室長の部屋

那須烏山市のスクラップ回収業(有)ひらつね 経営企画室ブログ

春花感懐

2018年04月06日 | 季節のスケッチ
室長です。

花粉症も一段落。どうやらスギ花粉アレルギーだったようで、ヒノキ花粉のシーズンになったとたんピタリと治りまして、ようやく春の訪れを心底愛でられるようになってきました♪

数日前のことですが、近くのお寺では桜が咲き誇っていまして、桃源郷の様相を呈していました。



時が経てば散ってしまうのが花の宿命でして、限りあるがゆえの美、なのでしょうね、、

いつまでも 在ると思ふな 齢三十五

ネット通販は難し

2016年03月07日 | 季節のスケッチ
室長です。

昨年、子どもが生まれた記念にとインターネットで苗木の記念樹を購入。

「紅千鳥(べにちどり)」という一重咲きの紅梅の品種です。

“紅梅かつ一重咲き”という条件にこだわってやっと見つけた苗木でして、購入したサイトのページ上ではこのような花が咲くとのことでした。



1月頃から赤い小さなつぼみができはじめて、花を咲かせるのをいまかいまかと心待ちにしていました…

ところが実際に咲いた花はこんな感じに。



紅梅ではあるものの、八重咲きの品種だったようです(涙)

水戸の偕楽園の「梅図鑑」で数ある中から選び抜いただけに、残念至極です。

とは言え、置かれた場所で咲きなさい、ではないですが、与えられたものを愛でることにしたいと思います(笑)この梅も置かれた場所できれいな花を咲かせている訳ですし。。

ネットでのお買い物もなかなか難しいものですね。

川と深まる秋

2015年11月15日 | 季節のスケッチ
室長です。

今日は久々に河原に散歩に行ってきました。

まずは鮭を見に龍門の滝へ。



昨夜まとまった雨が降ったため水かさが増しており、鮭の姿はあまり見られませんでした。

浅瀬に一匹だけ打ちあがっていましたが、落ち葉と鮭はやはりこの時期ならではの物悲しさを感じさせます。

次いで那珂川の落石へ。「らくせき」ではなく「おちいし」です。念のため(笑)



対岸の山が紅葉している様子を見ながら、下流の堰から聞こえてくる川の流れの音や鳥の鳴き声を聞いていると、そのままボンヤリと何時間でも過ごせるような、そんな落ち着いた心境になれます。まさに晩秋の夕暮れ時ならではの光景です。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。……」とつい口ずさみたくなる心境にさせてくれます。

晩秋に感じるこの切なさは、自分にとって色々と思索の原動力になる気がします。古来より哲学・宗教・芸術・文学の源流にはきっとこうした物悲しさがあったに違いあるまいと一人得心した次第です。

川が生活の近くにあるという事は、とても幸せなことですね。

風に揺れる柘榴の実

2014年10月06日 | 季節のスケッチ
こんにちは、室長です。

本日は台風18号接近に伴い、弊社の午前の仕事は様子見の状態です。。

そんな中、心配なのが自宅の庭先にある柘榴(ザクロ)の実です。



もうじき食べ頃かと毎日眺めているのですが、今回の強風で落ちてしまわないかとハラハラしています。

いきなりですが、ここで一句。

垂る枝は 臍帯のごとし 赤柘榴

栃木県で行なわれている「ねんりんピック栃木2014」ですが、なんせ、わが那須烏山市では俳句交流大会が催されたばかりですので(笑)

食欲の秋、いや、文化の秋ですね。

栃木のいちご狩り

2013年02月27日 | 季節のスケッチ

こんにちは、室長です。

三寒四温の時期とは言え、このところ寒い日が続きます。

先日、餃子の消費量で2年連続で浜松市に惜敗した宇都宮市。残念ながら、今回ばかりは震災の影響と言い訳するわけにはいかず、栃木県が全国で誇れる貴重な自慢のネタが一つ減ってしまいました(泣)

それでも、数少ない自慢の農産物にいちごがあります。農林水産省のデータによれば、いちごの生産量(平成22年)は栃木県27,900トンで2位福岡県18,100トン、熊本県12,900トンを上回り、堂々の全国第一位を誇ります!

