奇跡への絆

図師ひろき

空に架かる笑顔

2009年01月17日 14時39分01秒 | Weblog

 学童保育と障がい児保育をされている施設のリニューアル開所式に行ってきました。

 学校の空き官舎を利用して、障がい児の保護者の方々を中心に事業は始められました。
 
 活動資金を捻出するために、カツサンドを作って売られたり、祭りのとき出店をされたり姿を見守り、時には手伝わせてもらいながら、施設運営が軌道に乗ることを祈っていました。

 保護者の方々の並々ならぬ苦労の甲斐あって、どの子供も我が子のように温かく包む施設の取り組みは評判になり、順調に事業展開されていきました。

 特に障がい児と健常児が共有スペースで遊び、語らう場面は情操教育そのもので、子供たちはもちろんのことそこに携わる多くの方に“気付き”を与えてくれています。

 その施設も老朽化が目立つようになり、県の方に再整備のための補助申請があげられました。

 県としては、障がい者自立支援法激変緩和のために特別基金を創っていましたので、今回の再整備が補助対象となるかどうかの審査をしました。

 晴れて認可が下り、着工、そして完成に至りました。


               

 開所式では、元気よく餅がつかれ、子供たちから感謝状のプレゼントもありました。

               

 式の最後には、風船飛ばしがありました。

 虹色の風船が、きれいに空に架かり、子供たちの歓声と笑顔は風船が見えなくなるまで続いていました。(もちろん風船は“エコバルーン”で、落下後は土にかえるものを使用しました)

                     

                        

全国的には、このように地域に根を張り、地道に活動を続けられている方々がたくさんいらっしゃいます。

 しかし、活動資金不足から運営を断念せざるを得ない団体も少なくありません。

 定額給付金。

 使い方を間違っている。