元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

夏目漱石の随筆集「自転車日記」「倫敦消息」@Amazonオーディブル聴了。 漱石が後年になって倫敦留学時代の思い出を綴った随筆。

2016-11-17 21:07:22 | 読書
夏目漱石の随筆集「自転車日記」「倫敦消息」@Amazonオーディブル聴了。
漱石が後年になって倫敦留学時代の思い出を綴った随筆。

自転車日記
倫敦の自転車専用道路での練習の話しとか、教授の娘に遠くウインブルドンまで遠出しようかと誘われた話しとか、留学中は部屋に閉じこもっていて、精神を病んだと言った通説とは全然違って、行動的な漱石。

倫敦消息
下宿屋の主人夫妻と家内の妹達との日常生活の話しや、でしゃばり婆さんが英語を教えてくれるが漱石の方が、英語の読み書きは出来てしまう話しとか、少ない官費留学費用で本ばかり買って、普段の生活はとても質素であった話しなど。
これまた結構漱石は、早く帰りたいと言いながら、倫敦生活を楽しんでいたのでは思うような。


五代目柳家小さんの落語だって酔っ払いばかりだと誰のセリフだが、人物がわからない時があるんだから 。(音声だけだからかも知れないけれど)

2016-11-17 20:59:22 | 読書
五代目柳家小さんの落語だって酔っ払いばかりだと誰のセリフだが、人物がわからない時があるんだから 。(音声だけだからかも知れないけれど)

西郷隆盛、山上憶良、高杉晋作@Amazonオーディブル聴了。 1.5倍速で聴いている。通勤電車内とジムのランニング時間とかで、1日にたくさん聴けていいねぇ。速聴は脳にも良いと言う説がある

2016-11-17 20:42:27 | 読書
西郷隆盛、山上憶良、高杉晋作@Amazonオーディブル聴了。
1.5倍速で聴いている。通勤電車内とジムのランニング時間とかで、1日にたくさん聴けていいねぇ。速聴は脳にも良いと言う説がある。ボケ防止にも効果があれば一石二鳥。
西郷隆盛と高杉晋作は、司馬遼太郎の歴史小説によく出てくるので、特に新しいこともないが、山上憶良は歌をちょっと知っているだけだったので新鮮でした。
彼は百済滅亡後に日本に渡って来た、たくさんの帰化人の一人。
恋愛がメインの万葉集で、感情より論理を優先し、唯一貧乏な暮らしなど社会問題を歌った詩人。下っ端官僚ではダメで、偉くなってお金儲けすることを絶賛する。今で言うところのアメリカンドリームを絶賛する詩人。もっともこれは、著者の人物評であり、実際はどんな人だったのか?