天瀬ひみかのブログ 『不思議の国のAmase』 AMaSe IN WONDeRLaND

僕たちの旅、ここではないどこか、幸福な場所へ。

【人間のせいで…ついに地球に〈第6回目の生物大量絶滅期〉が到来、想定以上の速度で動物種が世界中から減少】 人間は人間を食べませんよね?

2017-08-14 18:17:01 | 日記
つまり、人間は、人間以外の動物、魚、野菜、果物、木の実、キノコといった「他の命」を食べて生きている…。

だけど、人間は、そうした「他の命」に自分だけは食べさせない。栄養素を還元しない。あらゆる文明的手段を講じて、自分のからだは食べられないように万全の手立てを尽くしている…。

これが私が平素お話ししている、あらゆる生命体の中で、ただひとり人間だけが「食べる=食べられる」という宇宙的な〈アガペー〉(愛餐)の環(=食物連鎖)から外れている、という問題です。

であれば…ですよ、人間は自分だけは犠牲にならずに、他の命だけを一方的に犠牲にし続けて生きているのだから、そうした他の生命に「日々、生かしてもらっている」ことを深く感謝して、最大限の敬意を払い、他の生命を可能な限り豊かに幸せにするために、それを自らの人生の「最大の目的」にして奉仕的に生きるべきではないでしょうか?

自分は自然から命を奪うだけ奪うくせに、同時に、そんな有り難い、有り難すぎる自然に対して、自分のほうは感謝もせずに、ただただ《農薬・除草剤・殺虫剤・合成洗剤・柔軟剤・芳香剤・消臭剤・除菌剤・抗菌剤・漂白剤》などの〈毒性化学物質〉〈環境汚染物質〉を来る日も来る日も絶え間なく巻き散らかす、休みなく垂れ流すとは、いったい全体どういう了見でしょう?

「盗人猛々しい」…という言葉がありますが、今の人間たちがしていることは、まさにそれ以上のことです。

そんな人間(人類)のこの上なき蛮行に対して、天の正義の父なる神と、地の生命の母なる女神が、ただ延々と黙したままで、人間が自己の欲望を満たすために美しき地球をひたすら陵辱破壊し、人間以外の生命が人間によって苦しみ続け、もがき続け、生きる術を奪われ続け、《種の絶滅》に向かって有無を言わせずに追いやられ続けているこの悲惨すぎる現状を、このまま無為に放置し続けると、あなたは思われるでしょうか?

神や女神が、本当にこの宇宙に存在するなら、決してそんなことはないと、純粋な心ある人であれば、誰しもが必ず、そう思うはずです。



地球史上6回目の大量絶滅、すでに突入か 研究(AFP)2015年6月22日
http://www.afpbb.com/articles/-/3052392

世界は地球史上6回目の大量絶滅を迎えつつあり、これまでの約100倍のペースで生物種の消滅が進んでいるとした研究論文が先週、発表された。人類も早期に死滅する可能性があるとして警告している。

米スタンフォード大学(Stanford University)、プリンストン大学(Princeton University)、カリフォルニア大学バークレー校(University of California at Berkeley)の専門家らが率いた研究によると、地球では現在、6600万年前に恐竜が絶滅して以降、最も速いペースで生物種が失われているという。

今回の研究について、論文の共著者でスタンフォード大生物学部のポール・エーリック(Paul Ehrlich)教授は、「地球が現在、6回目の大量絶滅に突入していることを示している。有意な疑いもない」と述べる。研究者らは、米科学誌「サイエンス・アドバンシズ(Science Advances)」に掲載された論文を「控えめな算出法」に基づく予測だとしているが、研究では人類も絶滅する種の一つとなる可能性があるとしている。

研究は脊椎動物など内骨格をもつ生物の記録や、化石などの歴史的データの解析に基づき、「人類の活動が支配的になる以前の生物種の自然な消滅ペース」と現在の消滅ペースを比較した。

地球の45億年の歴史の中で発生した事象を人類は正確に知り得ないため、自然計数率(バックグラウンド計数率)と呼ばれるこうした値を算出するのは難しい。

そのため、今回の研究で科学者たちは、広く使用されている算出方法の倍の速度で過去の絶滅速度をあてはめた。100年間で1万種の生物種のうち2種類の哺乳動物が絶滅するとすれば「前世紀の脊椎動物の平均消滅速度は、生物種の消滅に関する最も控えめな見積もりに依拠したとしても、人類の活動がなかった頃の最大114倍にあたる」としている。

研究は「すでに脅威にさらされている生物種を保護するため、生息圏の喪失や経済的利益のための搾取、気候変動など、生物種にかかっているそうした圧力を緩和する集中的な取り組みが早急に必要」だと呼び掛けている。


地球はついに6回目の大量絶滅に突入。人類は自らの責任によって存亡の危機にあると科学者が警告(カラパイア)2015年6月24日
http://karapaia.com/archives/52194858.html

地球はすでに大量絶滅期に突入しており、人類は存亡の危機にあると、研究者が懸念を示している。

アメリカの科学者によれば、地球が6度目の大量絶滅期に入ったことはほぼ間違いないそうだ。彼らの研究によれば、種の絶滅速度は、ごく控えめに見積もっても通常の100倍以上である。そして、こうした動物種の破滅的な絶滅は、昆虫を介した受粉や湿地帯の浄水作用などの極めて重要な生態系サービスを危険にさらすため、人類の生存にとっても脅威である、と専門家は警告する。

『サイエンス・アドバンシズ』誌で発表された研究を率いたスタンフォード大学ウッズ環境研究所のポール・エーリック教授によれば、今のままの絶滅が続けば、人類は3世代で生物多様性からの恩恵を失うことになる。

