冬北海道バイク旅 ~私の場合~

厳冬の北海道を安全・快適に旅するために

娘がJB23Wジムニーを購入(北海道)

2020-10-26 | ジムニー


 次女の就職が決まり、引っ越し先の町に住むにあたり、中古車を購入した。父親に影響を受けたのか、走行距離の短いJB23Wの10型、マニュアルシフトである。スタッドレスには、社外アルミのオフパフォーマを履かせた。
 札幌からの引っ越し、納車、車用品購入&取り付けなど、忙しい週末を送った。洗車・お手入れ用品の購入は次週だな。

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妻用の軽自動車を入れ替え(北海道)

2020-09-19 | 雑記


 平成20年から12年間乗った、平成15年式のスズキ・アルト・ラパンから、平成27年式のダイハツ・キャストに買い替えた。妻用のお買い物車である。このラパンは、特にデザインが個人的に非常に気に入っていたが、走行距離と年式には勝てず、買い替えとなった。



 納車後、雪用フロアマットやドライブレコーダを購入し、次女と合流して、近所の回転寿司店で納車祝い。来月には車の冬支度かな。

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ジムニーJA12Cを2か月ぶりに洗車ワックスがけ(北海道)

2020-09-13 | ジムニー


 愛車平成9年式のJA12Cジムニーであるが、6月末以来手入れをしていなかった。私が病気がちだったこと、元気になってからは娘との釣りなどで忙しかった事による。
 9月12日、恵庭に帰省、散髪のついでにワックスがけをしようとしたが、あいにく霧雨。
 翌9月13日、もともと雨の予報だった日高がまずまず晴れたため、洗車とワックスがけを行った。

 近所の洗車場で、水洗い後、機械からの濃厚な泡シャンプーを振りかけて、スポンジで手洗い、すすいでからガラス窓は撥水コーティング、車体は固形ワックス、バンパーとホイールは液体ワックス、幌とスクリーンとタイヤカバーはレザーワックスをかける。約3時間の作業。窓の内側は前週に水拭きしてあった。6月のワックスがけから期間を空けていたが、車体の水弾き自体はまだ衰えていなく、今回も汚れは落ちやすく作業はスムーズに進んだ。
 ただ、当たり前だが車体の随所に錆は目立つ。修理は続けてきたのだが細かい部分は自分でやるしかない。昨冬もいろいろ暇を見てやったところだ。今冬前に、まだまだやらなければならない部分はあるな。

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久しぶりのワックスがけ(JA12Cジムニー、北海道)

2020-06-29 | ジムニー

 昨年暮れにエンジンを載せ替えた走行27万kmのジムニーであったが、非常にパワフル、スムーズになり大満足の換装であった。その後、冬の間はシートカバーを被せたり、細かな錆穴を補修して過ごしていた。
 前回ワックスをかけたのは、確か天気の良い2月の某日。
 この度、休日を利用して久しぶりに本格的な洗車とワックスがけを施した。札幌市内、国道36号沿いのイエローハットに併設された屋根下洗車場。雨が予想される日はありがたい。
 私のいつもの洗車手順。
 鉄粉取りスプレーを側面、後部を中心に吹きかける。洗浄ガンで下回りから水洗いの後、上部は洗剤であらかた洗いストップ。バケツの水にシャンプーを溶かし、スポンジで車体全体、洗車ブラシでホイール周りを洗う。

 その後、洗浄ガンで洗剤を洗い流す。終わったらボンネットを開け、ドアも開けながらセーム革で水分を拭き取っていく。
 次にフロントガラスとサイドガラス、ドアミラーに撥水剤(ガラコ)を塗り、拭き取る。ワックスは、軍手をして、車体塗装面はシュアラスターの固形ワックス(水垢が目立つなら水垢取り効果のある液体ワックス)、ホイールと鉄製バンパーはダーク車用液体ワックスを塗って拭き取る。
 続いて、幌、ドアミラー、スペアタイアカバーなどは、薄いゴム手をはめた手に小さなウエスを持ち、クレポリメイトをたっぷり塗り込んでいく。幌スクリーン部分ももちろん塗り込んでいく(塗り過ぎた場合、仕上げに水拭きすることもある)。この作業後、裏返したゴム手にウエスを詰め込んで灰皿に保管しておき、明るい場所で艶出し剤の塗りムラが見つかった時に修正している。
 こうした本格的な洗車には3時間近くかかるので、窓の内側を拭くとか、車内の掃除とかは同日にはしない。窓の内側にワックスがつかないようにとの配慮もある。
 久しぶりにきれいにしてやったジムニーに、さらに愛情が湧いてくる。

