「ドラゴンファイター」 レビュー (ファミコン)

横スクロールアクション＋シューティング
開発はナツメ
トーワチキからの発売

１９９０年８月１０日

あらすじとしては
神に祝福された国「バルジン」が北方からやってきた魔道士ザバオンによって、
一瞬のうちに国中が廃墟と化した。
この危機を救うため、神が遣わした使者。
それが「ドラゴンファイター」である。

点数は６５点

良い点
・ストレスがなく放てる攻撃
・音楽がいい

悪い点
・演出不足
・ドラゴン時、右向き固定

良い点の解説
・ストレス無く放てる攻撃
攻撃判定や攻撃の反応も良好。
「↑＋Ａボタン」で竜に変身する事が出来る。
竜状態の時は「↓＋Ａボタン」で人間状態に戻る。
素晴らしい形態変化。分かりやすく、
「アルマジロ」とは一味違う。（まぁ、こっちはＢボタンが攻撃だしな）

ただ、溜め攻撃がちと長い気がしたな。溜め途中だと何も出ないし
ロックマンのように威力は低めでもいいから何か出て欲しかった。


・音楽がいい
なかなかの名曲…
としか言えないよ。俺には。

悪い点
・演出不足
ボス出現、倒したときなど動きが小さいのが、ちと残念。
ステージの仕掛けなどもやや乏しい。
特に思ったのがやられたとき、やられモーションなどなく
体力が０になった瞬間にゲームオーバー画面に移行。
味気なさすぎるだろうと思ったなぁ。

・ドラゴン時、右向き固定
これはそのまま。ドラゴンに変身すると、左ボタンを押そうが右向きのまま
だから右端で変身すると左にいる敵には一方的にやられる。
まぁ、そこは考慮してやれば問題ないのかもしれないが…



「ゴメンナサイ！」

取り敢えず最初から謝らせてください。
パッケージを見て、漂うクソゲー臭に（「トーワチキ」というのもあって）

「ネタとして取り上げよう」

と、思ったのだがとんでもない！！まさかの良ゲー。驚いた。
（って開発は「ナツメ」だからなんだろうけどさ）
ちょっと難しいところもあるが、なんとこのゲーム。
裏技にステージセレクトがある他に、回数無制限に全回復する裏技があるのだ。
これさえあればどんなにゲーム下手でもクリアすることが出来るのだ！

裏技
・どこでも体力回復

ポーズをかけ、下記のコマンドを押す。

１面、Ａ・Ａ・Ａ・Ａ・Ｂ・Ｂ・Ｂ・Ｂ
２面、Ａ・Ｂ・Ａ・Ａ・Ｂ・Ａ・Ｂ・Ｂ
３面、Ａ・Ｂ・↑・↑・Ａ・Ｂ・↓・↓
４面、↑・↓・←・→・Ａ・Ｂ・Ａ・Ｂ
５面、Ａ・↑・Ｂ・↓・Ａ・←・Ｂ・→
６面、↑・↓・↑・↑・↑・↑・↓・↑

・サウンドテスト

タイトル画面で
Ⅰコン…Ａ＋Ｂ
Ⅱコン…Ａ＋Ｂ
を同時に押しながらスタートする。

・ハードモード

タイトル画面で
Ａ・Ａ・Ａ・Ａ・Ｂ・Ｂ・Ｂ・Ｂ・Ａ・Ｂ・Ａ・Ｂ・Ａ・Ｂ・Ａ・Ｂ
（Ａ４回・Ｂ４回・ＡＢを交互に４回入力する）

・ステージセレクト
タイトル画面で
Ⅰコン…Ａ＋Ｂを押しながらリセットかつＡ＋Ｂを離さず３０秒間音が鳴るまで待つ。
その後、各面に対応するコマンド（下記）を入力するとその面から始めることができる。

２面、Ⅱコン、「←」を押しながらスタート
３面、Ⅱコン、「↓」を押しながらスタート
４面、Ⅱコン、「↑」を押しながらスタート
５面、Ⅱコン、「Ｂ」を押しながらスタート
６面、Ⅱコン、「Ａ」を押しながらスタート


ネタバレはなし