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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

自虐の詩

2007-11-01 14:51:54 | 映画(さ行)
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中谷美紀、阿部寛、遠藤憲一、西田敏行、カルーセル麻紀、名取裕子出演。堤幸彦監督作品。

大阪、通天閣を見上げる下町。ひなびたアパートに暮らす元ヤクザのイサオ(阿部寛)と内縁の妻、幸江(中谷美紀)。イサオは仕事もせずに酒とギャンブルに明け暮れ、気に入らないことがあるとすぐにちゃぶ台をひっくり返す乱暴者。隣に住む世話好きのおばちゃん(カルーセル麻紀)は、見かねて幸江に別れるよう薦める。一方、幸江が働く食堂“あさひ屋”のマスター(遠藤憲一)からも、“アイツと別れて俺と一緒になろう”としつこくプロポーズされていた。それでも幸江はイサオと一緒にいるだけで幸せだと感じていた。そんなある日、幸江は医者からおめでたを告げられ、そのことをイサオに報告するのだが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
ちゃぶ台ひっくり返し、一度やってみたい度:★★★★☆

笑えて泣ける人情喜劇ということで、笑って泣いてきました(笑)。
正直、もっと笑えるかと思ったのですが、よく考えてみたら、微妙なギャグだったり、ツボにはまらないと笑えないギャグは堤監督の真骨頂であり、そういう意味では、堤節が出てたのかと(笑)。
泣けるシーンもありますが、それほどでもなかった(苦笑)。笑いにしろ、泣きにしろ、何か物足りない感じはしました。
前半、阿部ちゃんのセリフが極端に少なくて、ちょっと楽そうだなぁと考えてしまった(笑)。

なぜ、幸江が無職・ギャンブル好きな男に黙ってついていっているのか、というのは、後半になると分かります。最初は立場が逆だったんですね。でもそれがなぜ現在のような状態になったのかという経緯は描かれていなくて、観ている側が脳内補完する必要がありました。
幸せを追い求める幸江はラスト、幸せも不幸もそんなに変わりない、みたいなことを言いますが、幸せな状態で言われても、あまり説得力がないかと・・・。
阿部ちゃんの怖い顔が印象的な映画でした。パンチパーマもね。
ただ、阿部ちゃんが喧嘩(蹴ったり殴ったり)するシーンを観ると、京極堂シリーズの榎木津礼次郎(「姑獲鳥の夏」で阿部ちゃんが演じた役)を思い出してしまう・・・・・・。


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4 コメント

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Unknown (marie)
2007-11-08 10:30:03
私はちゃぶ台がひっくり返される度に、「ご飯もったいないな~~」って思っておりました(笑)
途中で過去の関係がわかった時はビックリでした。立場逆だったんじゃん?って。アバズレだし
最初の二人の関係を見てると、なんであんなに耐えてるんだろう?って不思議でなりませんでした。
阿部ちゃんのファッションと髪型。見ているだけでおかしかったです。ああいうのに弱いんです(笑)
最後ラーメン屋が父親に乗っ取られそうになってるのには笑えました。
この映画の主題歌が結構気に入って、今携帯の着メロにしています。
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Unknown (こーいち)
2007-11-08 13:49:55
面白くないこともないんですけど、なんだか微妙でした。
所々で笑ったり感動したりもあったんですけどぶつ切りな感じだったし。

原作はすごく面白そうですね~。
本屋で見かけたので買ってみようかな。
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>marieさん (hi-chan)
2007-11-09 13:22:01
ちゃぶ台かえし、お寿司の時、「ト~ロ~」って言ってましたよね。吹き出しちゃいました。
私もなんであんなに耐えてるんだろう?って思ってたので、過去が分かった時になるほど!と思いました。
阿部ちゃんが変化していく様子も観たかったな。
阿部ちゃん、目つきが凄かったですよね。力入ってて。
主題歌ってどんな感じでしたっけ?すっかり忘れちゃいました(苦笑)
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>こーいちさん (hi-chan)
2007-11-09 13:23:23
私も原作に興味ありです。
図書館にないかな?と検索しましたが、ありませんでした・・・。
この間、久々に漫画喫茶に行ったら、かなり快適になってたので、また入ってこようかな~
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