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ジムニーJA12C(27万km走行)のスピードメーター交換(北海道日高)

2020-03-08 | ジムニー


 今年1月、スピードメーターが動かなくなった。ケーブルが切れたのだ。いつもお世話になっているスズキ浦河(甲鈴オート)さんで診てもらうと、ケーブルを交換したもののエンジン警告灯は消えず、メーター内にある車速センサーも不良だという。実は昨年末の車検前後から、エンジン警告灯はたまに点いていた。そしてたまたま偶然だが、空調レバー等のあるパネルの照明電球も切れた。そこで、車速センサーの処置をしてもらい、そのついでにインパネや警告灯のすべての電球を交換してもらった。

 車速センサーは純正メーターAssyに内蔵されているもので、自分としてはメーターはそのまま使用し車速センサーのみを交換してもらうのが希望であったが、なかなか難しいようで、実に275,091kmを示したオドメータを外して、メーターごと新品に交換することになった。
 古いメーターを新しくしても数字以外に違和感はなく、全体的に照明が明るくなった印象。

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JA12Cジムニーにシートカバーを装着(前・後席、北海道)

2020-01-11 | ジムニー

 我がジムニーJA12Cは、運転席の傷みから、約年前にセミバケットシートに交換してあった。私が運転するには良かったのだが、小柄な娘が運転するというのでシートも含め、ドライビングポジションを最適化するために色々と工夫して現在に至っている。 

 先日、走行27kmリビルトエンジンへ換装したところであるが、以前から助手席の傷みも気にはなっていた。ブラックレザーのシートカバーセットが数種売られているが、JA系はほとんどが前席セット。まれに後部座席もセットになったものもあるが、JA11Vのみ。つまり我がJA12Cの前後にシートカバーをかけるとしたら、JA2212Wなどの前席セットとJA11Vの前後セットを買わなければならぬ。しかしある日、JA12VJA12Cの前後セットを見つけた。コーリン・プロジェクトのm-LINEというもので、価格は15千円ほどと手頃なブラックレザー品。

 自分自身、車種専用シートカバーを取り付けるのは初めてであったが、落ち着いて考え購入した。届いた品物の質感は悪くなく、運転席に付いているブリッドのタフレザーブラックとの相性も良さそうだ。課題は自分でうまく取り付けられるかどうか。 

 最初に練習がてら、自室の段ボールに保管してあった純正の運転席を取り出し、床に傷が付かぬようシートレールを段ボールやガムテープ等で養生し、作業してみた(ジムニーを他人に譲る際、バケットシートを外して純正シートに付け替える必要があるので、今は使っていない運転席のカバー取り付けも当然必要な作業である)。簡単な取説を見ながら、脚の作業時間は約時間であったが、体力的にはかなりタフな作業である。また作業の性質上、暖かい部屋で、さらにきつい部位はドライヤーで温めながらじっくりと慎重に作業したほうが良いと思った。またいくつかのコツも見つかったし、ここは素手、ここはゴム手、ここは布手袋などの使い分けも見えてきた(ごく薄いゴム手、荷役作業用ゴム手、薄い布のインナー手袋を用意すると良いと思う)。当初、座席を水拭きくらいしてやってから…とも思ったが、表面の滑りが悪くなったら困ると心配して水拭きは止めた。そんなわけで、助手席を車両に載せたままカバーを被せるのは、作業内容的にも時期的にも無謀だと判断した。


 上の写真は、車両から降ろした純正の助手席。これもシートレール部分に段ボールが巻かれているのがわかる。ビニールレザー製で、縫い目が数か所裂けかけていた。運転席も同様である。


