※サブタイトルの『勇者への挑戦』は
×:ゆうしゃ
○:ゆうじゃ
である。
濁点がしっかりと入っている!
ソフトにゴミくっついている訳じゃないぞッ!
サイドビュー横スクロールアクションゲーム
開発はナウプロダクション
発売はアイレム
1987年9月18日発売
「スペランカーII 23の鍵」というのが
アーケードから出ているが全く別物である。
あらすじとしては
その昔、人間の世界は妖精が済む『フェアリーランド』とつながっていて
共に仲良く暮らしていたが
人間は邪悪の神『ゲイラ』によって蝕まれてた事により妖精は姿を消し、
『フェアリーランド』の場所を知る者もいなくなった。
それにより人間の世界は荒れ、妖精の存在すら忘れてしまった。
そんなある日は、地底洞窟のピラミッドで財宝と共に
『フェアリーランド』について書かれた古文書を見つけた。
「今から1000年以内、閉じ込められた3人の妖精を助ける事が出来れば、
人間の世界に再びフェアリーランドの光が降り注ぐでしょう。
そしてそれは“勇者”のみがな成し得るでしょう」
『妖精』とは?
『フェアリーランド』の光とは?
1000年以内とはいつまでなのか?
様々な疑問を抱きつつ『妖精』との出会いを夢見て、『スペランカー』は旅立つ。
特徴
「スペランカーなのに死なない!」
まず言いたかったので先に言ってしまったが
前作との一番の違いは後述する「徳」の他に「ライフ」が入った点と言える。
前作は身長分の高さから落下したぐらいで残機を失ったが
今作は身長4人分ぐらいの高さまでは落下しても許容される。
4人分以上から落ちてもライフを若干消費するだけで死なないのだ。
穴に転落すると『閻魔大王』が現れる。
徳がある程度あると、ステージに戻してくれるが少ない場合、
「お前の行いが悪い」
というような事で
ゲームオーバーとなる。
これだけでも前作を遊んだものとしては衝撃を受ける。
ちと前作との変更点をザッとまとめよう。
1キャラのみ →3キャラから選択可能
残機制 →1機のみ
即死制 →ライフ制
銃と閃光弾のみ→3キャラの特殊攻撃やアイテムを選択可能
そして新たに増えたのが
「TOKU(徳)」
というゲージがあり
敵を倒す事で増え、
穴に転落しても許容してくれたり、とあるアイテムを使用するのに必要だったりする。
鹿を倒したり、遺書を取ると減少し、0になると『閻魔大王』に強制召喚させられ
やはり
「お前の行いが悪い」
とゲームーオーバーとなる。
まず開始時に3キャラの中から選ぶことが出来る。
「探検家」「エスパー」「聖職者」の3種
探検家:『スペランカー』そのものと言ってもいい。
体力は多め、徳も同じぐらい
通常攻撃:『ナイフ』
特殊攻撃:銃弾を消費する事で『銃』を発射出来る。
特殊能力:なし
特殊能力はないが他の2キャラに比べて初期装備が多い。
エスパー:体力はやや少なめと徳は普通
通常攻撃:『ナイフ』
特殊攻撃:超能力(飛び道具であり、使うとライフを消耗する)
特殊能力:テレポート
※最初にマーキングする事が出来る。
再び、使うとそのマーキングした地点にワープする事が可能。
ファミコンの「MOTHER」でいう『パンくず』である。
聖職者:体力は少な目だが徳は多い。
通常攻撃:『杖』
特殊攻撃:魔術(飛び道具であり、敵に当たると敵の動きを止める)
特殊能力:オーラ(ボスにダメージを与える)
操作方法
左右ボタン:移動
下ボタン:しゃがむ
上下ボタン:階段の移動
セレクトボタン:アイテムや特殊能力を選択する。
スタートボタン:ポーズ
Bボタン:攻撃orアイテムor特殊能力の使用
Aボタン:ジャンプ
点数は35点
良い点
・特になし
悪い点
・「スペランカー」じゃない。
悪い点の解説
・「スペランカー」じゃない。
