三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

コンクール文化。

2018年05月05日 | 三味線のはなし
ゴールデンウィークといえば
津軽三味線弾きが本場青森に大集結する季節。

私も学生の頃に
青森と金木の大会を見に行ったことがあります。
あくまで見学。見るだけ。

大会には出ないの?とか
ごくたまに訊かれることがありますが、
きっと出ないでしょう。
竹山流の三味線は大会で勝てるような種類の三味線ではない。
そういう三味線を目指しているわけではないと言えるようになったから。

大会。
津軽三味線に限らず、
コンクール文化には弊害もある。

津軽三味線も次の変化が必要な時なんじゃないのかなぁ。
それが何かなんて偉そうなことは何も言えないけど。
ちょっと頭打ちになってるのが現状ではないのかなと感じる。

ましろのおと(1) (月刊少年マガジンコミックス)
羅川真里茂
講談社


最近ようやくこのマンガの最初の数巻を読みました。

三味線奏者の個性の描き分けとか上手いし
ふつうに面白いんだけど、
三味線をやってるからこそ引っかかる部分もちょこっとはあるよね。
大会を見てても思うこと。
津軽三味線の力は、叩きだけじゃないはずだ。



 
Shamisen + vocal 松浪千静
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ライブ予定
5月10日(木) 天Qライブ
5月26日(土) Night of 1000 Eyes vol.20
5月27日(日) 萩之茶屋本通商店街演芸場2018
►詳しくはこちら

演奏依頼はこちらへ
松浪千静website


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