那須烏山市内でもいちごの生産が最盛期を迎えており、夜間もビニールハウス内のライトを照らして大忙しのようです。暗闇の中を車で走っていると見える、道路脇の田畑の中に浮かびあがるビニールハウス群はちょっとした季節の風物詩なのではないでしょうか。

そんな旬のいちごを食すために、南那須観光いちご園という地元の観光農園へいちご狩りに行ってきました♪栃木県民にもかかわらず、(あまり大きな声では言えないのですが)実はいちご狩りは初めての体験です。

1,300円の入園料(制限時間30分)を払っていざビニールハウスの中へ。最初は有名品種「とちおとめ」のハウスです。

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外は身を刺すような寒風が吹きすさんでいるのですが、ハウスの中は非常に温和で、内部はいちごの良い香りで充満しています。

足元を見ると真っ赤に熟したいちごがあちらこちらになっています。できるだけ赤くなった実を選んで摘んで口にしてみると、みずみずしい甘みが広がります~こんなに赤いものはなかなかお目にかかったことがなく、改めていちごの美味しさを思い知らされました。

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最初は大きいほど美味しいと思い込んでいたので巨大な実を中心に食べていたのですが、農園のスタッフの方に聞いたところ、小さい実でも糖度は変わらないとの由。ピンポン玉大の大きさのものを20個以上食べるとさすがに腹が膨れてくるので、小さい実を選りすぐって食べた方が、より「いちご狩りをした」気にさせてくれるかもしれません。実際、大きい実は選択ミスした時の代償も大きいですから(笑)

最後の5分になると、比較的新しい品種「とちひめ」のハウスへ。「おとめ」より「ひめ」の方が格が高いからか、とちおとめの方が糖度が高いそうな。ただ、この時点ですでに胃袋がいちごジャム(渋滞)状態でして、十分に堪能すること能わず。。初心者の方は食べるペースには要注意です!

訪れたのは昼過ぎだったのですが、時間帯によってはいちごに直射日光が当たることもあり、日陰部分になっているいちごを選ぶのがポイントのようです。いちごは温まると匂いが鼻につきますからね。

それと初めて知ったのですが、いちごの元来の旬は初夏なのだとか。ビニールハウスの中でじっくりと育てることで糖度が増すために、あえて冬場にハウス内で育てるのだそうです。また、調べたところによるといちごはバラ科オランダイチゴ属の植物とのこと。オランダで品種開発されたそうです。日本はオランダに何かとお世話になっていますね(笑)

おまけ。「宇都宮餃子の定義を述べよ」
確かに、特徴がないですね(苦笑)


今シーズンの初雪

2013年01月14日 | 季節のスケッチ

こんばんは、室長です。

本日は東日本を中心に今シーズンに入って初めての本格的な雪が降りました。那須烏山市でもやはり10cm程度の積雪となり、夕方には市内の広いエリアで停電に見舞われるなど自然の猛威に右往左往した一日でした。

三連休の最終日とあっていつもならのんびりするところなのですが、午前中にどうしても伺わなければならないお客さんがありまして、道路が凍ってしまわないかと冷や冷やしながら、雪が舞う中トラックを走らせて仕事をしてきました。それ以降は雪かきをする他はあまり外出せず屋内に籠もっていました。。

夕刻に散歩で外出した時に見たJR烏山駅の雪化粧は、なかなか味がありました。

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明日は天気が良くなるといいですね。


山あげ祭りと盛夏の訪れ

2012年07月30日 | 季節のスケッチ

こんばんは、室長です。

いやはやこの週末は暑い日が続きましたね。そんな中、那須烏山市では夏の一大風物詩の「山あげ祭り」が開催されていました!

