元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

京都市会、代表質問本会議  9月26日ー30日

2016年10月07日 | 日記
●9月30日(金)

   <代表質問 2日目、中野、山本議員が登壇> 

今日も10時から本会議。代表質問2日目。

 午前中は、公明党 3人。国の経済対策への対応、中小企業の経営力強化等、災害に強いまちづくり(レジリエント・シティ戦略等)景観政策の次なる方策となる「夜間景観」政策、学校教育における学びのユニバーサルデザイン化の推進について
地球温暖化対策、スポーツ振興、自転車政策、避難所運営、子供の貧困対策、発達障害のある方への支援、 放課後等デイサービスの充実、 発達障害者の就労支援、健康寿命の延伸の取組、医療用ウイッグの助成について、書道文化の振興について

 午後1時からはわが民進党議員団を代表して、まずは中野洋一議員。
○平成27年度決算の総括と「未来への責任」という点での今後の財政運営、〇住居専用地域や路地奥での民泊の在り方や「暮らしに安心」を確保し観光客との共存という観点など,あるべき民泊運営のルールについて〇地域で取り組む観光マナー啓発の積極的な支援について〇世界歴史都市会議を通し京都市の国際性豊かな特色を共有していくことについて,会議の意義,市民が国際性の「豊かさ実感」できる政策を進めるために〇これからの京都の子供達が,自分の英語を身に着け,積極的に交流して いく国際的な京都人に育つために〇ボランティア枠を増やすなど今後京都マラソンを充実させていくために。路地の奥の民泊の写真など見せながらの熱弁でした。

 そして山本ひろふみ議員が登壇。
 〇ポケモンGOなど位置情報を活用したスマートフォン用アプリの有効活用について〇児童虐待の防止について、〇地域コミュニティ活性化,自治会加入の推進について〇宿泊税について〇伏見区内の市有財産の有効活用について(要望)。

 その後、維新、京都党の議員が質疑。 庁舎内の全面禁煙については、喫煙派として野次を少々。とある議員、議会をブラックボックスと発言して、いささか問題だな。

 夜はとあることで、身内が集まりなんやかんや。

 その後、我が家の風呂場が改修工事なので、10年ぶりかな、近所の平安湯に。いい湯だな!近所の同級生らに会って、親の介護についてなど銭湯談義。
 
 明日から10月。台風が来たりで、どんよりとした天気が続き、いまだ蒸し暑くて、秋空が恋しいね。

●9月29日(木)

    <代表質問 1日目>

10時から本会議。代表質問1日目。
 大会派順、時間も会派に所属議員の数に応じて振り分けられるので、今日は自民党と共産党。
 自民は4人。特筆すべきは、西村議員が冒頭手話で質問。門川市長も手話で冒頭答弁。なかなかのものです。敬服ですよ。以下、主なテーマ。

 平成27年度決算に対する見解と今後の財政運営、文化庁の京都移転、京都市美術館の再整備、来春新設の「子ども若者はぐくみ局(仮称)」、らくなん進都内の公有地(京都拘置所,京都運輸支局等)活用、都市農業振興、客引き行為の対策、住宅用火災警報器の設置に係る取組の成果と今後の火災減少対策、京都市手話言語がつなぐ心豊かな共生社会を目指す条例制定後の取組、土砂災害対策の現状と課題、聴覚障害者の補聴設備である磁気誘導ループの活用、四条通歩道拡幅事業の総括及び今後の展開並びに新たな公共交通への取組、市営地下鉄・バスにおける交通系ICカードの活用についてなどここまでは自民党さんの質疑。

そして共産党が3人登壇。
 安保法制・戦争法廃止。憲法守る自治体の役割、消費税増税、原発について、財政問題、交通不便地域の解消、市バス運転手の若年嘱託制度、地下鉄烏丸線の全駅に転落防止柵を設置する問題・バス待ち環境の充実、介護予防・日常生活支援総合事業導入による影響、障がい者のグループホーム増設や,ヘルパー確保について、あたたかい全員制の中学給食、生活保護行政、実効性のある子どもの貧困対策、子ども若者はぐくみ局について、各区役所・支所の保健センターと,福祉事務所の再編計画について、保育所の待機児ゼロ対策、中小企業振興基本条例の早期制定、区役所への窓口設置,商店リフォーム助成など商店街振興、公契約基本条例に賃金条項を設定、市民の安全・安心に向けたルールづくりによる民泊の規制、
 
