかかわらず、国も県も頑として応じなかった理由がわかった。尿検査によってこの結果が明らかになることを国・県の「御用学者」側はとっくに知っており、だからこそ尿検査を拒み続けてきたのである。

注目の論文は、神戸大学サイト内の東京電力福島第一原発事故後の延べ100人の子どもの尿中の放射性セシウム濃度測定結果から見ることができる。

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