冬北海道バイク旅 ~私の場合~

厳冬の北海道を安全・快適に旅するために

オプティマス123Rの風防

2015-05-31 | アウトドア用品(火器)


 これからの時期、TLR200でキャンプツーリングをしたいものだと、アウトドア用品ボックスからエスビット・ポケットストーブやその他細々とした物を物色していて、しばらく使っていないストーブが目についた。長女が生まれた頃だから20年ほど前に買った、オプティマス123R。中学時代からの憧れから買ってしまったとも言えよう。ナルゲンの500mlの燃料ボトルとともに、バイクツーリングや釣り、短めのバックパッキングのお供に活躍してきた。ちなみにこのナルゲンの燃料ボトル、細い注ぎ口を内蔵し、じょうご無しでオプティマスなどのストーブに給油が可能な優れものだ。1Lのボトルも持っていて、用途に応じて使い分け。
 123Rは、エバニュー・チロルクッカーというアルミ製深型の1Lほどのポットにちょうど入るので、自作風防とともに石井スポーツオリジナルの帆布製アイゼンケースに入れて持ち歩いている。ストーブと風防、風防とクッカーの間にはすべて厚手のビニール袋を挟んで傷を防いている。

 アイゼンケースの上部のスペースには、ライターと、プレヒート用チューブ燃料。このチロルクッカーは、大鍋とのセットであり、大鍋のほうにはパイトーチ・スリーエスと風防を入れている。肉厚なので、蓋をフライパンとして実用できる。なおポットには水量の目盛はないが、内側に100mlごとに傷を付けて目印としている。燃料と水を節約しながらラーメンやカップ麺を作るには、正確な水量を把握したい。

 風防はよくあるアルミ製屏風式のものを切ったり、曲げたりして、さらに針金を追加、ストーブ本体と同じ高さでありながら、少し浮かせてストーブに掛けることができる。空気の取り入れと防風を両立している。

 この風防は風がある程度強い時のみ使っているが、ストーブが過熱することもなく、効果的に風を遮ってくれる。風が弱い時は、ストーブ上端に引っ掛ける針金を減らして開放気味に使うこともある。
 ※取説には、風防を使う場合、ストーブとの間隔を10cm以上開ける、とある。自分の風防も無風の時に使うと、ストーブが異常加熱するかも知れないから、あくまで自己責任でと思っている。
 エスビット・ポケットストーブもパイトーチ・スリーエスも、そしてメタクッカーも風に非常に弱い。ホームセンターの薄いアルミ板を切ったり曲げたりして風防を作っているが、いまだに試行錯誤だ。その点、123Rのこの風防は自分なりに満足している。

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今年初めて、ゴリラで日高~恵庭市ショートツーリング(北海道)

2015-05-24 | ツーリング記録


 二週前の週末は、今年初めてCT110に乗った。今週末はゴリラ。新ひだか町田原から、新冠(にいかっぷ)町の山中に入り、日高町、平取(びらとり)町、むかわ町、厚真町と山中の静かなワインディングを走って、安平(あびら)町早来を経て、千歳市の裏手を通って恵庭市に至る。国道をほとんど走らない交通量の少ないルート。距離は国道経由で120kmほどのところ、140kmとさほど変わらず、オートバイだと気分良く走れる。

 我がゴリラは一見ノーマルに見えるが、例えば車輛を左側から見ると、ステアリングダンバー、オイルクーラー、ビッグキャブ&パワーフィルターなど、一通りの事はやってある。11年前から変わらぬ仕様で、1万5千kmを走行した。

 恵庭市の自宅で一泊し、翌日は冷え込んだ夕方、モンベル・アウトライダージャケット&パンツの下にフリースを着用し、同じ道を戻る。すっかり緑が濃くなった。
 心配していた前立腺はなんでもないようだ。そろそろTLR200を乗り出そうと思う。

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メスティン&G'z の兄弟セットの活用例103

2015-05-21 | メスティン&G'z


 「元祖 ちょうしたのかばやき さんま」缶。冒険ライダー寺崎 努氏の著書で見たことがあるが、実際に店頭で見かけたことはなかった。少なくとも北海道ではメジャーなサンマ缶ではないだろう。
 ところが先日、手ごろな価格でドラッグストアにあるのを見つけたので、ひとつ買ってみた。
 愛用の新富士バーナーG-stoveはイグナイター不調で修理に出しているので、イワタニ・カセットフー・ジュニアの上に普通のメスティンで炊飯。なお昨夜のラーメン調理時は、ゴトクが外に広く、少し鍋がずれると傾くなど安定しないので、バーナーパットを置いた。無洗米、発芽玄米、大麦のブレンドで1合強、水250ml、弱火で炊飯。G-stoveより弱火は利く。というか、G-stoveのように炎が中央集中ではないから、鍋底中央のご飯も真っ白だ。
 ※私のG-stoveは平成14年購入。ゴリラでの旅、車での釣行やキャンプ、安宿での素泊まり、などで活躍し、特に最近1年はかなりの頻度で使っているから、イグナイターは寿命であろう。ストーブを購入した札幌市の秀岳荘白石店に持ち込んだ。メーカー送りになるそうだ。