 上の写真は作業がほぼ終了した運転席であり、数日腰かけてカバーをシートに馴染ませてからヘッドレストのステーの穴個を開けようかという段階である。このシートは再び長期にわたり段ボール(元々バケットシートが入っていた物)に仕舞うし、引っ越しも有り得るので、シートレールの養生はより強力に念入りに行い、最後に外側からボルト穴にプラスドライバを貫通させて荷造り紐を通し、巻いた段ボールごと縛った。


 座面下側は、シートカバーから伸びるゴムとフックや、紐でスプリング関係にテンションをかけてやるだけの簡単な作業であり、もし夏場なら座席を車両に載せたままでも、シートカバーの取り付け作業は可能かも知れない。体力と腕力に自信のある方なら…  なお数日間腰かけていると、少しだけあるカバーのシワ、たるみは減っていくが、レザーの位置は同じであり、取説にあるようにヘッドレストの穴を開けて作業は完了した。

 前席ヘッドレストのカバーは表面を完全に覆うファスナー式である。サイズはピチピチであり、硬いヘッドレスト本体には弾力がほとんどないので、ストーブの前でタオル・板等を敷き、ヘッドレストとカバーの位置関係がずれていない事を確認しながら、少しずつ少しずつファスナーを閉めていく。少しでも困難さを感じたら、すでにカバーに入った本体をより奥に押し込んだり、逆にカバー全体を手の平でずらしたりなど、床のタオルや板の上で力を入れていく。最後がまた閉まりにくいので、該当箇所をドライヤーで温めながら、指で閉じながらスライダーをずらしていく。なお二度の作業で、ファスナーの縫い目から出ているスポンジの端を両側に広げて閉めるのが良いか、ファスナーの内側に重ね合わせて閉めるのが良いか比べたが、差はなかったように思う。ファスナーのツマミは、そのままだと下にブラブラするので内側に隠して閉め切った。

 背面の取り付けは、ヘッドレストが付く位置がきちんと合うかどうかが肝。被せる前に純正座席と、カバーの縫い目の位置関係を良く確認しておく。取説通りにカバーを裏返して被せていくが、時々片手で押さえた頂点の位置を良く確認しながら作業を進める。少しでもズレていたら修正をかけながら被せる。腹部左右の出っ張りが抵抗になるので、頂点を押さえていない方の手(あるいは頂点をお腹で押し付けて動かないようにしながら両手)で出っ張りを押し付けて凹ませながらシートを下に被せていく。もちろん左右少しずつ交互にである。この作業で「水拭きなどしなくて良かった」と思った。割がた被せ終わったらもう頂点はズレないので、腹部左右の出っ張りを凹ませながら、さらに下へ下へとカバーを引っ張る。背面の前面カバー端を座面上で後方に通してさらに思い切り引っ張り、後面カバーとベルクロで合わせる。(このあたりの増し締めは座面作業後も可能だ)なお助手席の背面カバー取り付け作業は、運転席よりかなり時間がかかった。腹部左右の出っ張りがヘタっていないので被せにくかったか。

 座面のカバーは基本的に上面だけなので、座席の先端が自分を向くようにして左右を両手で被せて行き、カバー後端を背もたれ下端から後方に通す。今度は自分が座席後部に回ってカバー後端を強く引いてベルクロ固定。スパチュラと呼ばれるプラスチックのヘラが付属しているので、左右で余ったカバーの端は座席左右のプラスチック部品の隙間に押し込む。あとは先述したように、座席を横倒しにしてカバーから伸びるゴムや紐でテンションをかけてやり終了。

 その後、数日間、夜に座席に腰かけて馴染ませてやるほうが良いように思う(その間、車は動かせないが)。馴染ませてから背面・座面両カバーの増し締めは、後方のベルクロで簡単にできる。(この作業は車両に固定してからでも随時可能である)


