Dancing on the B-Road

サッカー中心だけどスポーツ全般。クルマやバイクも。好奇心の向くがままにツレヅレに、を目標にしております。

ザ・マスター。

2009-05-31 18:23:34 | グルマン&呑助的雑記
たとえば,夕暮れのビア・ガーデン。

 まだ,日中の暑さを残しながら,どこからか緩やかに風が吹き抜ける。
 そんなときに選びたいのは,確かにキレのあるビールだな,と思います。
 そして,アサヒさんは「キレ」という部分で画期的なビールを出してきた。
 他社さんも似たテイストのビールを相次いで出していたような記憶もありますが,「先駆者」であるアサヒさんを超える存在感を見せることはありませんでした。

 でも,いろいろな食べ物,そのおともにしようとすると,キレがあるビールはときに,目立ちすぎるような気もします。
 口に残る感触が,ともすればジャマをする。

 アサヒさんも,そんな部分を意識したのでしょうか。





 今回は,ちょっと古い話になりますがアサヒさんのリリースをもとに。

 葉加瀬さんを筆頭に,音楽家なひとたちがCMに参加されている,新たなビールであります。

 このビール,端的に言えばビール純粋令型です。

 日本のビールですと,“コーンスターチ”だったり“お米”が入っているケースが多いのですが,ドイツではこのようなモノが入っていません。シンプルに,麦とホップ,そしてお水で仕立てるのがビールである,とされているわけです。
 その文法に則って仕立てたのが,このビールである,と。

 なかなかに落ち着いたデザインを採用していて,好感が持てますね。
 ウチには昔のアサヒがノベルティで出していた(と思われる)グラスがあるのですが,そのグラスにプリントされているエンブレムと,どこか似ているエンブレムで,レトロ風味も加わっています。

 ビアホールで,喉ごし勝負な,とか,キレ勝負でビールを飲む,と言うならばいざ知らず,おウチで食事とともにビール,と言うならば,ひょっとするとザ・マスターの方がいいかも知れません。
 お値段的にはスーパードライと同じレンジ,とのことですから,ケース・バイ・ケースで選び方を変える,というやり方もできるかも知れませんね。

5日ほどフライング。

2009-05-30 16:00:36 | 日々雑記
これほどに,お世話になるとは思いませんでしたね。

 一時期はお世話になるなど,まったく思ってませんでしたから。
 そんな考え方が,結局は問題だったのですけどね。
 要は,「過信」ですね。
 そもそもチョコは苦手だし,(基本的にはキライじゃあないが)甘いモノを好んで食べまくるわけでもなく。用はないだろう,と思っていたわけです,不勉強ですけど。

 確かに,ある側面では問題ないとは言えます。
 でも,違う側面だと大問題,だったんですよね。

 そのおかげで,ちょっと前は「通う」羽目になりました。
 「要注意人物」というのは大げさかも知れないけど,困ったお客だったのは恐らく間違いないところなのでしょう。

 これまた不思議なことですが,最近ですとチェックを受けないと落ち着かないところがありますね。しっかりとブラッシングできているのか,とか,「他人(プロ)」の目がある,という安心感がある,と思えるようになっているわけですね。
 ・・・人間,進歩するモノであります。

 お分かりでありましょうか。
 来る6月4日には,な話であります。

 どうしても,何らかの自覚症状がないと,なかなか足を運ばない,といいますか,運びたくない場所かも知れません。
 ですが,必ずしも自覚症状があるとは限らないし,自覚症状が出始めてしまうと,ちょっと遅い可能性がある,ってのが歯であるように感じます。

 また,「歯を磨く」というのはあまりに日常です。
 習慣,でありますね。
 それだけに,いつの間にかおざなりになっている可能性もあったりします。
 さらには,メンドーになって(特に,飲んだくれて帰ったりすると)そのままおフトンに直行!なんてこともあったりします。

 そうなると,いろいろな病気がいらっしゃるわけですね。
 そういう危険を察知するには,やはりプロのチェックは大事です。

 いま私がチェックしてもらっているのは,住んでいるエリアからちょっとばかり遠い,それだけにドライブ気分,な場所にある歯医者さんですが,通っていることで歯磨きに対する姿勢がちょっと変わったかな?と思えるところもありますし,悪いことばかりではないな,と思います。

