私のお父さんは広島県の尾道出身 尾道では結構大きな屋敷の跡取り息子だったが 父が商売や株に失敗して亡くなり 土地も家も人手に渡り 弟は腸チフスで亡くなりお父さんは足の怪我が元で全身に菌がまわって 体のあちらこちらに膿がたまり医者の誤診もあって手遅れになってどうにか命は取り留めたが 足が硬直した状態になり 杖をつかって歩く身体障害者になった 青年になっておじの家に身を寄せながらも 何の役にも立たない自分に失望と将来を悲観して ある日船から身を投じようとしてある人に助けられたらしい 又お金がなくお腹がすいて歩いていると見ず知らずの人が食堂に連れて行ってくれて食事をさせてくれた 食堂から出てお礼を言おうと振り返るとその人はもういなかった 子供の時この話を聞いて涙が出て 子供心にその人に会えたらお礼を言いたいと思ったことを覚えている 時計の修理を学んで広島に出て母親を呼び寄せて 細々と時計屋を営み居をかまえた
この父が母とどのように出会って結婚したのかを書きましょう
父はクリスチャンであったおじの影響も会って 広島に出た時には教会に通うようになっていた その教会の牧師先生が リュウマチの母親と からだの不自由な父の生活を案じて 10年間 お嫁さんのために祈り続けて下さっていた その牧師先生が ある日山陰の米子の教会の集会に招かれ そこで背は小さいけれどとても健康そうな娘をみて ア この人だと直感して早速米子の牧師に話をした 母は牧師からその話を聞いてすぐ断ったそうで その事は忘れていたある日 突然 広島の牧師が その青年を連れて玄関に入ってきた 姉妹 青年を連れてきました一度会ってくださいと言われ しかたなく部屋に上がってもらったが 心の中に怒りが込み上げてきて 不機嫌な顔をして下を向いたまま一言も話さず 青年の伸びた足だけが目に入り 早く帰ってほしいとばかり思い牧師先生の言葉に返事もしなかったそうだ しかしそれから母の心の中に 不自由なからだでわざわざ遠くから訪ねて来た青年とリュウマチで困っておられる母親のことが思われ 消しても消しても心の中に思いが沸いて この話を断ったら神様に申し訳ない 助けてあげたいと思うようになり 決心を牧師に伝えた しかし母の姉と妹は いままで苦労は充分してきたのに何故 苦労する事が分かっているのに行くのか 絶対断りなさいと泣いて泣いて止めた
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父はクリスチャンであったおじの影響も会って 広島に出た時には教会に通うようになっていた その教会の牧師先生が リュウマチの母親と からだの不自由な父の生活を案じて 10年間 お嫁さんのために祈り続けて下さっていた その牧師先生が ある日山陰の米子の教会の集会に招かれ そこで背は小さいけれどとても健康そうな娘をみて ア この人だと直感して早速米子の牧師に話をした 母は牧師からその話を聞いてすぐ断ったそうで その事は忘れていたある日 突然 広島の牧師が その青年を連れて玄関に入ってきた 姉妹 青年を連れてきました一度会ってくださいと言われ しかたなく部屋に上がってもらったが 心の中に怒りが込み上げてきて 不機嫌な顔をして下を向いたまま一言も話さず 青年の伸びた足だけが目に入り 早く帰ってほしいとばかり思い牧師先生の言葉に返事もしなかったそうだ しかしそれから母の心の中に 不自由なからだでわざわざ遠くから訪ねて来た青年とリュウマチで困っておられる母親のことが思われ 消しても消しても心の中に思いが沸いて この話を断ったら神様に申し訳ない 助けてあげたいと思うようになり 決心を牧師に伝えた しかし母の姉と妹は いままで苦労は充分してきたのに何故 苦労する事が分かっているのに行くのか 絶対断りなさいと泣いて泣いて止めた