PM2.5とは、何か。
詳細は、ここを参照。
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=2234
ここより抜粋:
直径が2.5μm以下の超微粒子。微小粒子状物質という呼び方もある。大気汚染の原因物質とされている浮遊粒子状物質(SPM)は、環境基準として「大気中に浮遊する粒子状物質であってその粒径が 10μm以下のものをいう」と定められているが、それよりもはるかに小さい粒子。
PM2.5はぜんそくや気管支炎を引き起こす。それは大きな粒子より小さな粒子の方が気管を通過しやすく、肺胞など気道より奥に付着するため、人体への影響が大きいと考えられている。
代表的な微小粒子状物質であるディーゼル排気微粒子は、大部分が粒径0.1~0.3μmの範囲内にあり、発ガン性や気管ン賞支ぜんそく、花粉症などの健康影響との関連が懸念されている。
これが、中国では、発表もされていなかったようである。
そこで、日本はどうなったいるかを調べた。
ここには詳細な記録がある。
http://www.pref.osaka.jp/attach/5004/00045223/2-3.pdf
大阪ではあるが、日本の実態がわかるので、斜め読みをお薦めする。
休題:
さて、このPM関連の基準の採用状況はどうかは、次の表を参照。
WHOの指針は、次のとおり。
日本の環境基準は、次のとおり。
日本にも基準はあるが、その数値は、約10倍。
この基準の妥当性は、わからないが、他の国は、どうかとみると、アメリカの基準は、次のとおり。
やはり、WHOの指針に従ってか、基準は低く、厳しい基準。
アメリカは、2006年9月に、改正している。
閑話休題:
中国でも問題化されているが、日本もそろそろ、基準を見直すべきではないかと考える。
まずは、日本の基準(超微小粒子、微小粒子、粗大粒子)を、WHOの基準(PM10,SPM、PM2.5、PM0.1)に変更すべき。
紹介したPDFの資料9Pの説明は、不要となる。