 6月は歯のチェック。誕生月に,というのもありますが,確かに定期的なチェックは大事かな,と思います。

ぴーと。

2009-05-28 19:50:04 | グルマン&呑助的雑記
MLBを代表する,かつての名選手のことではありません。


 ピートとは,「泥炭」であります。
 そして,カテゴリは「呑助的」雑記。
 とくれば,何の話をしようとしているか,お察しの方もおられましょうか。


 スコッチ・ウィスキーですね。
 麦芽を乾燥させるときに,使われるのが泥炭なのです。
 このときに,麦芽にピートを焚いた香りが移ります。
 この香りが,結果として原酒の個性を決定づける要素になっているわけです。
 アイラ・モルト,中でも相当に個性が強いとされる“ラフロイグ”は相当に強いピート香が個性になっています。


 そんなピート,サントリーさんも個性として武器にするようです。
 ということで今回は,サントリーさんのリリースをもとに,お酒の話を。


 シングル・モルトというと,ひとつの樽からつくるお酒,というイメージをどうしても持ちます。実際に品質管理だったりアルコール度数調整などの面を考えると,複数の原酒を使ってつくることも多いわけです。アルコール度数調整をしないお酒は,カスク・ストレングス(まさしく樽から出したままの強さ,ですね)などと言いますし,ひとつの樽から,というのはシングル・カスクなどという表記をします。
 今回,新たに売り出される白州は,白州蒸溜所で造られる原酒,その中でピートを強めにあてた麦芽を木桶で発酵させ,バーボン樽で熟成させた原酒だけを選び出し,掛け合わせる形で作られたようです。


 ウィスキーの個性。


 その個性を作り出すのは,かなりいろいろな要素があるのだと言います。
 まずは樽もそうですね。
 樽そのものの材質も,結構な意味を持つそうで,ミズナラで作られた樽であったり,オークでつくられた樽であったりで個性は違ってきます。ウィスキーの「琥珀」なんて表現される色,その色目が赤目を帯びたり,あるいは深い茶色のようであったりという個性は樽の材質に負うところが大きいようです。
 そして,樽が何に使われていたか,というのも香りには大きいようで,たとえばシェリー酒を仕込むのに使われていた樽ですと,しっかりとシェリーの香りが乗っかってきます。


 そして,今回サントリーさんが目を付けたのは,麦芽乾燥時に使われるピートであった,と。コレは恐らく,傘下に収めたスコットランドの蒸溜所,その影響でありましょう。


 国産ウィスキー。


 意外と最近は縁があって,いろいろな楽しみ方をさせてもらっています。
 ちょっと夏を先取りするように,ウィスキー・ソーダ(ハイボール)ですとか。
 もともと飲み慣れているお水が使われているのですから,喉越しが悪かろうはずもありません。そんな国産も,「個性」を意識した仕立てが出てきています。楽しみが増えてきているな,と呑助的には思うのであります。

ターボA。

2009-05-26 21:33:55 | クルマ生活版日々雑記
レーシングなクルマではなくて,ツアラー。


 そんな姿だったと記憶しています。


 外観からレースを意識させるのはバンパーだけ,だったのです。
 それでも,専用車種というのは重みを持っていたな,と思い出します。


 タイトルで気付かれた方もおられましょうか。
 今回は,トヨタがかつて用意していたホモロゲーション・モデル,スープラ“ターボA”のことをちょっと書いていこう,と思います。


 もともとスープラは,3000㏄(シングル・ターボ)モデルと,2000㏄(ツイン・ターボ)モデルが用意されていました。グループAへと持ち込まれたのは,3000㏄モデルであります。


 グループAというのはなかなか考えられた技術規則を持っていて,単純に排気量が大きければ有利か,というとそうではないカラクリを持っていました。


 タイアサイズと,最低重量が制限を受けるのです。


 エンジンをしっかりとチューニングしたとしても,そのパワーを受け止めるのは結局のところタイアです。そのタイアがパワーに見合ったサイズかどうか,というのは結構な問題です。また,エンジンがパワフルだとしても,車体重量が重ければレースで優位に立てるとは限りません。そのバランスを見つけ出したとされていたのが,フォード・シエラであり,BMW(M3)だったわけです。