例えば、1500年以来、320種以上の脊椎動物が姿を消した。現存している種の数も25パーセント減少し、脊椎動物の16~33パーセントが絶滅の危機にあると推定されている。無脊椎動物についても似たようなものだ。象、サイ、ホッキョクグマといった無数の大型動物が急激な減少に直面しており、かつての大量絶滅イベントで起きたものと同じ傾向を辿っている。

エーリック教授によれば、絶滅危惧種を保存する窓は急速に閉じられつつある。その回復には数百年が必要となり、人類自体も早期に消えてしまう可能性が高い。

こうした「生物多様性喪失の世界的発作」の原因は人間である。歴史を通して、人口や1人当たりの消費が増加し、経済的格差も広まった。それに伴う森林の伐採、侵入種の導入、二酸化炭素排出による気候変動および海洋の酸性化、有害な化学物質による生態系の汚染などが、自然の生息域を改変し、破壊してきた。

見通しは暗いが、打つ手はある。エーリック教授によれば、真の6回目の大量絶滅を回避するには、現在絶滅が危惧される種を速やかにきちんと保存したうえで、生息地の喪失、経済活動や気候変動による搾取といった種にのし掛かる圧力を軽減する必要があるという。


【科学ニュース】地球は6回目の大量絶滅期(科学検定)
http://www.kagaku-kentei.jp/news_detail/data/152

Science Advances誌に6月19日付で発表された新しい研究によると、地球の生物相は第6の「大量絶滅期」に入っているという。

6600万年前の恐竜を絶滅させた最後の大絶滅以来、絶滅率は比べる時期がないほど高まっているとの見解で研究者は一致している。ただし一部には、初期の評価は危機の過大評価を前提としていると異論を唱える科学者もいる。

メキシコ国立自治大学のヘラルド・セバージョス(Gerardo Ceballos)氏が率いた今回の新しい研究では、非常に控えめに予測しても、脊椎動物種は大絶滅期の間の標準的な割合に対し最大で114倍の速さで絶滅していることを示している。

「もしこの状況が続けば、生命が回復するには何百万年もかかるだろうし、われわれ人類は早い段階で死に絶えるだろう」とセバージョス氏は言う。

セバージョス氏の研究チームは、化石記録と絶滅の回数から、現在の絶滅の状況を非常に控えめに評価した結果、これまでの分析で広く使われてきた背景率の2倍の割合、つまり100年間で哺乳類1万種中の2種が絶滅しているとの見通しを得た。

チームは脊椎動物種に注目し、背景率と現在の絶滅率の違いを最も低く見積もった場合でも、人間が地球規模で急激な生物多様性損失を引き起こしているとの結論に行き着くのかと問うた。その答えは、明確に「イエス」だった。

研究論文の中で研究チームはこう述べている。「われわれの目的は生物多様性に人間が与える影響の現実的な下限となる線を見つけることだったので、今回の計算は絶滅危機の深刻さを過小評価しているかもしれない」。

展望は明るいとは言えないが、意味のある前へ向かう道はあるだろう。

「本当の6回目の大絶滅を回避するには、既に絶滅の危機に瀕している種を保護し、その個体群にかかっている圧力を軽減するために、これまで以上に強い保護施策を早急にとる必要がある」と論文は結論付けている。

【情報ソース】

Science Advances - Accelerated modern human-induced species losses: Entering the sixth mass extinction
http://advances.sciencemag.org/content/1/5/e1400253

ZME SCIENCE - Some models no longer available: Earth enters its 6th mass extinction phase, humans accelerate the losses
http://www.zmescience.com/ecology/some-models-no-longer-available-earth-enters-its-6th-mass-extinction-phase-humans-accelerate-the-losses-894775/

Sci-News.com - Earth Entering 6th Great Mass Extinction
http://www.sci-news.com/biology/science-sixth-great-mass-extinction-02936.html



「第6の絶滅期」到来、想定よりも深刻か 動物の減少広範に(CNN)2017年7月11日
https://www.cnn.co.jp/fringe/35104107.html

地球上で生息数や生息地が急激に減っている動物は、絶滅の危険が指摘されている希少動物に限らず、従来考えられていたよりはるかに多いことが、新たに発表された研究で明らかになった。

メキシコ国立自治大学の生態学者、ヘラルド・カバジョス教授や米スタンフォード大学の生物学者、ポール・エーリック教授らのチームが10日、米科学アカデミー紀要(PNAS)の最新号に論文を発表した。

チームの研究によると、陸上にすむ哺乳(ほにゅう)類や鳥類、両生類、爬虫(はちゅう)類合わせて2万7600種類のうち、実に3分の1近くの生息数、生息地が減少していることが分かった。

さらに、なじみの深い哺乳類177種類に注目すると、その全てが1900~2015年の間に生息地の3割以上を失い、4割余りが生息地の8割以上を失っていた。

地球には過去5回の大量絶滅時代があったとされる。科学者らは第6の絶滅時代が迫っていると警告しているが、その傾向は従来考えられていたよりずっと深刻だと、チームは警告する。

例えばアフリカには現在40万頭のゾウが生息している。絶滅の恐れがある動物とはされていないが、20世紀初頭の100万頭に比べると半数以下に減少したことになる。

特にこの10年間は減少のペースが速く、このままだと20年後にはアフリカから野生のゾウが消えてしまう可能性があるという。

カバジョス教授は「幸いなことに、まだ時間はある」と指摘。「この結果から言えるのは、今こそ行動を起こすべきだということ。限られたチャンスだが、我々にできることはある」と訴えた。


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