髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

「コナミ ワイワイワールド」 レビュー (ファミコンソフト)

2011-12-26 20:21:30 | ファミコンレビュー
サイドビュー横スクロールアクションゲーム+α(シューティング)
二人同時プレイ可能
開発はコナミ開発2課
発売はコナミ
1988年1月14日発売
「ゲームセンターCX ~有野の挑戦~」プレイソフト#04

お話としては
「ワルダー」というのが地球で暴れていて
このままでは地球が滅んでしまうと騒ぐ「シナモン博士」。
そんな折に「コナミマン」がやってきて、コナミヒーロー達は捕まってしまったと告げられる。

「コナミマン」は「シナモン博士」が作ったというアンドロイドの「コナミレディ」を引き連れ、戦いに臨む。
「コナミマン」は他のコナミヒーローたちを救い出し「ワルダー」を倒す事が出来るのか?

特徴
コナミキャラを使える。
「コナミマン」「コナミレディ」の他に
「ゴエモン」「シモン」「マイキー」「フウマ」「モアイ」「コング」を仲間に出来る。

操作方法

通常時
十字ボタン:移動
Aボタン:ジャンプ
Bボタン:攻撃

上+Aボタン:生きている別キャラ変更
 (生存キャラが2人しかおらず2Pプレイ時は不可)

下+Aボタン:武器の使用orやめる

Aボタン長押し:
 マント取得時に「コナミマン」か「コナミレディ」で飛行



キャラごとに性能は異なる。
飛び道具はアイテムとして取得しないと使用できない。



「コナミマン」(多数のコナミ作品のボーナスとして登場)
 攻撃方法:パンチ
  範囲は短いがモーションは短いので連続して出せる。
 飛び道具:ビームガン
  攻撃はショボイが弾速が早く連射が可能。

 特徴:『マント』を取得するとAボタン長押しで空を飛べる。
  空を飛ぶとパンチは出せないがビームガンは使用可能。


「コナミレディ」(本作が初登場)
 攻撃方法:キック
  範囲は短いがモーションは短いので連続して出せる。
 飛び道具:ヒートガン
  「コナミマン」の『ビームガン』と違って敵を貫通する。
  それゆえに連射力は低め

 特徴:『マント』を取得するとAボタン長押しで空を飛べる。
  空を飛ぶとパンチは出せないが『ヒートガン』は使用可能


「ゴエモン」(『がんばれゴエモン ~からくり道中~』より)

 使用武器:キセル
  出が速く斜め上にまで攻撃範囲があるが背の低い敵には当たらない。
 飛び道具:小判
  弾速はやや遅く敵は貫通しない。

 特徴:『?』と描かれた箱を開ける事が出来る。


「シモン」(『悪魔城ドラキュラ』より)
 使用武器:鞭
  リーチは長いがモーションが長い為連続して攻撃するのは苦手
 飛び道具:クロス
  投げるとブーメランのように戻って来る。
  戻りにも攻撃判定があるが、弾丸を「5」使用

 特徴:本人のステージであるドラキュラ相手だと瞬殺できる。


「マイキー」(『グーニーズ』より)
 攻撃方法:キック
  連続攻撃は出来るがリーチは短い
 飛び道具:パチンコ
  弾速は速いが弾が小さく貫通はしない。

 特徴:背が低いので当たり判定が小さく、狭い所を通る事が出来る。
  しゃがみ時に手をついて四つん這い状態になってしまう為
  唯一しゃがみ時に攻撃は不可。


「フウマ」(『月風魔伝』より)
 使用武器:剣
  特定のブロックを壊す事が出来るが斬るモーションの為、モーションは長め
 飛び道具:手裏剣
  同時に3つ投げる事が出来、それでブロックを壊す事が出来る。
  弾丸「3」使用

 特徴:通常の攻撃でブロックを破壊できる。


「モアイ」(『グラディウス』の敵キャラとして登場)
 攻撃方法:頭突き
  『フウマ』同様ブロックを破壊できるがモーションは長い。
 飛び道具:イオンリング
  連射は出来ないが特定のブロックを破壊可能