 恐らく,当時のトヨタは加速勝負をかけよう,と思ったのでしょう。
 3000㏄という排気量には変更を与えず,レースでのチューニングを前提にしたターボを用意する,という方向を考えたのです。
 そして,ターボの効率を引き上げるためには過給気を効果的に冷却しなければなりません。そこで,インタークーラーへ走行風を積極的に導くためにバンパーにエア・インテークを増設する,と。ランチア・デルタが使った手法ですが,トヨタさんも同じアプローチをしてきたわけです。 


 さて。結果はどうだったか。


 技術規則に落とし込まれているカラクリに引っ掛かってしまった,ということになるでしょう。排気量から導かれる車体重量が,やはりハンディだったようです。そして重量は,タイアへと悪影響を及ぼしもします。


 “トータル”として,バランスが悪いままだったのです。


 結果を残せずに,グループAの舞台を去ったホモロゲーション・モデル。
 まだパワー信仰が強かった,免許適齢になるかならないか,程度の私にとって,バランスが良くないと結果として「速く」ならない,ということを「感覚的に」理解する,そのきっかけになったように思います。

のんびりと浦和で。

2009-05-25 21:32:09 | グルマン&呑助的雑記
スコアレスではなかったけれど。

 まだ今季の浦和さんは戦い方が浸透しきってはいないな,と実感するような試合でした。ひっくり返してみれば,大宮さんの形にはまりやすくもあるな,と。

 とまあ,ドローで終えた試合です。
 今回は観戦記,ではなくてそのあとの話。

 とあるおみせ,であります。

 ちょっと狭めの通りがあります。
 なかなかに美味しいおみせが集まっている通りでもあるのですが,その通り沿いの建物,その2階にあるのが目指す場所です。

 ベルギー・ビール(ブロンシュ,と言えば,のビールですね。)とエール(定番です。)がオン・タップで用意されている,と聞き,これはエールでありましょう!と,最初はエールであります。
 パイント・グラスでのサーブ,ではなくて,ハーフ・パイントでのサーブでありまして,エール独特の味わいを楽しみつつも,すでに頭の中は次に何にしようかな,と。

 そんなときに,カウンターで目にしたのが“フェイマス・グラウス”。
 日本市場にはアサヒビールさんが持ち込んでおられるとのことですが,シングル・モルトの知名度と比べるとちょっとばかり分の悪い,ブレンディッド・ウィスキーであります。

 ありますが,スコットランドでは相当に有名で。
 ギネス・ホルダーなウィスキー・キャットさんの銅像がある,グレンタレット蒸留所の持ち主だったりもする,かなり有名な会社でありまして。

 そのウィスキーで,と目論んだのであります。
 そこで,バーマンの方に,オススメの飲み方を聞いてみると,ソーダ割がいいと。確かに,初夏な季節でもありますし,爽やかにウィスキーをいただくのもいいな,と思い,バーマンさんのオススメに乗ってみます。

 美味しかったですよ。いや,ホントに。
 ソーダの爽やかさを生かしながら,でもウィスキーの香りだったりの個性を残してくれている。バーマンさんの腕だよなあ,と感心しながらいただきました。

 そして,最後に“イチローズ・モルト”です。
 これは掛け値なしに,美味しいですね。

 ちょっとだけ口に含んで,ストレートの香りを楽しみます。
 そのあと,グラスにお水をちょっとずつ足していって,まろやかさを増したウィスキーの味と,フワッと広がってくる香りを両方楽しんでみる,と。

 なんてことをしていると,結構なお時間であります。
 バーマンさんがすごくフレンドリーで,会話を楽しんでいるといつの間にか時間が進んでしまうのです。
 ひさびさに,いい時間を過ごさせてもらったな,という感じです。

