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「FC原人」 レビュー (ファミコンソフト)

2011-03-13 22:56:23 | ファミコンレビュー
タイトルの正確には

「FC原人 FREAKTHOPUS COMPUTERUS」だそうだ。

PCエンジンで発売された「PC原人」をFCに移植したゲーム。
サイドビューアクション
発売はハドソン
1993年7月30日発売



あらすじ

原始人が悪の大王である『キングタマゴドンIII世』にさらわれた
「プリンセス・ドラゴン」を救いに行くというもの

特徴

主人公はスキンヘッドで頭突きを繰り出す事が出来る。
これで敵を倒したり移動に使ったりして倒していくのだ。

後、滝を泳いで登ったり、木や壁にかじりついてよじ登ったりアクションも多め

肉を取ると無敵になり
その後一定時間頭突きが強化される。(被ダメージで弱体化)

十字キー:移動
Aボタン:ジャンプ
Bボタン:頭突き
 ジャンプ中に頭突きをすると体を回転させて下部に頭を移動させ頭突きする。
 この動作を繰り返すと原人はクルクルと回り、普段よりも遠くに移動する事が出来る。

敵にやられてもその場復活。

評価は50点

良い点
・頭突きアクションが斬新
・ファミコンにしては良く動く

悪い点
・動きに癖があり(やや滑りやすい)
・キャラがやや変
・敵の当たり判定が分かりにくい


良い点の解説
・頭突きアクションが斬新
原人がBボタンを押すことで頭突きをするのだがジャンプ中に頭突きを繰り返す事で飛距離を伸ばしたり連続でダメージを与えたりできる。
この操作がFC原人の最大の特徴だろう。

・ファミコンにしては良く動く
肉を食べると原人の頭が爆発したり、表情も良く変わる。
やはりファミコン末期といったものだ。
但し、元はPCエンジンにあったのをFC版にしただけあって簡易版と言わざるを得ない。


悪い点の解説
・動きに癖があり(やや滑りやすい)

滑りやすいというか慣性が強いべきか?
ジャンプし、着地した後の地面が小さい場合、止まりきれず落ちる事が多発する。
まぁ、穴はボーナスステージにしかないと思ったのでゲームが進められないレベルではない。

・キャラがやや変

ボスは操られている設定のようだが大体、キモい(笑)
倒すと正気に戻るのだがキモいんだよなぁ~。
このゲーム内で一番可愛いのは原人君だと思う。

・敵の当たり判定が分かりにくい
こちらの攻撃方法が頭突きという接近戦しか無い以上
接近戦を余儀なくされるのだが巨大なラスボスは
どこに足場判定があるのか敵からのダメージ判定があるのか分かりづらい。

ボスのどこにどのタイミングで攻撃を加えればダメージを与えられるのか
とにかく分かりにくい。


ボーナスステージ

・崖から飛び降りてその最中に何回回転できるか
・崖をどれだけの時間でよじ登れるのか
・小さい足場を飛び越えていく

という3種。

曲も変わらず、効果音も乏しいので簡素。
というかシュール(笑)


ゲームとしてはそれほど難しくない。
ステージ上にボーナスステージが数多くあり、そこで残機を増やせば
ボスが初見でもゴリ押しクリアできる。
それであっさりクリア出来た物だから

「あれ?これで終わり?」

という感じだった。
エンディングも結構アッサリしちゃっているし
通してプレイして1時間ちょっと



ここからがネタバレ























真のラスボスとの戦い
いかに上に上がり頭部に頭突きするかがポイント

ラスボス1つ目は褐色肌の女が巨大な変な車に乗って襲い掛かって来るのだが
倒すとその女が元の恐竜の姿に戻る。

「あなたのおかげで元の姿に戻れました」

っていうんだけど…
俺的にはその姿のままでいてほしかったなぁ…


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