 特徴:攻撃力と防御力が高めでジャンプ力も高い。
  巨体ゆえに当たり判定は広い。


コング(『キングコング2 ~怒りのメガトンパンチ~』より)
 攻撃方法:パンチ
  攻撃力が高めで出が早い。
 飛び道具:岩
  ブロックの破壊が可能。

 特徴:攻撃力が高く、ジャンプ力も高いがモアイ同様当たり判定は広い。


全員を助けた後に研究所の「3」に行くと
「ビッグバイパー(正式名称は『ピックバイパー』だが本作が誤記している)」と
「ツインビー」に乗れる。

ビッグパイパー:ショット(または『レーザー』)とホーミングミサイルを発射する。
ツインビー:ショット(または『リップルレーザー』)とロケットパンチを発射する。

シューティング時

十字ボタン:移動
Aボタン:アイテム取得により「ミサイル」or「ロケットパンチ」
Bボタン:「ショット」アイテム取得により「レーザー」or「リップルレーザー」



点数は90点

良い点
・コナミキャラ多数登場
・音楽が良い

悪い点
・画面のスクロールする部分が前過ぎ



良い点
・コナミキャラ多数登場
「がんばれゴエモン」のゴエモン
「悪魔城ドラキュラ」のシモン
「月風魔伝」のフウマ
「グーニーズ」のマイキー
「キングコング2」のコング
後一つ、純粋な作品とはいえないけどキャラ立ちしていたという意味で
「グラディウス」から「モアイ」

が、一堂に会したというお祭り的な意味でファンには嬉しい事だろう。

※一応「モアイくん」というパズルゲームがコナミから出ているが
これは「ワイワイワールド」の発売後に出たゲームであり、出演作には含めない。


・音楽が良い
音楽もそれぞれの曲であり、聞いていて懐かしくなる。
マイキーのみ代表的な曲ではなく「グーニーズ2」からという馴染みの薄い曲というのがちと残念。
まぁ、権利とかの大人の事情と言う奴だろう。


悪い点
・画面のスクロールする部分が前過ぎ
このゲームはかなり前進しないと画面がスクロールしないので素早い敵が突然現れると、対応不可能。
対応策としては、敵の位置を覚えるか、場所場所で武器を使いながら当てていくことで敵を倒す。(感覚的には武器を前方においていくという所か?)
中心部分で動かすことは出来なかったのだろうか?

それが一番キツイのがフウマ面の途中でハートがジャンプした後に置いてあるのだ。
瀕死のキャラに取らせようと変身すると猛然と突進してくるガイコツ犬(?)。初見じゃ間違いなく当たって死ぬ。明らかに罠だ!

10年前以上に友達から借りたのをクリアして、最近買って、再びクリアした。
やや初期のコナミの作品という事もあってなかなかグロい。
1つ目のカエルみたいな化け物やら脳みそみたいな敵やら
赤血球など内臓をイメージさせるような敵が多数出る。
でも、それが過去のコナミの魅力として評価する声もある。
これは好みという所だろう。
キャラにも個性があり、あるキャラがいないと進められないとか
あるキャラがいると断然有利に進められるところとか面によって
キャラの使い分けも大切になるのはなかなか面白い。
ただ、やや難易度が高いかな?




小技・・・死んだ仲間を生き返らせるのには
 弾丸100個でサイモンに生き返らせてもらうか
 スロットマシーン等の賭けをやる必要があるが
 ノーリスクでやるにはパスワードを取って再開すればいい。
 面倒だが、少なくとも弾丸100個集めるより断然早い。
 今は、写メでパスワードを撮ればいいのだから確実。

続編で「ワイワイワールド2」が出ているが
本作のようなおどろおどろしさがなくなりSDとなり
コミカルな演出が多いので一部の人達からは不評である。
髭人としては方向性の違いってだけで遊びやすいのでどっちも好きである。

PS1)「ワイワイワールド」には「2」もあるがこちらには「コナミ」と付かない。
 「1」と「2」とで載っている欄で違いがあるのは分かりにいくいので
 レビューリストには便宜上「わ行」にしておく。

PS2)縛りプレイの日記を後日あげようと思います。

PS3)その後に携帯アプリ版が出たが版権上の都合により
 キャラとステージが一部差し替えられている
 
 「マイキー」→「ウパ」
 「コング」→「ペン太」
 「ペン太」→「お花ちゃん」

 ちなみに「お花ちゃん」は『極上パロディウス』に出た『ペン太郎』の彼女。
 「夢ペンギン物語」に出て来た『ペン子』とかいうピンクのゴミとは別人である。

 『ペン太』の息子が『ペン太郎』って事になる。
 ただその作品に『ペン太』は出てこない。
 にしても関係がややこしいなぁ… 


ここからがネタバレ




















ラスボスの「ワルダー」を倒した後の脱出が始まる。
制限時間内に入口に置かれている乗り物に戻らないとラスボスを倒しても失敗。
バッドエンディングになってもいい所だがただの全滅扱いであり
再度「ワルダー」を倒す羽目となる。