 テーマを見てもらったら自民と共産の違いが分かってもらえるかな。

    <反戦喫茶「ほびっと」のことなど>

 本会議終了後、烏丸法律事務所に。久しく会っていなかった小野誠之弁護士とハワイ大学の研究者白鳥さんを囲んで、脱走米兵援助や岩国の反戦喫茶「ほびっと」のことについてインタビューを受ける。わが青春時代のひとこま。
 昨年は戦後70年ということで、色々と当時のべ平連のことについて取材をうけたが、戦後の反戦市民運動を研究している人達もいるのですね。いまやレレジェンド。当時の岩国で活動していた、アメリカからきていた弁護士たちの消息を聞けて、一気に色々なことを思い出した。近くのワインのおいしいお店でご馳走になりました。

●9月28日(水)

10時から本会議。

 予算特別委員会の委員長から補正予算について質疑された内容について委員長報告の後、可決。染織家の志村ふくみさんを京都市名誉市民の表彰をすることも議決。20分ほどで散会。

    <手話の議員研修会>

 本会議の後、本会議場に再び集合して、手話の研修会。2月市会で「京都市手話言語がつなぐ心豊かな共生社会を目指す条例」を全会一致で可決し,4月に施行されたことから,市会議員自らが手話に対する理解を深めるとともに,市民の皆様への手話の普及に率先して取り組むきっかけとするため、聴覚言語センターの皆さんに来ていただき、手話を教えてもらいました。これから勉強しよう。

 夕方は、連合京都京都市地域協議会の議員懇談会。京都市への予算要望などについてお聞きして、市会、府会で話題になっている課題などについて意見交換。
 
 台風接近、伏見では避難指示も出されました。避難所となった藤城小学校には5名の方が避難されたとの事。また、大手筋界隈を中心に伏見区内では33件が床下浸水。。

 水回りに問題が起きて我が家の風呂場の改修工事が始まりました。馬場さんが親方で、五代さんが現場監督です。よろしくお願いします。

●9月27日(火)

 朝、9時に吉田神社境内での吉田幼稚園の運動会。まずまずの天気でなにより。園児たちが元気に入場行進。来賓としてパラリンピック・オリンピックのことにふれて挨拶をさせていただく。園児たちの組体操にはいつも感心する。

   <またまたカエンダケ>

 そして、南参道に。昨日、近くに住む末松さんから、またカエンダケが出てますよ、と連絡を受けていたので、早速、左京土木事務所と左京保健センターの担当者に来てもらい除去作業を終えました。
 毒キノコのカエンダケ騒動から1年。去年は新聞やテレビの取材もあり、ヤフーニュースのトップにもなったらしいが、しぶとい!吉田神社南参道の散歩される皆さん、気をつけてくださいね。

 11時には、議員団室に。とある知人が所有しているビルをデイサービスかゲストハウスに転用したいということで、相談ごと。それぞれの担当者に会って、それぞれの可能性について意見交換。
 午後2時から本会議場で補正予算に関して討論結了の予算委員会が開催。全員が賛成して可決されることに。

 夕方、議員団室への来客は、こども若者はぐくみ局(仮称)の設置について、保健師や獣医、薬剤師など保健センターなどで働く自治労保健福祉支部の役員さんと意見交換。公衆衛生の視点からすれば、色々と課題がありそう。
 
 夜は、事務所にて、吉田東部の町内会長さんや防災委員さんが集い、11月に予定されている近衛中学校での避難所運営訓練について相談会。神管による間仕切り、ポータブル水洗トイレの設置、アルファ米による炊き出し訓練など班を作って実施されることに。

●9月26日(月)

 久しぶりに朝、7時半に三条大橋に。民進党京都府連の一斉街宣の取組として第2区総支部のメンバーで街頭演説。代表選挙のことや参議院選挙のこと、また京都市政の課題など中野、隠塚議員と交代で演説。近くに住む人かな、うるさい!とクレームが来たので、40分ほどで演説を中止。残念。少しだけ涼しくなりましたね。

 10時から議員会。補正予算について各小委員会での質疑の模様や問題点を報告を受けて、いずれも賛成することに。その他、諸々の報告や中野、山本両議員の代表質問の原稿について意見交換。

 午後は、左京の有志の議員が集い、下鴨学区から児童館の設置についての請願案について検討。文言訂正などして、紹介議員になることを決める。

夕方、珍しく府議会に。民進党の府議団と市議団とでいまだ衆議院候補がいない5区と華の1区の候補者を擁立についてどうするか、意見交換。蓮舫新体制の下で民進党は再出発することになったが、候補者がいないと統一自治体選挙でも苦労するので、早急に擁立をするように要請をすることに。解散総選挙が巷では年末か年始かと取りざたされてきて、足元に火がついた。帰途、久しぶりに府庁近くの居酒屋「はなふさ」でちょいと一杯。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする