ひきた小児科クリニック(群馬県桐生市 疋田小児科医院)

小児科専門医が群馬県桐生市やみどり市で流行している病気や,予防接種,アレルギーなどこどもの健康に関する情報を提供します.

日本小児放射線学会のフィルムリーディングで3等!

2018-06-16 20:52:57 | 日記・メモ (Weblog)
日本小児放射線学会のフィルムリーディングで3等!

 今年も日本小児放射線学会に参加してきました。
 以前も日本小児放射線学会のフィルムリーディングについて書いたことがあります(2009-06-28)。
(https://blog.goo.ne.jp/hikitapediatricclinic/e/59b9e330f0fa106bcfb81d811b458a55)。
その時は、放射線科の医師が上位を独占し、私は放射線科以外の医師の参加者の上位と言うことで、さぬきうどんを頂きました。

 今回出題された問題は、4症例のフィルム(レントゲン写真やCT,MRI等の写真)と診療情報で、展示室に掲示されていました。そして、フィルムリーディングセッションの始まる前に、学会参加者は4症例について考えて解答用紙に答えを記入して提出するという方式でした。
 私は小児科医ですからフィルムを読むのが専門の放射線科の先生にかなうわけはないのは分っています。しかし、参加することに意義があると考えて、写真の情報と診療情報から4症例について回答しました。
 フィルムリーディングセッションで出題者の放射線科の先生と外科の先生の詳しい解説を聞きました。私は正解1問、完全な不正解1問、残りの2問は不正解でしたが記載した所見としては少しあっているかなと思いました。
 解説が終了してセッションの最後に回答成績の上位の発表がされました。1等から発表され、2等の先生の名前が呼ばれ、そして、3等で私の名前が呼ばれました。放射線科医でない私が上位に食い込むとは自分でも驚きました。おそらく、優しい採点者の先生が放射線科でない小児科医が参加したので、点数を甘くしてくれたのではないかと思います。さらに、大学病院の放射線科の教授や小児病院の放射線科の部長などはあえて参加しなかったのだと思います。しかし、そうだとしても、3等はとても嬉しかったです。
 3等の賞品として頂いたのはスターバックスのカードでした(上の写真のようにラッピングされ3等と書かれていました)。
 これは、来年も参加しなくてはいけないと言うことでしょう。画像診断の世界も進歩が早いので勉強を続け日々の診療に生かしたいと思います。

ひきた小児科クリニック (群馬県桐生市 疋田小児科医院)
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hikita/

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