 みそ汁は、いつものようにチタンマグに注いだ少量の水で乾燥わかめを戻し、スクイーズチューブの味噌とほんだし、それに先週末に仕入れた高野豆腐、しかもいつもの細切りでなく一口サイズ。缶詰が空に近くなったらご飯を入れてタレを絡めて食べ、その後缶にみそ汁を注いで高野豆腐で内側をこするのだが、細切りより一口サイズの高野豆腐は缶をこすりやすい。それでも、ゴロンとした形の豆腐なので、蓋の折り返しの隙間など狭いところはこすりにくく、豆腐を前歯で噛み切って尖った部分でこすると良い。
 初めて食べる「ちょうした」。食べ慣れたマルハやニッスイの蒲焼よりタレがサラサラして、若干薄味な気がする。自分にはこのくらいの味のほうが、朝と昼の2回に分けて食事するにはちょうど良いかな。しばらく「ちょうした」のお世話になりそうだ。値段が手ごろなまま店頭に並べば、の話であるが。

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メスティン&G'z の兄弟セットの活用例102

2015-05-12 | メスティン&G'z


 今朝はご飯1合強(1.1合くらいか)を炊いたのだが、無洗米に発芽玄米、そして久々に大麦をブレンド、水もやや多め(260mlくらいか。写真の味噌汁のスノピのチタンマグで目分量)。
 大麦は浮くので表面に集まって炊きあがる。スクイーズチューブの味噌、小容器で携帯しているほんだし、おふ、乾燥わかめたっぷりの味噌汁に、ニッスイ「いわしみそ煮」缶。

 半分を朝食にし、残りを弁当にするのはいつもの事。青魚のDHA、発芽玄米のギャバ、大麦の食物繊維、それに野菜ジュースでヘルシーな1日のスタートである。
 ちなみにスノピの中空断熱チタンマグ、容量300ml。朝炊飯の水計量、乾燥わかめの戻し、味噌汁、昼食時のシジミスープ、晩酌と大活躍で、「snow peak」の印刷ロゴはすでに消えている。


 その翌々日は、マルハニチロ「さんまみそ煮」缶を食べた。
 最近、G-stoveの点火がしにくい。イグナイターの不具合か、これまでより正確にまっすぐ押さないと強い火花が出ず、それでもガスに点火しにくいのだ。週末にお店に持って行こうか。

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今年初、CT110で短距離ツーリング(北海道日高~恵庭市)

2015-05-10 | ツーリング記録


 比較的好天が予想される週末、朝は車中で炊飯、朝食後にメスティン弁当を作り、CT110で出発する準備。確か3月に購入した液入りバッテリーは電圧が4.5Vになっていたので、まずは充電。その間に荷物を整理して、ツーリングバッグを積載する。タイヤの空気は冬に一度充填しておいたのだが、特に前輪はスパイクタイヤ時と同じ強化チューブのためか空気圧の低下が顕著だ。標準の前1.8、後2.2kgとしておく。
 モンベルのアウトライダージャケット&パンツ、中には普通の作業服と肌着、足には古いモンベルのゴアテックスブーティー内蔵登山靴、顔にはバンダナでマスク。午前10時に日高を発つが、気温10~15度だとさすがに寒く、袖口からの風を防ぐため、グローブをいつものグリップスワニーでなく、冬用ロングのモンベル・アウトドライ・アルパイングローブにした。

 新ひだか町の静内豊畑から、一度も海岸線には出ずに交通量の少ない道道を乗り継ぎ、新冠(にいかっぷ)町・日高町・平取(びらとり)町の山中、内陸の厚真町を経て、千歳市郊外を通って恵庭市までの130km、3時間。競走馬の放牧地帯から、広葉樹林、稲作地帯、畑作地帯とのどかな風景を望みながら、走り慣れた道をトコトコと。燃費はリッター40kmちょうどくらい。2000年モデルの豪州仕様CT110はまもなく走行3万5千キロであり、少しずつ燃費が落ちて来た。新車のころは45kmくらい走ったものだ。ただしオイル上がり・下がりはなく、パワーも落ちていない印象。
 翌日の5月10日は、同じ経路を戻る。小雨に当たるが無事に静内に到着。心配していた前立腺の違和感は発症しなかった。次週はゴリラで走ってみたい。

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天気の良い休日に、自宅前で七輪(北海道)

2015-05-03 | アウトドア用品(炊事)


 ジムニーやオートバイで、日高~恵庭を山経由で往復すると、千歳市郊外に野菜の直売所らしき店がある。通るたびに気になっていた。「豆畑・マメヒコ」、右に小さく「東京渋谷 カフェマメヒコ」と書いてある。豆だけ栽培して売っているのか、経営者がマメな人なのか、想像するだけでも楽しい。昼に焼肉をするので、ここで何か野菜を買おうかと思ったのだが、あいにく品物は何も置いてなかった。
 自宅近くのスーパーで、サンマ、手羽先、生ラムを買い、ビールと焼酎が進む。