しかし、脱出ミッションは制限時間がガンガン減って焦るけど
どこかの誰かさんみたいに、入り口に戻った瞬間に

「よっしゃ!クリアだッ!」

はしゃいでコントローラを手放すなんて事をしなければまずたどり着けるだろう。

敵が全くでないから寂しい。冷静に穴に対処していればいい。
しかしこの脱出中に

「良くも『ワルダー』様を!
 逃がさん!
 お前らを道連れにしてやる!」

とばかりに敵が行きよりも激しい攻撃を加えて来たらちと熱かったかもしれない。

エンディングが写真撮影というのは過去のエンディングに良くあったパターンだよな。
まぁ、容量がキッツキツだったファミコン時代に1枚絵がデカデカと張られるのは
当時のプレイヤーには嬉しい事かもしれない。(ドラクエ1は現在の携帯画像以下の容量という話)


ここからが髭人の実にしょうもないネタとなります。
興味ない方ちょっと見て「寒ッ!」「キモッ!」などと思った方は
早々に立ち去られることをオススメします。





















ではでは…


紅一点とも言えるコナミレディ
ビキニアーマーという露出度の高い衣装。
そういえば劇中こんな流れがあったな。

(片仮名だけの文章はは劇中のまま)

シナモン博士「タイヘンダ!タイヘンダ!ワルダーガ セメテキタゾ!
 ヒーロータチハ ナニヲ シテオルノジャ?
 コンナコトデハ チキュウハ ホロビテ シマウゾ」

ピーー ピーー ピーー 

コナミマン(通信)「シナモンハカセ!シナモンハカセ! コチラ コナミマン
 ヒーロータチハミンナ ワルダーニ ツカマッテ シマイマシタ
 コレカラ ハカセノ ケンキュウジョヘ ムカイマス」

(瞬時に登場するコナミマン)

シナモン博士「オオ! コナミマン ヨク キテクレタ
 コレハ ワシガツクッタ アンドロイドノ コナミレディジャ」

(コナミレディ登場)

シナモン博士「コナミマンヨ コナミレディト トモニ セカイジュウノ ヒーローヲ アツメテ
 ワルダーカラ チキュウヲ マモッテクレ
 サァ ユケ! コナミマンヨ! ワルダーヲ タオスノジャ!!」

ここまでが、『デモ画面』原文そのまま。




シナモン博士「ナニカ キキタイコトハ アルカネ?」
コナミマン「ハイ(「ハイ」か「イイエ」を選択)」
シナモン博士「ナニニ ツイテ キキタイノジャ ?」
コナミマン「コナミレディについて・・・」
シナモン博士「コナミレディハ ワシガ ツクッタ アンドロイドジャ (以下略)」

じ~っ(コナミレディを凝視するコナミマン)

シナモン博士「どうしたのじゃ?コナミマン。早く行かねばワルダーに・・・」
コナミマン「博士!!」

シナモン博士「何じゃ?急に!大きな声を出して」

『コナミレディ』をまた一瞥してからシナモン博士を見て…

コナミマン「グッジョブ!!」

グッと親指を立てるコナミマン

シナモン博士「おお!!おおおおぉぉ!!同志よぉぉぉ!」

抱き合い涙を流す二人。

コナミレディ『・・・ダメだ。この二人』



シナモン博士よ。自ら作ったアンドロイドにビキニアーマーを着せるセンス。
ドラゴンボールで言う天然ランチさん(青い方)に道着だと言って
下着を着せる亀仙人みたいなもんか?

世間からの風当たりもさぞ冷たかろう・・・一部からは支持を受けるだろうが(苦笑)

にしても「コナミレディ」そのような裸同然の格好で挑む場所はなかなか過酷である。
場所と言うか敵だな。アンドロイドだから地獄とか氷原なども大丈夫だろうし。
んで敵。
巨大イカやらイソギンチャクやらアンモナイトなど触手系がいくつも出てくる。
ラストには舌で攻撃してくる奴とかいるし、
ホワイトアメーバと呼ばれる白血球の動きは何か卑猥。
一度、まとわりつかれると一人で解くのは非常に困難。
それがコナミレディだとなぁ・・・
紳士ならばすぐにキャラを変えてあげるのが正解だろう。
いや、不正解?いやいやいやいやいや・・・


昔、ガキの頃、女キャラが嫌いでゲームでは出てきた女キャラは頑な使わなかった。
コナミレディもその例に漏れず、せいぜい囮キャラとかダメージ受けキャラとしてしか使っていなかった。
が、その反動が来たのか最近じゃメインで使っていた。
好みの問題だわな(笑)

後、味方を助けるときには鍵を持った状態でしゃがむ必要(↓ボタン)があるのだが
コナミレディでやるとこれはまた別に卑猥な感じがする。

「助けてくれ~」と呼ぶキャラ。

しゃがむコナミレディ

(助けられて)大喜びするキャラ

何か見たのか?何を・・・見たのだ?
うむ…ひとまず私は『コナミレディ』が持てる『ヒートガン』で撃たれた方がいいだろう。

蹴りだとご褒美だもん!(わしゃ手遅れだな)


パン!パン!パン!


髭人「ギャァァァァ!!」


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