良く、シリーズもので前作等と違った斬新な事をすると
「こんなの○○じゃない!」
なんて言われる事が多いが…
前作は余計な事をするとすぐに死亡した。
「身長分の穴に落ちる」「爆発する爆弾の近くにいる」「天井の噴出に触れる」
「倒しかけた幽霊の欠片に当たる」「下り坂でジャンプする」etc
その貧弱振りは枚挙にいとまがないが…
今作は、ライフがあるので死ぬ事はない。
水に入っても潜水服などのアイテム無しで普通に泳げて死ぬ事もない。
前作から比較すれば
「スペランカーよ…
お前、不死身じゃないのか?」
と思えるぐらいの強化である。
(前作と比較すれば…の話ね)
前作ではすぐ死んで即復帰するのでサクサク遊べる。
下手だとすぐにゲームオーバーになって
「これクソゲーじゃねぇか!」
と、憤ったが何度も繰り返す事により
さらに深くのエリアに進めるようになるから
すぐに自分の上達を実感できて楽しい。
それが「スペランカー」の醍醐味だってのにライフ制導入…
なかなか死なない「スペランカー」…
シリーズ最大の魅力を殺していると言ってもいい。
というか、斜めにあがる階段が出て来るので
「悪魔城ドラキュラ」とか「コナミ ワイワイワールド」的でもある。
だからと言って本作独自の面白要素があるかって言ったら…
コレと言って特に…
結果、徳という要素が追加したことにより
面倒なだけの探索アクションになり下がってしまった。
道は結構広大であり闇雲に進んでいればクリアできるというわけではない。
出来れば道をメモを取ると遊びやすくなるかもしれない。
しかし、あらすじ…
後付けにしても酷いわな。
前作のピラミッドの財宝の他に古文書を見つけたって所
『フェアリーランド』『妖精』『閻魔大王』
なんて前作とは全く無関係やで…
態々そんなのねじ込む必要あったん?
もはや名前を借りた別作品と言ってもいいだろう。
それにしても「フェアリーランド」ってのを題材しているだけあって
『妖精』を殺害すると即座に地獄行きなのはわかる。
その中で『鹿』を倒すと何故か徳がかなり減るのだ。
他に生き物としては『イノシシ』や『蛇』や『蜂』などが出て来るが
こちらは倒すと徳が増える。
鹿差別が甚だしいな。
『鹿』だって有益な動物って訳でもねーだろうに…
後、遺書&食料を取ると徳が少し減る。
それを書き記した奴が死ぬ間際に見つけた人間に知ってもらいたい事を
書き記した証なんだから持って帰るべき代物だろう。
ってか食料を食えるって事は結構、近いうちに死んだんだろうか?
アイレムの初期の作品は発光ダイオードが付いていたが
(前作「スぺランカー」にも)
本作が最後の発光ダイオード作品であるそうだ。
何で本作が最後なのかは…
大人の事情なのだろう。
それにしても1つの面が長いので
パスワードや面セレが欲しかったなぁ…
コンテニューはあるが条件付き
そうそう。
本作は「大技林」というゲームの裏ワザがまとめられたクッソ分厚い本に
タイトルは「勇者への挑戦」って書かれてるだけで
『スペランカーII』という名前が書かれていない。
「スペランカー」としての認識ではなかったのだろうか?
それにアイレムのホームページに掲載されている『スペランカー先生』で
スペランカー先生が本作の夢を見てそれを「嫌な夢を見た」と表現している。
スペランカーシリーズの作品集でも除外されている。
まぁ、パッケージ自体が崖に齧り付くようにする主人公。
「オマエノ オコナイハ オミトウシダ
オマエノヨウヤツハ ジゴクイキジャ!!」
一つ目の化け物に指を踏まれ崖下に真っ逆さま…
という扱いを公式自体から受けた悲しきゲームだったという事で…
ネタバレはなし
×:ゆうしゃ
○:ゆうじゃ
である。
濁点がしっかりと入っている!
ソフトにゴミくっついている訳じゃないぞッ!