 我が家のバーベキューは、キャンプでも自宅前でも、七輪がちょうど良い。平成3年に結婚してすぐに七輪を買い、真狩村(まっかりむら)、増毛町(ましけちょう)と平成11年ころまで使い続けて通気口が錆びてダメになった。その間、韓国人に焼き鳥を振る舞ったり、長女が北海道東部の河川で釣ったオショロコマ(イワナの仲間)をキャンプで焼いたりしたものだ。
 平成19年に恵庭市に引っ越してきてすぐに、ジョイフルAKで安い丸型の鉄板製バーベキューグリル(たしか1千円以下)を買い、自宅前焼き肉だけでなく、次女が日高の渓流で釣ったニジマスを焼くのにも活躍した。これも平成23年には底に穴が開き、平成24年から再び七輪を導入した。
 北海道もこれからは暖かい日がある。たまに魚介類を焼きながら、ビールを飲みたいと思う。

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ハンディバイク6(折り畳み式自転車)のパンク処置(その後)

2015-05-03 | 雑記


(折り畳んだ状態)
 ずっと前にブリヂストンから発売されたハンディバイク6。タイヤサイズわずか6インチの折り畳み式自転車である。私が買ったのはたしか平成16年頃と記憶している。折り畳んで専用のキャリングバッグに入れると、軽自動車のトランクにも楽勝で積めるし、肩にかけて持ち運ぶのも苦にならない。北海道増毛町(ましけちょう)に住んでいた頃、JRでの旅行に持ち出して函館市内を転がしたこともある。
 その後、平成19年に引っ越して、後輪がパンクした。タイヤチューブも非常に細く小さい物で、通常市販されている最小のパッチを貼ったが、空気漏れを確認するために膨らませると形はかなりいびつとなった。
 タイヤをリムに組んで空気を入れたのだが、1日で抜けてしまった。チューブが細すぎてパッチがうまく接着しなかったのだろうと、その後8年ほど家の二階に仕舞い込んでいた。この自転車を私が購入後、ハンディバイク8という8インチの製品が発売になり、6は絶版となったためか、タイヤチューブの入手が困難なようだが、インターネットで探すと別の用途に使うチューブとして販売はされているようだった。

 ある日、思い立ったのが、ホルツ「タイヤウェルド」の活用。私がバイク生活を再開した平成11年頃、自転車・原付用の「小」を購入、乗車時はいつも携帯していたのだが、出番はなく古くなったため、数年前に引退し新規購入したのだった。この引退した古いタイヤウェルドをハンディバイク6のタイヤ空気漏れに試してみるのはどうだろうか? ボンベの内圧が下がっているかも知れないが、この小さなタイヤならわずかで充分だろうし、タイヤウェルドの有効性を試す良い機会でもある。
 さっそく二階から自転車を下ろし、まずはキャリーバッグごと車に積んでガソリンスタンドでタイヤに空気を入れた。バッグに入れて保管していたもののホコリだらけである。前輪には1kgの圧が残っていて、後輪は0であった。指定は前後とも6.2kgだったと思うが、とりあえず5kgほど入れる。この自転車のタイヤの空気バルブは四輪やオートバイの物と同じだが、バルブの周りが狭く手持ちの空気入れは使えない。
 自宅に戻り、バルブからのエア漏れをしっかり確認、そして3時間ほど経過しても空気圧が下がる気配がない。以前空気が抜けたのは、バルブからのわずかな漏れだったのか。まずは1週間ほど様子を見る事にした。

 さて1週間後、タイヤを触ると空気は抜けていなかった。錆びもほとんどなく、注油が必要な箇所もなさそうである。天気が良いので車体を軽く水洗い&拭き取り。家の周りをちょっと試走、スムーズな乗り心地。乾燥したらキャリングバッグに収納して、また二階に保管しておこう。残念ながら、というわけではないが、引退タイヤウェルドを試すことはできなかった。

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メスティン&G'z の兄弟セットの活用例101

2015-05-01 | メスティン&G'z


 ある朝、前日の残りのコンビニおにぎりを、ふ・ワカメたっぷりの味噌汁と食べる。最近、高野豆腐を切らしたので、具はもっぱらこれである。

 次の朝、ニッスイの「さんま蒲焼 味噌だれ」。SOTOのパワーガスは、残量が非常に少なくなっても火力が安定している。

 普通のメスティンに無洗米1合、水240ml。炊きあがったご飯の半分は朝食、残り半分は昼食弁当に。おそらく初めて食べる缶詰、なかなか美味しかった。缶詰が空に近くなったらご飯を入れてタレを絡めて食べ、さらに味噌汁を注ぎ込んで、おふで缶の中をきれいにした。

 さらにその翌日の朝、昼食弁当を作る必要はないので、レトルトご飯、味噌汁、おかずはトップバリュ「オイル不使用 ライトツナ まぐろ水煮フレーク」。缶詰はラージメスティンのお湯で軽く温め、醤油をかけて頂いた。値段は手ごろ、大変美味しかった。

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