元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

議員団で他都市調査  1月29日ー31日 

2018年02月08日 | 日記
●1月31日(水)
 
   <議員団で他都市調査 3日目 新潟県三条市嵐南学園>

 議員団他都市調査3日目。信越線で大雪の中、三条市へ。信越線と言えば先日の列車が動かなくなって乗客が閉じ込められていたとこやないか。いやはやたどり着けるかなと不安だったが、三条駅まではなんとか行けた。雪の中、タクシーで嵐南学園に。みなさんが出迎えていただきました。1月26日にみやこめっせとロームシアターで開催された小中一貫教育サミットに参加された先生もおられて話が弾みました。
 
以下は山本ひろふみ議員のレポート。
<いわゆる中1ギャップの解消に向けて切れ目のない支援、職員、生徒の定期的な交流、安心の教育環境整備による学力の向上など、小中一貫校のメリットを最大限に発揮しようと、日々、努力されています。
市内に9つあるうちの1つの中学校は来年度より、いわゆる義務教育学校へと移行されます。
 ただ、教職員の人事権を県の教育委員会が握っており、せっかく三条市の小中一貫教育の理念や実践を学んでも、異動で教員が入れ替わってしまうと言う悩みもあるようで。その辺は人事権を持っている京都市の強みでもありますね。 視察させていただいた三条嵐南学園は平成26年度に開校した新しい施設一体型小中一貫校です。
職員室は小学校の先生も中学校の先生も同じフロアです。木の温もり感じる図書室。 真ん中のドームのようなオブジェはカマクラをイメージして作られたとの事。 広い廊下。 夏は室内プール。冬は室内グラウンド。バスケットのコートが4面取れる体育館。
施設はもちろんですが、教育委員会、現場の先生型の熱意を感じました>

 立派な新校舎にびっくり!錦林小学校児童の和太鼓の写真もワーポイントで紹介していただき感謝です。雪の中、行った甲斐がありました。なお中学校の2年生はインフルエンザで学級閉鎖とか。
 昼前まで校舎を視察。ありがとうございました。
 
 それから、去年の夏は映画監督の小林茂さんと一緒に食べたが、上越新幹線の長岡駅で新潟名物たれカツ丼とへぎソバ。これも美味かった!
 
 東京から東海道新幹線で帰京したのが5時半ごろ。
 二条河原町の上がるの石長での自治労文化市民支部に旗開きに間に合った。動物園のスタッフが歴代役員でがんばってますよ!親しいメンバーとわいわい。これにて自治労市職の各支部の旗開きもおしまい。毎年、毎年、われながらようやるよ!嗚呼疲れた!

●1月30日(火)

   <議員団他都市調査2日目 川崎市役所>

 議員団他都市調査 2日目。横浜から午前中川崎市市役所に。
川崎市子どもを虐待から守る条例と地域リハビリテーションセンターの整備について。

以下は山本ひろふみ議員のレポート。

○川崎市子どもを虐待から守る条例
 川崎市では平成24年に、議員提案により同条例が制定されています。
京都市では同趣旨の条例が制定されておらず、私たち議員団としても制定すべきと考え、各自治体の取り組みを研究させていただいています。もちろん条例ができたからといって、即座に虐待がなくなると言うわけではありませんが、普及、啓発、早期発見から専門機関への繋ぎ、場合によっては一時保護という一連の流れが条例という後ろ盾をもって、推進されている印象です。

◯地域リハビリテーションセンターの整備について
川崎市では市内に地域リハビリテーションセンターを3個所設置し(1個所は平成33年に完成予定)、さらにはそのサテライト的な機能として各区に4個所の相談窓口を設ける中で、精神、知的、身体のさまざまな相談と、地域での生活支援事業が行われています。
 その背景には施設が少なく、在宅での生活に力を入れなくてはならないという事情もあるようですが、充実した体制で取り組まれています。
 京都市では現在、リハビリテーションセンター、心の健康増進センター、児童福祉センターの3センター一体化の施策が進められています。今後の京都市の取り組みの参考にさせていただきます。

 駅弁買って、昼過ぎの上越新幹線で新潟に。トンネルを過ぎると雪国や!
 寒い寒い!!