 さて数日間馴染ませて、背面カバーのズレなどがない事を確認したら、ヘッドレストのステーガイドの穴を開ける。私の場合、指でガイド穴を探り念のため柄付き針を中央に刺し通してから、ガイド穴と同様の円をマーカーで描く。柄付き針を抜いたら、取説にあるように円よりやや大きめにカッターナイフで×字の切り込みを入れる。少しずつ注意して、切り過ぎたり、ガイドに傷を付けたりしないようにである。なおレザーの裏側にはスポンジのような綿が貼ってあるので、慎重にやればレザーだけ裂くようにして切れる。切りづらい場合は、刃を動かす向きを逆にしてみる。ヘッドレスト高さ調整用ボタンが付いている側はやや長めに切る(入れづらい場合に作業途中で切り足しても良いと思う)が、先にまずはボタン無しの小さいほうのガイドで経験したほうが良いかも。

 適当な切り込みが入れられたら、取説にあるように切り込みを拡げながらガイドのいずれかの角から下側へレザーを押し込んでいく。指先でシートを押したりスパチュラでスポンジを引き裂きながらガイドの下にレザーを隠していく。きつい場合、シートを指で押したり、手でシート全体をずらしたりするのも良い。ボタンのある側は最後に入れると楽なような気がする。


 話は変わって後部座席であるが、バンの後部座席に曲面はほぼないから、レザーの柔軟さに影響を与える気温は関係ないし、よほど大柄な人でない限り、車両に固定したままカバー取り付けが可能だと思った。時間ほどで作業完了。簡単なベルクロとゴム・紐固定である。とはいえ見た目ピッタリ、優良な作りである。余談であるがこの車両には元々後席シートベルトは付いていない。写真に写り込んでいるのは、後付けしたAE86後席用である。タイヤハウスやフロアにボルトナットで直留めしているだけなので、転倒時に子供が車外に放り出されないため、程度にと考えている。

 後部座席カバーを取り付け後、天気は良いが氷点下8度の早朝、車両側をタオルで養生し、レールを段ボールで養生したまま助手席を積み込む。あとは養生をほどいて、本のボルトに錆び止めとしてシリコングリースを薄く塗って、レールの動きを確かめながらボルトを締めて固定して作業は完了。作業全体でのべ10時間くらいかかり、全身筋肉痛になったが、何とか自分で綺麗に取り付けられ、フィット感、質感も大満足であった。

 

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ジムニーJA12Cのエンジン載せ替え(北海道日高)

2019-12-21 | ジムニー


 我がジムニーは平成9年式の
JA12C。車体、エンジン補機さまざまな修理・整備を行ってきたが、エンジンやトランスミッションに直接手を入れた事はない。強いて言えば、ヘッドガスケットからクーラントが漏れ出し、添加剤で止めた事くらいだ。まだエンジン1機目で27kmを走行しているが、近年はさすがに力も燃費も落ち気味、それでも3kmごとの化学合成油と添加剤(ワコーズ・クイックリフレッシュ)でなんとかいたわって乗ってきた。

これまで施してきた主な施工、修理

サイドシル・リアクォーターパネル鈑金(平成24年)
冷却水漏れ発見、ストップリークを入れる(平成25年)
冷却水漏れ治る(平成25年)
フロントフェンダ等の鈑金(平成28年)
エンジン補機類の交換(平成29年)
錆びたセンターピラーを交換、雨漏りを克服(平成30年)
リア周り、フロアの鈑金(令和元年)

 今年は車検だが、「そういえば前回の車検の時、エンジンの圧縮がだいぶ下がっている」と言われたな~と思い出し、いつもの自動車整備工場で測定してもらった。その結果、燃焼室の圧縮圧力は、三気筒のうち1番が92番が9、後方の3番が45kg/m2と出た。3番がだいぶ低い。整備工に言わせると、そのような症状は音でわかるという。自分では、最近も「ある程度は」調子が良かった、燃費も良かった、と思い込んでいただけにショックを受けた。
 さて、1気筒が半分の圧縮しかないとなると、完全燃焼は難しいだろうし、そもそもエンジンとして正常に動いていないのである。何とか、エンジン載せ替えやオーバーホールをしないで、圧縮低下を解消する方法はないものか。圧縮低下の主な原因は、バルブからの圧縮漏れ、ピストンリングの固着による圧縮漏れである。どちらもカーボン・スラッジの堆積が要因となっている事が多いらしい。
 オイル・添加剤メーカーの製品を色々調べ、数種を試してひたすら走り続ける事2週間。しかし圧縮が回復することはなかった。



