テレビでは何度か放送はされているのですが、原作は読んだ事がなかったので、内田康夫の『平家伝説殺人事件』を読んでみました。
この作品は、西土佐村の藤の川が物語の舞台の一つになっているので気にはなっていました。
だいたい、こういうミステリーというのは、事件は都会で起こって、その被害者、あるいは犯人の郷里が高知県のある場所という設定が多いのですが、この作品もそういう設定でした。
西土佐村の藤の川で事件が起こって、そこに、浅見光彦が登場して、ドラマでも西土佐村の藤の川でオールロケーションをするのではないかと期待していたのですが、そんな事はありませんでした。
ドラマでは西土佐村藤の川でのロケはあったのですが、ドラマの全体の時間の中ではほんのわずかな時間でした。
西土佐村藤の川というのは、平家伝説の残る里という事になっているのですが、これはほんとの事でしょうか。
ネットで調べてもよくは分かりません。
作品のタイトルは、『平家伝説殺人事件』となっていますが、平家伝説とはまったく関係がありません。
平家伝説という事に惹かれてこの作品を読んだのですが、平家伝説とはまったく何の関わりもなかったのでがっかりしました。
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