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「忍者龍剣伝II ~邪神の暗黒剣~」 レビュー (ファミコンソフト)

2011-11-03 22:45:35 | ファミコンレビュー
サイドビュー横スクロールアクション
おなじみ忍者アクションの続編
テクモから発売
1991年4月6日発売
「ゲームセンターCX ~有野の挑戦~」プレイソフト#96、#97

特徴
前作同様、デモ画面がファミコンながら頑張っていてカッコいいのは健在。

前作とアクション面で異なるのは「分身」の追加である。
アイテムを取ると最大で分身が2機、自分の後をついて来る。
分身は自分の移動を記憶していてジャンプしたら
その地点でジャンプするが攻撃はその場で行う。
だから、本体が一旦後退して攻撃をすれば分身に先行して攻撃するといった運用が可能である。


お話としてはⅠの1年後。
再び謎の軍団から襲撃を受けた。敵を退けたあと
アイリーン・ルウが行方不明になったということを知り救出に向かう。

評価としては70点

良い点
・分身が追加
・やはり音楽、演出、良い。

悪い点
・分身チート過ぎ

良い点の解説
・分身が追加

忍者と言えば分身というような所で最大2人まで分身が可能になる。
これは背後に自分の分身が現れ、自分の少し前の行動が繰り返す。
その為、動かなければ空中に固定が可能。
そして、攻撃に関しては同じタイミング発生するので、分身を相手にめり込ませて一方的に攻撃が可能。
うまくやれば1回の攻撃でボスに3ダメージを加えることが出来る。

・やはり音楽、演出、良い。
シリーズ通じての魅力。何度も繰り返す必要はないだろう。

悪い点の解説
・分身チート過ぎ

分身はこの「忍者龍剣伝II」の特徴でもあるのだが、これによって難易度が急激に下がる。
迫り来る多くの敵に対し、取り敢えず分身して剣を振るったり技を出すことで
訳が分からないまま敵を倒し、危機を脱する場面が多々あった。(それってゲーム的にありなの?)
後、ボス戦などで焦るとどれが本体なのか混乱を招きやすいのも欠点でもある。
III」では分身は廃止されている。
まぁ、難しくやりたいのなら分身1体にするとか縛るとかするのをオススメする。




前作「I」で見られたラスボスの仕様はさすがに酷だと思われたのか無くなっているが
それでも1度死ぬと7-2最初から始まる。そんなツライ仕様は軽~く残っている。

ちなみにシリーズ総じて鳥がウザイがダメージが3→1という修正が入っている。
「1」で敵は倒しても同じ場所にいると無限で復活するという仕様は
やはり健在。なかなか鬱陶しい。

ここからがネタバレ



















ラスボスは「Ⅰ」と同じ3連戦なのだが
「Ⅰ」では2戦目、3戦目初戦では「忍術0」「体力全快」だったのに対し
「II」では2戦目、3戦目初戦では「忍術継続」「体力継続」となる。
連戦で体力は減ったままで忍術も減ったまま。そして死んだら「7-2」最初。
やはりキツイ仕打ちである。どっちが酷いかっつたらやっぱり「Ⅰ」の方かな?
だから1~3戦。そのままクリアしたとなればすごいと思うわ。



にしてもアイリーン、「リュウ」「リュウ」言い過ぎ(笑)
お前はそれしか言えんのかと言いたくなるぐらい「リュウ」と一言だけ言う。
さらわれて、「リュウ」が現れて感動や安堵の意味があるのだろうがもっと何か言えよ。

後、「アイリーン」
暗黒剣で刺されたのに何で死なないのだろう。
いかにも斬られた相手を殺しそうな名前なのに…
血が滴り落ちる描写もあるのにな…
「アシュター」は手加減したのかな?
後で、死んだ(ような描写があった)けど、その時の傷が原因?
よくわからんよ。龍剣で甦れてよかったね。

それなのに「ロバート」いいキャラなのに
死んじゃったみたいで残念だなぁ・・・

と思っていたら、本作の時系列的に後になるOVAに
「ロバート」がキャストとして出て来るんだそうだ(1991年11月21日発売)
声は若本氏…うん。濃いな…
軽口言っているイメージがあったんだけど(苦笑)


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