地元名産の烏山和紙で作った“山”を背景に行なわれる野外歌舞伎が特徴で、毎年7月第四週の金・土・日に開催される伝統あるお祭りです。今から450年前、永禄3年(1560年)に当時疫病が大流行し、時の烏山城主・那須資胤(なすすけたね)がこの災厄を避けるため、牛頭天王(ごずてんのう)を八雲神社(やくもじんじゃ)にお祀りし、やがてその奉納余興として常磐津所作の「山あげ」が行われるようになったのがはじまりとされています。

この猛暑の中にもかかわらず、山をあげるのは基本的に手作業で行ないます。山をあげる前はこんな感じです。

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ちなみに、この山あげ祭りには色々としきたりと言いますか、決まりごとがありまして、屋台を引いたり、山あげに直接従事できるのは訓練を積んだ「若衆」とそのお手伝いのメンバーに限られます。もちろん、室長はそんな下積みも何もないので若衆はおろかその取り巻きにもなれていませんが…

それでも地元の大切なお祭り。何かしら関わりたいとの思いもあり、幸い周囲の方からも声をかけてもらい、今年から地元の「あたご自治会」の子供みこしのお手伝いをすることになりました♪子供の頃は毎年参加していたのですが、大人になってからは初めての参加です。

今回から、大人の屋台を子供達が引くという試みもなされ、普段は引くことのできない屋台を引くという貴重な経験もできて良かったです~おや、左奥には弊社のヤード建屋も見えます。

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子供みこしですので、大人はあくまで子供の補助ですが、日曜日の朝8時に会所(基点となる詰所)に集合して途中休憩や昼食等をはさみながら17時過ぎまで地元自治会や八雲神社の鳥居前等を練り歩きますので、かなりハードな手伝いになります。時間が経つにつれて子供達の元気もどんどんしぼんでいきますので、その分、大人への負担は時間とともに増していきます。後半はお神輿の重さが担ぎ棒を介してズッシリと肩にくいこんできてかなり大変なことになります。

当日は祭りに相応しく滅茶苦茶に暑い日でしたので、途中の休憩所(地元の自営業の方の店先が多い)でもてなされるビールや氷水でなんとか正気を保つのが精一杯でした…夕方には祭りのクライマックスを迎えるのですが、他の神輿や屋台の準備等でどうしても待ち時間が長くなり、大人も疲労困憊で、虚ろな表情を浮かべていたりします(笑)

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子供の頃にも痛感したのですが、約1時間半もの間、炎天下の路上で手持ち無沙汰に待たされるこの待ち時間はなんとかならないものかと…この慰みに何か余興が催されればそれもまた新しい芸能が生まれるきっかけにもなるのではないかという考えがボンヤリとした頭の中に陽炎のように浮かんできます。。

ともあれ、怪我や病気なども特になく、長い一日は無事終わり解散へ。肩や腕はパンパンです。参加賞のお菓子をもらった子供たちがいなくなり、大人たちはおそらく今日一番の素早い速さ(!?)で会所を片付けてお待ちかねの慰労の飲み会へ突入!飲みの様子は詳らかにはできませんが、冷えたビールが美味しかったことだけは申し添えておきましょう。その味を求めて、また来年も手伝うことになるのでしょうか…

山あげ祭りが終わるといよいよ夏本番!みなさん、体調管理には十分に気をつけてください。


桜咲く

2012年04月02日 | 季節のスケッチ

こんにちは、室長です。

関東では桜が開花し、ようやく春本番になってきました♪昨日、東京で見たところではソメイヨシノはまだ一分咲き…といったところでしたが、やはり桜の花を見ると気分が良いものです。桜の花を見るために目線を上げて歩くせいか、気分も心なしか前向きになれます(笑)

さて、今年度最初の平日である本日は、全国各地で入社式があったようです。所用で東京の四ツ谷~信濃町付近を歩いていたところ、新宿通り沿いのビルの入口には空調設備工事を専門とする某サブコンの入社式の看板が出ていたり、JR信濃町駅のレストランではJRの線路工事を中心に手掛ける某中堅ゼネコンの入社式を終えたと思しき新入社員の集団がバイキングランチに行列を作っていたりと、この時期らしい光景を見ることができました(なぜか建設系が多い…)。

新入社員たちの和気あいあいとしつつもどこか緊張感に包まれた姿を見ていると、数年前の自身の姿がつい思い出され、少しの間感傷的な気分に浸ったりもしました。。

早いもので、私もこの4月でひらつね2年目になります。本日から後輩(!?)も入社することになりまして、先輩として恥ずかしくないよう、今まで以上に仕事に精を出していきたいと思います。

と言うことで、今年度も宜しくお願いします!