新型プリウスを「見ながら」思ったこと。

2009-05-23 21:30:23 | クルマ生活版日々雑記
なかなかいいと思いますね。


 ソリッド・カラーでは魅力的,と思えるものは・・・でしたが,メタリック・カラーでなかなか魅力的だな,と思える色がありました。


 予約受注の段階で,かなりの好評を博しているプリウスであります。
 そのプリウスを,「見てみた」というわけです。


 と言いましても,実際に足を運んだ,というのではなくて,複数の店頭を通りがかった,という程度ですが,すべてのトヨタ販売店さんにプリウスが置かれているのでしょう,結構なカラー・バリエーションを見ることもできましたし,感じをつかむこともできました。


 さて。2代目に引き続き,ちょっとフラ車風味です。
 ホンダさんのインサイトもルーフが下がっているのですが,その下がり方がそれほどきつくないのか,後席の居住性という部分ではプリウスがよさそうです。


 そして,マクラでお話しした色のお話し。
 アクアブルー・メタリックと言うそうですが,この色目がすごく魅力的に映りましたね。遠くから見ると,ソリッドのような印象も与えるためか,高級感というよりも軽快感を感じさせて,ちょっと昔のメルセデスが持っていた,ポップな感じがあっていいな,と思ったわけです。


 日常使用ならば,やはり新車の安心感は捨てがたいです。
 かつてエンジニアに,と思ったくらいですから,「最新こそ最良」という考え方は間違いなく持っています。
 となると,なかなか有力な選択肢だな,と思います。


 思いますが,同時に。


 経済対策で,個人的に「趣味」として欲しいクルマが減っちゃうかも,なんてのは不安でございます。
 排気ガス,という側面を見るならば,恐らく新型は相当にエコでありましょう。ですが,乗り換えに伴って廃車されるクルマ,その環境負荷はどうなのさ,と思うところがありますし,大事に乗っているひとに対しても失礼な話だな,と思ってしまいます。


 耐用年数だけを考えるならば,ポスト・バブルに設計されたクルマはかなりの年月を耐えられるはずです。対衝突安全性,という方向からボディ剛性という要素が一般に受け入れられるようになった時期だから,です。ただ,適切なメインテナンスを受けていれば,です。いい加減な点検整備しかしていないようなクルマですと,恐らく政府が指摘するように,環境面での問題も大きいでしょうし,それ以上に安全性にも大きな問題を抱えます。でも,丁寧に扱われてきたクルマは,決して危ない存在でもないし,工業製品としての命脈だって尽きていないはず。その「旨み」を存分に味わっておきたい,と思うのは,私だけではないと思うのですが。


 ちょっとばかり天の邪鬼な私としては,「あえて(!)」ちょっと古めのクルマを手に入れてやろうか,などと思っています。

ライオンズ・クラシックのことなど。

2009-05-22 16:32:14 | スポーツ版雑記
思えば,モデルチェンジのきっかけになったのではないでしょうか。

 それまでのチーム・カラーは「空色」でした。

 爽やかさを感じさせる色ではあったけれど,個人的にはそれほど思い入れを持てる色だと感じてはいませんでした。エンブレムも,観光バスだったり路線バスに使われるあのマークでしたし,何とも芳しい印象を持てずにいたのです。
 チームとしての完成度はスゴいものがあったけれど,どうも・・・,という感じです。

 その印象をガラッと変えたのが,西鉄ユニでした。

 着こなしが現代的なので「・・・」と思ってしまうところもあったのですが,歴史は断絶していないな,と(過去の歴史をリアルタイムで知っているわけもないのに)感心しました。

 やはり,球団にとっても,あのユニフォームは相当な衝撃だったのでしょう。
 端的に,「格好いい」し,迫力も感じさせるものでした。
 ロゴも,軽快感と言うより重厚な印象を与えます。
 それまでのイメージを引き継いで,と言うよりも,西鉄から一時期断絶していた流れを,再び表に引っ張り出してきた,という印象を持っていて,個人的にはすごくいい,と思っているユニフォームです。

 球団もそう思ったに違いなく。
 モデルチェンジのベースに,この西鉄ユニはなったな,と思いますね。
 WBCで有名になった「褐色(濃紺)」といい,ライオンズの新たなロゴといい。