サイドビュー横スクロールアクションゲーム
開発はナウプロダクション
発売はアイレム
1987年9月18日発売
「スペランカーII 23の鍵」というのが
アーケードから出ているが全く別物である。
あらすじとしては
その昔、人間の世界は妖精が済む『フェアリーランド』とつながっていて
共に仲良く暮らしていたが
人間は邪悪の神『ゲイラ』によって蝕まれてた事により妖精は姿を消し、
『フェアリーランド』の場所を知る者もいなくなった。
それにより人間の世界は荒れ、妖精の存在すら忘れてしまった。
そんなある日は、地底洞窟のピラミッドで財宝と共に
『フェアリーランド』について書かれた古文書を見つけた。
「今から1000年以内、閉じ込められた3人の妖精を助ける事が出来れば、
人間の世界に再びフェアリーランドの光が降り注ぐでしょう。
そしてそれは“勇者”のみがな成し得るでしょう」
『妖精』とは?
『フェアリーランド』の光とは?
1000年以内とはいつまでなのか?
様々な疑問を抱きつつ『妖精』との出会いを夢見て、『スペランカー』は旅立つ。
特徴
「スペランカーなのに死なない!」
まず言いたかったので先に言ってしまったが
前作との一番の違いは後述する「徳」の他に「ライフ」が入った点と言える。
前作は身長分の高さから落下したぐらいで残機を失ったが
今作は身長4人分ぐらいの高さまでは落下しても許容される。
4人分以上から落ちてもライフを若干消費するだけで死なないのだ。
穴に転落すると『閻魔大王』が現れる。
徳がある程度あると、ステージに戻してくれるが少ない場合、
「お前の行いが悪い」
というような事で
ゲームオーバーとなる。
これだけでも前作を遊んだものとしては衝撃を受ける。
ちと前作との変更点をザッとまとめよう。
1キャラのみ →3キャラから選択可能
残機制 →1機のみ
即死制 →ライフ制
銃と閃光弾のみ→3キャラの特殊攻撃やアイテムを選択可能
そして新たに増えたのが
「TOKU(徳)」
というゲージがあり
敵を倒す事で増え、
穴に転落しても許容してくれたり、とあるアイテムを使用するのに必要だったりする。
鹿を倒したり、遺書を取ると減少し、0になると『閻魔大王』に強制召喚させられ
やはり
「お前の行いが悪い」
とゲームーオーバーとなる。
まず開始時に3キャラの中から選ぶことが出来る。
「探検家」「エスパー」「聖職者」の3種
探検家:『スペランカー』そのものと言ってもいい。
体力は多め、徳も同じぐらい
通常攻撃:『ナイフ』
特殊攻撃:銃弾を消費する事で『銃』を発射出来る。
特殊能力:なし
特殊能力はないが他の2キャラに比べて初期装備が多い。
エスパー:体力はやや少なめと徳は普通
通常攻撃:『ナイフ』
特殊攻撃:超能力(飛び道具であり、使うとライフを消耗する)
特殊能力:テレポート
※最初にマーキングする事が出来る。
再び、使うとそのマーキングした地点にワープする事が可能。
ファミコンの「MOTHER」でいう『パンくず』である。
聖職者:体力は少な目だが徳は多い。
通常攻撃:『杖』
特殊攻撃:魔術(飛び道具であり、敵に当たると敵の動きを止める)
特殊能力:オーラ(ボスにダメージを与える)
操作方法
左右ボタン:移動
下ボタン:しゃがむ
上下ボタン:階段の移動
セレクトボタン:アイテムや特殊能力を選択する。
スタートボタン:ポーズ
Bボタン:攻撃orアイテムor特殊能力の使用
Aボタン:ジャンプ
点数は35点
良い点
・特になし
悪い点
・「スペランカー」じゃない。
悪い点の解説
・「スペランカー」じゃない。
良く、シリーズもので前作等と違った斬新な事をすると
「こんなの○○じゃない!」
なんて言われる事が多いが…
前作は余計な事をするとすぐに死亡した。
「身長分の穴に落ちる」「爆発する爆弾の近くにいる」「天井の噴出に触れる」
「倒しかけた幽霊の欠片に当たる」「下り坂でジャンプする」etc
その貧弱振りは枚挙にいとまがないが…
今作は、ライフがあるので死ぬ事はない。
水に入っても潜水服などのアイテム無しで普通に泳げて死ぬ事もない。
前作から比較すれば
「スペランカーよ…
お前、不死身じゃないのか?」
と思えるぐらいの強化である。
(前作と比較すれば…の話ね)
前作ではすぐ死んで即復帰するのでサクサク遊べる。
下手だとすぐにゲームオーバーになって
「これクソゲーじゃねぇか!」
と、憤ったが何度も繰り返す事により
さらに深くのエリアに進めるようになるから
すぐに自分の上達を実感できて楽しい。
それが「スペランカー」の醍醐味だってのにライフ制導入…
なかなか死なない「スペランカー」…
シリーズ最大の魅力を殺していると言ってもいい。
というか、斜めにあがる階段が出て来るので
「悪魔城ドラキュラ」とか「コナミ ワイワイワールド」的でもある。
だからと言って本作独自の面白要素があるかって言ったら…
コレと言って特に…
結果、徳という要素が追加したことにより
面倒なだけの探索アクションになり下がってしまった。
道は結構広大であり闇雲に進んでいればクリアできるというわけではない。
出来れば道をメモを取ると遊びやすくなるかもしれない。
しかし、あらすじ…
後付けにしても酷いわな。
前作のピラミッドの財宝の他に古文書を見つけたって所
『フェアリーランド』『妖精』『閻魔大王』
なんて前作とは全く無関係やで…
態々そんなのねじ込む必要あったん?
