ほっと たいむ

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アゲハチョウ(キアゲハ)の飼育観察日記 前編

2010年10月09日 | 生き物いろいろ
虫の記事が続きますが、苦手でない方は、お付き合いを・・・

枯れてしまった明日葉にいたキアゲハの幼虫。→こちらの記事

さて、その後の幼虫さんたちは・・・
無事に蝶になれたのでしょうか・・・?

いろいろなことがありましたので、忘れないように書き留めておきます。


9月7日
9匹いた畑の幼虫がその後2匹に・・・
食べる葉っぱも無いので、救済のつもりで飼育ケースに・・・


9月10日
パセリの葉っぱも食べるようになり、ムシャムシャと食欲旺盛。
あっという間にパセリが丸坊主・・・
とりあえず奥の幼虫が1号クン、手前が2号クン。


9月11日
すっかりパセリの葉をたいらげた2匹。
食べ物探しか・・? 飼育ケースをよじ登り始めました。


9月12日
朝見ると、1号クンが蛹に・・・
そうか~ 蛹になる場所を探していたんだね~~ 午後になると緑っぽかった体が、茶色になってきました。
2号クンは相変わらず、新しく入れたパセリをムシャムシャ・・・

ここからは、1号クンの記事です。
 

お尻のところがしっかり固定されていて、体は糸で支えられています。
蛹になるときに、自分で糸をかけるんだね。


9月15日 変化なし          9月17日 変化なし
 

9月20日
ちょっと黒っぽくなってきた?
 

9月21日
蛹から10日目
朝ケースを見ると、サナギが脱殻に・・・
「えっ!! 蝶は???」
「うそ~~~~」
うそじゃないんです。
きれいな羽の蝶がケースにつかまっているとばかり思っていました。
でも現実は・・・
蝶は、ケースの下に落ちていて、羽もクチャクチャのまま・・・
「何がどうしたって言うの???」

私、完全に勉強不足でした。
蝶の幼虫をプラケースで飼う場合、蛹になるためにつかまる木を入れてあげなければいけなかったんです。
餌としての細いパセリの枝では、不安定で蛹になれなかったんでしょうね。
プラケースの側面でサナギになって、羽化した1号クンは、ツルツルの壁につかまることが出来ずに落下・・・
羽を伸ばすことが出来ずに・・・

見つけたとき、まだ羽が濡れていました。
「もしかしたら・・・」
一縷の望みをもって木にとまらせてあげましたが、羽が伸びることはありませんでした。
もう、自分の無知を責めました。
救ってあげるはずだった命だったのに、短くしてしまった・・・
KNちゃんも楽しみにしていたのに、何て言おうか・・・



かわいそうで写真も撮ってあげられませんでした。
我が家で1番虫さんたちが集まるシオンのお花にそっとつかまらせてあげました。
そんなことしか出来ない私でした。

KNちゃんには本当のことが言えなくて、「出たい出たいって言ってたから放してあげたよ~」って・・・

1号クンには本当に申し訳ないことをしました。
まだもう1匹、2号クンがいます。
絶対1号クンのようにはさせないから・・・

と言っても、2号クンも1号クンの3日後にプラケースの側面で蛹になっています。
どうしたら、上手く羽化させてあげられるのか・・・



  ・・・・・ 後編へ 続く ・・・・・
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2 コメント

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あーー (M)
2010-10-09 18:36:16
残念でしたねー

昔、クロアゲハの幼虫から育てた時は、ミカンの枝を数本入れていた様な気がします。
おかげさまできれいなクロアゲハの飛び立つところを見ることができました。
二号君が無事飛び立てるとよいですね。

こんな風に育つ過程を記録しておかれて一号君もよろこんでいますよ、きっと♪
Mさんへ (ひらりん)
2010-10-09 19:38:59
Mさんも育てたことがあるんですね。
無事飛び立って本当によかったですね!

1号クンはとても残念でした。
畑にいたままのほうが幸せだったのでは・・・と自分を責めたりしました。

私も、勉強しました。
子供みたいだけど、夢中で・・・

2号クン無事に飛び立ちましたよ~
続きをUPしましたので、読んでね!

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