 新たなユニ,私はすごくいいな,と思います。
 そして,再び球団が企画を立ててきました。
 今度は西鉄ではなくて,80年代の話。

 ライオンズ・クラシック(埼玉西武オフィシャル)であります。

 よくMLBでもやっている,歴史を振り返る企画ですね。
 ただ埼玉西武さんは,企画が緻密であります。
 試合日程(同じく埼玉西武オフィシャル)を見てみると,キチッとしたストーリーを組んでいるのです。これは面白いでしょうね。

 MLBにしても,イングランドのサッカーにしても。

 チーム,クラブを追いかけているひとは,チームやクラブと「歴史を分かち合っている」という意識を持っているように思います。オールド・ファンなひとならば,来し方に思いを、という見方もできるのでしょうし,ファン歴の短いひとならば,こういう歴史を経てきたチーム,クラブだったのか,と実感することもできるでしょう。

 いまあるチームだけに興味を持ってもらうのではなくて,そのチームが経てきた歴史にも興味を持ってもらって,さらに深く楽しんでもらおう。
 そんな意図があるのだとしたら,すごくいい企画だと思いますし,ぜひとも続けていってほしい話だな,と思います。

移籍はしても。

2009-05-20 20:27:11 | グルマン&呑助的雑記
「ギネス,1パイント♪」


 イングリッシュか,アイリッシュか。
 それともスコティッシュかは置くとして,「パブ」に足を運ぶならば,少なくとも1パイントはお世話になりたいビールでありますね。


 タップから注がれている最中は,すごく細かい泡が立っていて,意外に白みを感じるのですが,少し時間をおくとその泡が収まってきて,深みのある色がのぞいてきます。そして,フィニッシュはタップで描くシャムロック(クローバーの葉っぱ)。


 パーフェクト・パイントでありますな。
 と言えば,ギネスさんであります。


 日本では,サッポロさんが販売権を取得していたのですが,移籍なのであります。となるとどうなるのだろう,と思っていたこともあるのですが,意外や意外に,だそうで。
 キリンに移る「ギネス」、サッポロの店で販売継続へ(朝日新聞) - goo ニュースであります。


 さて,ギネスさんの移籍先はキリンさんであります。
 となると,サッポロ系列の居酒屋さんですとかパブでは,ギネスが飲めなくなってしまうのか?と思ったわけです。
 キリンさんも系列の居酒屋さん(と言いますか,ビア・レストランと言いますか)をお持ちですから,一義的にはギネスはそちらに,という形になって,いままでのライオンさんだったり,ダブリナーには流通しない可能性もあるかも,と。


 でも,よく考えてみればライオンだったりダブリナーが宣伝してくれていた,とも言えるわけですよね。そして,お客さんもギネスを期待して足を運んでいたところがあるでしょうし,系列であるとか,という話ではなくて,お客さまの利益に,という判断も働いたでしょう。
 キリンから直接に,というわけにはさすがに行かないようですが,酒販店さんを通じてギネスを仕入れ,お客さまに提供する形を取るのだそうです。


 正直,ホッとしましたね。


 と言いますか,系列か否かで,飲めるおみせが減ったり増えたりするのは,呑助さん的に言って全然うれしくありません。ライオンさんの英断に感謝するとともに,キリンさんも(販社を通じて,でありますが)ライバル系列での販売継続を支えてくれることについて感謝したいです。

新型インフルエンザのことなど。

2009-05-18 21:21:43 | 日々雑記
「新型」である,ということなのですよね。


 「既知」のものならば,対処方法が確立されています。
 ワクチンもすでに開発されているし,免疫を持っているひともいます。
 しかし,新型ですと対処法がないのです。
 新型ウィルスを確認してからでないと,ワクチンはつくりようがないし,ひとも免疫を持っているわけではありません。
 従来型も変化の可能性を持つようですが,対処法がないわけですから変化の速度があまりに急だと,医療からして追いつけなくなる恐れがある,と。


 そこで,広めたくはなかったとなるのでしょうが。
 ウィルスには国境もなければ,県境もないですからね。
 そして,ひとの動きはそうカンタンに止められるわけでもないし。