 いつもお世話になっている、スズキ浦河の看板を掲げる「甲鈴オート」さんへ、ジムニーを預ける。数日でリビルトエンジンが見つかり、十日ほどして到着、載せ替え作業を行って頂いた。途中、エキゾーストマニホールドが割れていたり、インテークマニホールドに怪しい腐食が見つかったりしたが、細々とした修理も含め、作業開始から1か月ほどで載せ替え作業は終了、念のためラジエターも全国でひとつだけ見つかったリビルト品に交換、無事車検も通り、愛車は
12月半ばに無事帰宅した。光り輝くヘッドカバーと黒々としたラジエターが頼もしい。

※後日談 エンジンを取り換えたのであるから当たり前ではあるが、トルクとパワーは増し、回転はスムーズになり、これまで4速でしか登れなかった坂も5速で行けるようになった。燃費はここ5年リッター10km台だったのが、6万km走行時の13km台に回復した。

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ハンディバイク6(HANDY BIKE 6、折り畳み自転車)のチューブ交換、整備など(北海道日高)

2019-10-25 | 雑記

 近々、通勤に自転車を使うことになるかも知れず、実家から折り畳み自転車を持ってきた。約15年ほど前に買ったブリヂストンのハンディバイク6(HANDYBIKE6)である。
 2007年にパンクして上手く修理できず、2015年に久しぶりに出して空気を入れたら漏れなかったのだが、今回前後輪に空気を充填したら前輪の空気がゆっくりと四、五日かけてなくなるようだ。何度も空気を入れ、中性洗剤を溶かした水をスプレーしてみたが、三度目くらいでバルブの付け根のリム孔からわずかに漏れていることを突き止めた。しかも高圧(5~6kg)の時しか目視では確認できないほどだった。
 さて、修理にかかるわけだが、この自転車のタイヤは6インチでしかも細く、普通のパッチを貼ると空気を入れた時にかなり形がいびつになる記憶があったので、薄型小型のパッチを取り寄せる。またおそらく前回はバイク用のタイヤレバーを使ったのだろうが、パナレーサーの短いプラスチック製レバーも注文。チューブは、すでに何年も前に廃盤になっているハンディバイク6用が市販されているわけはなく、A-Bike用にわずかに通販されているチューブを試しに1本取り寄せてみる。写真で見るとバルブの曲がり方が微妙に違い、ただでさえ空気が入れにくいのにさらに入れにくくなりそうだ。

 前輪を車体から外し、注意深くタイヤを外す。タイヤは小さく硬いので、両側のビードをそれぞれの側のリムの外側に起こしてやる。タイヤの中でリムがグラグラ自由に動くようになるので、チューブのバルブを中に押し込みチューブを引き出す。以前パンク修理をしたのは後輪だと記憶していたが、実際は前輪であった。しかもバルブの付け根のすぐそば、リム側にパッチが貼られていた。さっそく空気を入れて水に浸けるとこのパッチの縁からごくわずかに空気が漏れている。どうしてチューブのリム側に孔が開いたのかは不明で記憶にもないが、とりあえずリム表面に問題はない。パッチをライターの火で炙り、剥がしてやる。バルブ付け根に無理がかかって開いたような孔ではないが、肉眼でわかるような結構大きな孔であった。なお下の写真の左奥に見えるのが、今回買った新品チューブである。

 孔周囲のチューブ表面を入念にヤスリがけ。チューブ表面に製造時にできるであろう線状の突起もなくなるまで擦る。オートバイ用携帯工具入れに二十年眠っていた未開封のチューブ入りゴム糊はまだ使えた。直径20mmの超薄型パッチを貼り付け、オートバイ用タイヤレバーの先で入念に押し付けて接着終了。一晩置いて空気漏れ確認。組む時は外す時と逆の要領で行い、オートバイ用携帯用のチタン製薄型タイヤレバーも併用する。