    <雪の新潟市 新交通システム>  

以下は山本ひろふみ議員のレポート。

 <新潟市での視察目的は新交通システム。新潟市は自動車分担率が7割を超える自動車社会。 民間バスである新潟交通は経営的にも今後、さらに厳しさが予想される中、行政としても公共交通を守らなければならいという意識のもと、公設民営でのBRTの導入うが2年前に行われました。
  新潟の大きな特徴は郊外からのバスを中心部の入り口で集約し、市内へのバスの過剰な流入をふせぐとともに、その輸送能力を郊外に振り向けようというものです。そのために、中心部には1台でおよそ2台分の輸送力を誇る連節バスが4台導入されています。
  導入に向けて、大きな市長選挙の争点にもなったこの事業。その本当の是非はもう少し先に判断されると思いますが、これまで連節バスの導入といえばその輸送量が注目されていましたが、政策的に導入される事例として大変参考になりました。
  座学の後は実際に試乗を致しました。整備されたデジタルサイネージ。 京都で言うところのバスロケ。 乗り継ぎのための待合スペースも整備されています。 乗り換えをしても初乗り料金が加算されないシステムも導入されています。連結バスは 流石に車内は長いです。が、特に不便はありません。小回りもこれまでのバスと遜色ないとの事。整備には特別な改修が必要で、市が負担をしています。>

 ところで連結バスには岐阜まで乗りに行ったことがあるが、国産ではないのだそうです。修理などたいへんやろね。雪に覆われた新潟の町中を連結バスでホテルに。
 
 晩御飯は郷土料理。鶏の半身揚げがボリューム満点。そして何よりもお酒が美味い!雪も積もって寒い!疲れもあり早々に就寝。

●1月29日(月)

   <議員団で他都市調査 柏市へ>

 今日から2泊3日で民進党京都市会議員団としての他都市調査。
8時前の新幹線で東上。車中、爆睡。
東京駅から千葉県は常磐線で柏市へ。駅前には雪が残っていました。

 以下は、山本ひろふみ議員のレポートを拝借。
<柏市でのテーマは高齢者の口腔機能の支援事業、オーラルフレイル予防対策について。 柏市では市内にある東京大学と協定を結び、フレイル予防が進められています。
 最近、耳にするようになってきたフレイルという言葉。日本語では「軽微な低下、虚弱」と訳される事が多いと思いますが、要するに元気な状態から突然介護が必要になるのではなく、徐々に身体機能が低下する結果として介護が必要になる状態になるのがほとんどです。
徐々に低下する機能を特に腔口に焦点をあてて取り組まれているのが柏市です。 口腔機能が低下すると食欲の低下により病気にかかるリスクが高くなったり、社会進出を阻害することも指摘されています。
柏市では市民有志からなるフレイルサポーターの養成や、フレイルチェックなど積極的に取り組まれています。
本格的に取り組まれているのは平成28年度からとの事ですのですぐに効果が現れると言うものではありませんが、長期的には一定の効果が期待できると思います。京都市の健康長寿の取り組みにも生かしてまいります>

 さて、ぼくは歯の主治医の吉田民夫先生のおかげで元気です。プレフレイルにならないように、みなさんもお気をつけて。

 千葉の柏市から東京から横浜、相鉄で神奈川県の大和市へ。
 米軍厚木基地のすぐ近く。爆音にびっくり!

    <大和市文化創造拠点シリウス>

 以下は山本ひろふみ議員のレポートから

 <大和市文化創造拠点シリウスの視察です。この施設は2016年11月に約147億円をかけて整備され、図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内子ども広場が併設されています。地上6階、地下1階の施設です。
指定管理者への委託料は年間7億円。市の予算の約1%が注ぎ込まれている事に、市長、市の力の入れようがわかります。平日で7000人、週末には1万人を超える利用者があり、開館一年で300万人以上の方が利用されています。飲み物はどこでも人でいいと言う事。 約850席が準備されていますが、それでも足りない様子です。
一部、有料のスペースもあります。 子どもの本のコーナー。ホールでコンサートを楽しむ際などに一時利用できる保育スペースもあります。
保健センターにあった健康セルフチェック機能を移転したところ、利用者は10倍に増えたそうです。 図書館を通じて、健康長寿にも資する取り組みです。
私たちが理想としている一つの図書館の姿がここにはありました。大変勉強になりました>
 
立派な建物でびっくり!図書館が主ですが、幼児から高齢者まで楽しく過ごせるスペースとしてなかなかの優れものでした。
 宿泊は横浜。晩御飯はもちろん中華街で。寒くて閑散としてました。
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