 そう考えると,ヒジョーに厄介な話であります。
 新型インフルエンザであります。


 当初想定されていた,強毒性を持つウィルスではないようですが,不幸にも罹患された方々におかれましては,1日も早い全快をお祈りしたいところであります。


 さて。いささか,感染速度が速いな,と感じます。
 学校が,というのもひとつの鍵なのかも知れません。
 思えば,電車の車両もひとつの「密室」ですし,学校へのスクール・バスにしても「密室」です。そして,授業を受ける教室も「密室」ですし,恐らく最も長い時間を過ごすスペースでもありましょう。


 そして,他校との交流は「部活動」という存在があります。
 そのときも,やはり格技場だったり体育館などの「密室」が想定されます。


 そして,このインフルエンザは60歳以上の感染率がなぜか低い,と。
 何らかの対処法(免疫)を持っているのかも知れませんが,となると逆に若年層が感染しやすい,という推論もできそうです。


 となると,何ができるだろうか,ということになりますが。


 努めて冷静に,しっかりと手洗いをしたり顔を洗うなど,カゼ予防と同じことをし続けることなのでしょうし,不要不急な外出はできるだけ避ける,ということになりましょうか。
 花粉症の季節を過ぎてまでマスク,というのは想定しておりませんでしたが,予防であったり,感染を広げないためには大事なこと,でもあるでしょうね。

 そして,疑わしいと思ったときには保健所,ないし保健所の支所などに連絡したうえでその後の対応を担当の方から詳しく聞く,という形を取って,あわてて病院に駆け込むことのないように心掛けておくことも大事でしょう。
 医療機関でも過剰反応を起こしたところがあるように聞いていますが,個人レベルでも過剰反応を慎み,冷静に動いていくことが必要,ということのようであります。

速く進んだ90分。

2009-05-17 18:10:17 | 観戦記
県庁方向から駅西口を通り過ぎて,ガードへ。

 ガードをくぐって,パルコが見えてきます。

 すでに,シャトル・バスを待つ待機列は長く伸びています。
 誰かと一緒に,となると座り列に並ぼうか,とも思うのですが,ひとりですので立って行くのもそれほど苦にならず,立ち列へと直行です。

 ということで,サッカーな週末でございます。
 ほぼ定点観測な,浦和さんのゲームでありますが,この日のゲームは「中間考査」のような印象もありました。

 と言いますのも,今節の相手であるガンバさんは,浦和が今季から取り組んでいるサッカーと似ていて,彼らとは「真っ向勝負」になるだろうことが予想できたわけです。
 であれば,先手を打てるかどうか,は主導権を握れるかどうか,に結びつきもします。

 なんてことを思っておりますと。

 先手を取ったのは,浦和でありました。

 中盤でリズムを握ったことで,ガンバが攻撃を作り出そうにもボールがいい形で中盤の底に収まらず,(コンディション面での問題もあったか,とは思いますが)主導権は浦和が握った形だったようです。
 ただ,前節の川崎戦と同じく,カウンター攻撃は脅威だったか,と思います。

 どうしても,ボールを動かすのにひとを掛けているから,チームが前掛かりになるのです。そのアンバランスを相手に突かれる,というケースがあるのでした。
 この試合でも,コーナーキックからルーズになったボールをガンバがシンプルに展開,浦和がかなりギリギリの守備応対をして失点を免れた,という形がありましたが,浦和として自分たちのパス・ワークの乱れであったりからカウンターの起点をつくってしまう,という形は抑えられていたかな,と感じます。

 結果から言ってしまうと,0-0でありました。
 ゴールネットは揺れなかったのでありますが,クロス・バーを叩くようなシュートもありましたし,緊張感が支配した0-0であったとは言えると思います。

 どちらかに強く思い入れて,という形ですと,勝ち点1というのはイロイロに解釈もできるのでしょうし,見方もあるのでしょうが,サッカー・ファンとしてみれば,決して悪くない,と言いますか,「叩き合い」の試合よりも見応えがあった,と思いますね。

 (そう言っては申し訳ないのですが)凡戦ですとタイマーの数字が,いつになっても増えていかないような気がしてしまいます。
 この試合では逆に,いつの間にか電光掲示のタイマーが進んでいました。それだけ引き込まれた,と思うのです。