 最後は足ではなく、指でビードを入れることができた。なお、今回は念のためビードワックスを塗った。
 翌日、自動車のシガーソケット電源のポンプで空気を入れると「ブシュー」と音がして抜けた。やれやれ。その晩、チューブを引き出してみると、バルブが付け根からもげていた。経年劣化と空気入れの際のバルブの横ひねりが原因だろう。バッチのほうは完璧に接着されていた。そこでA-Bike用の新品チューブを入れ、注意深く組んだ。バルブの曲がり方が弱く空気が入れにくそうだが、リムの孔に対するバルブの出る微妙な位置加減で、いくらか空気が入れやすくなる。ホイールを自転車に取り付けるまえに行きつけの自動車整備工場に出向き、直線的なエアーチャックで空気を入れる事ができた。
 後日、念のため後輪用にもと、予備チューブを2本買い足したのは言うまでもない。6インチのチューブはまだ探せば購入できるが、タイヤの入手が困難になっている。我がハンディバイク6は見た目、後輪がやや減っているので、次回のタイヤ・リム脱着の機会には、前後のタイヤを入れ替えてやりたい。


 ある眠れない夜中、ハンディバイクを整備。ドライブチェーンとブレーキワイヤーに注油。チェーンは強い雨にさらされたり長時間走ったりはしないので、ワイヤーと同じくサラサラの潤滑スプレーを吹いて、念入りに拭き取る。ワイヤーには、オートバイに使用していたケーブルインジェクターを使ってたっぷり入れてやり、下から出た物をウェスでしばらく吸い取る。ところでこの自転車のリアブレーキのワイヤーは、メインフレームの下側を伝ってくるため、ブレーキ部分でワイヤーがホースから上向きに出てレバーを引くようになっている。つまりワイヤーの出口は上を向いていて、雨などが入りやすそうだ。そこで、ずっと以前に除雪機も扱う自転車屋さんで教わったように、ワイヤーの出口に爪楊枝や綿棒でグリースを押し込んだ。手近にシリコングリースがあったのでそれを使う。


 この自転車はタイヤ径が小さいから全体に短く、部屋の中でも簡単に整備できる。いつもはキャリングバッグを床に広げた状態で行っている。キャリングバッグに納めれば、肩に掛けて電車にも乗れるし、キャリングバッグは丸めてベルクロでフレームに固定できる。実際、北海道増毛町に住んでいた頃、特急列車に積んで遠く離れた函館市に運び、風情ある街を散策したこともある。自転車はもちろんデッキに置き、自分も横にしゃがんでいた。

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ロゴスの真空断熱ボトル「氷点下キープシリンダー」(北海道日高)

2019-09-14 | アウトドア用品(その他)

 ある初夏の週末、苫小牧市で諸々の買い物。いつもイオンでは、百均、書店、モンベル、それにスポーツオーソリティさんに必ず立ち寄る。このスポーツ店には、意外なほどアウトドア用品が揃っていて、見ているだけでも楽しい。そしてこの日、「今持っている500mlの水筒だと、通勤でも夏場は足りないんだよな~。スタン〇ーの水筒でも欲しいもんだな~」と思いながら店内を物色していると、「缶ビールが約9時間5℃以下をキープ」と書いた箱が目に飛び込んできた。
 よくよく見てみると、ロゴス コーポレーション社のステンレス製真空断熱ボトル「氷点下キープシリンダー」(定価は税別¥3,200)、完全に円筒形、機能的な飲み口などはなく、キャップもステンレス製で真空断熱だという。缶ビールを缶ごと入れ、別売りの氷点下パック・コンパクト(定価は税別¥900、2個入り)を1個乗せて閉めると、ビールが冷たいまま9時間キープ。普通に水や飲み物を入れたり、氷点下パックと氷を入れて氷を長持ちさせたりと、高い断熱効果を活用して色々な使い方ができるようだ。容量は600ml。
 私は水筒をブラシで洗ったり、パッキンを外して漂白したり、茶渋や汚れが付いて重曹できれいにしたりといった経験から、水筒はできるだけシンプルな物… 冷たいものは十年物のイオンブランド数百円のステンレス水筒(左)、熱いものは二十年物のサーモスのごく普通のステンレス水筒シャトルタウン(右)(キャップがコップになるもの)を使い続けてきた。必要性がないから、他の断熱ボトルを買った事もなかった。