もはや名前を借りた別作品と言ってもいいだろう。
それにしても「フェアリーランド」ってのを題材しているだけあって
『妖精』を殺害すると即座に地獄行きなのはわかる。
その中で『鹿』を倒すと何故か徳がかなり減るのだ。
他に生き物としては『イノシシ』や『蛇』や『蜂』などが出て来るが
こちらは倒すと徳が増える。
鹿差別が甚だしいな。
『鹿』だって有益な動物って訳でもねーだろうに…
後、遺書&食料を取ると徳が少し減る。
それを書き記した奴が死ぬ間際に見つけた人間に知ってもらいたい事を
書き記した証なんだから持って帰るべき代物だろう。
ってか食料を食えるって事は結構、近いうちに死んだんだろうか?
アイレムの初期の作品は発光ダイオードが付いていたが
(前作「スぺランカー」にも)
本作が最後の発光ダイオード作品であるそうだ。
何で本作が最後なのかは…
大人の事情なのだろう。
それにしても1つの面が長いので
パスワードや面セレが欲しかったなぁ…
コンテニューはあるが条件付き
そうそう。
本作は「大技林」というゲームの裏ワザがまとめられたクッソ分厚い本に
タイトルは「勇者への挑戦」って書かれてるだけで
『スペランカーII』という名前が書かれていない。
「スペランカー」としての認識ではなかったのだろうか?
それにアイレムのホームページに掲載されている『スペランカー先生』で
スペランカー先生が本作の夢を見てそれを「嫌な夢を見た」と表現している。
スペランカーシリーズの作品集でも除外されている。
まぁ、パッケージ自体が崖に齧り付くようにする主人公。
「オマエノ オコナイハ オミトウシダ
オマエノヨウヤツハ ジゴクイキジャ!!」
一つ目の化け物に指を踏まれ崖下に真っ逆さま…
という扱いを公式自体から受けた悲しきゲームだったという事で…
ネタバレはなし
でも記事を見ると初代の良い所全部殺しちゃってるみたいだね
一瞬やりたいって思ったけど
あの緊迫感が無いなら
いいやw
髭人さんレビューありがとう
時間とお金の無駄をしないですみましたw
コメントさんきゅーです。
初代の良さは殺していますが
面セレ、コンテニュー基本無しで広大なマップをクリアするという新たな緊迫感があるので興味があればプレイなさってはいかがでしょうかね。
知名度低くて続編っていうと
「スペランカー」の他に
「スパルタンX」にもファミコンで2が出ていますので興味があればプレイされてはどうでしょうか?
当然、お高めです。
あと勇者をゆうじゃって読ませるのってよくありそうで意外にないですね。記憶にあるのはアニメガリバーボーイのOPで「ゆうじゃ~のでんせつ~♪」って歌ってたのぐらいかなあ
コメントさんきゅーです。
聖職者っていうぐらいなら
分かりやすく魔法使いでいいじゃねーかと思いますが…
それはエスパー側に含まれてしまうのだろうか?
『ガリバーボーイ』とは…
これまた微妙な存在(笑)