※余談だが、キャップが樹脂製で、しかも安物の場合、そこの断熱性能が劣る。そこで私は、中に熱い物を入れた際はキャップを下向きにして立てて置く。そうするとキャップ部分で冷めた飲料が内部で対流せず、比較的熱いまま保てる気がしている。


 さてその点、この氷点下キープシリンダーはオールステンレスで、キャップ側にシリコンパッキンが1つ付いているだけである。しかもパッキンは、何だか不安になるほど脱着しやすい(一度だけだが、満タンに近いくらい水を入れたら、キャップを外した時にパッキンが中に落ちた事がある)。
 晩酌でも車中泊でもキャンプでも、私は缶ビール1本飲んだら焼酎に移行する… いやいやいや、夏場の通勤には600mlのこのボトルは最適だろう。「氷点下キープシリンダー」と「氷点下パック・コンパクト」をかごに入れ、レジに向かったのは言うまでもない。
 翌日からさっそく通勤時に、氷水を入れて持って行く。あえて氷を少な目に入れていくので、氷は短時間でごく小さくなる。しかしここから夕方まで小さくなった氷がなくならない。氷がごく小さく、さらに溶けてなくなっても、水がごく少なくなっても冷たいままである。これまで安い、古い水筒を使っていたのでなおさら強力に感じるのかも知れないが… ただ飲み口がステンレスなので、ごく熱い物は直接は飲みづらいだろう。
 使いづらい点としては、(これまで使っていた水筒より太くてデイパックに入れにくいのは仕方ないとして) キャップを開け閉めしづらい。太くて滑りやすくて握りづらいのと、キャップ&本体お互いにネジ部がステンレスのせいだろう。開ける時はキャップを引き上げるようにしながら左に回す、と取説には書いてある。閉める時はその逆で良いようだ。それでも、私の握力では手袋をしたままで開閉は無理だ。その点では、キャップのネジ部がポリプロピレン製の「氷点下キープシリンダー・サーモテクト」(定価は税別¥4,200)は、開け閉めしやすいかもれない。ビール風飲料10缶分くらいの価格差があるけど…
 ちなみに缶ビールを保冷する、という、この製品の謳い文句の使い方はまだしたことがない。なかなかシチュエーションがやってこない。

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プラスチック登山靴と山スキー(北海道日高)

2019-09-14 | 雑記


 私は北海道生まれ、北海道育ちだが、スキーは上手くはなかった。でもふたりの娘が学校で授業を受ける前には、そこそこ滑り降りられるようには教えたかった。長女が小学校に入る前だから、平成11年(1999年)頃だろうか。近所にスキー場があり、毎週のように通えた。娘には子供用セット。私は、いまさらゲレンデ用スキーを買っても意味がないし、どうせならと思い山スキーを購入した。冒険ライダー寺崎勉氏の本で、冬の北海道ツーリングにはプラスチック登山靴も良い、と読んだのも強く影響した。
 選んだのは紐靴のスカルパ・ベガ。オートバイによる燃料・食料無補給北海道一周「プロジェクトM」も、この靴がなければ完成できなかったかも知れない。紐を緩めにしておけば、CT110のペダル式シフトチェンジはできたし、ソールが硬いので車体が滑った時の立て直しもしやすかった。何より保温性が高かったし、転倒時の安心感もあった。
 最後に使ったのは平成26年(2014年)の十勝ツーリングになる。その当時、登山靴のプラスチックから白い粉が吹いていた。加水分解のせいか

 久しぶりに出して紐を外し、クレポリメイトで艶出しをしてやる。靴に良いのか悪いのかはわからないが、粉を吹いたブーツは見違えるようにきれいになった。スキーやビンディングには見た目、問題はないようだ。

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