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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

ヒトラー ~最期の12日間~

2006-04-18 14:12:08 | 映画(は行)
ブルーノ・ガンツ、アレクサンドラ・ラーラ、ユリアーネ・ケーラー、トーマス・クレッチマン出演。オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督作品。

1942年、トラウドゥル・ユンゲは数人の候補の中からヒトラー総統の個人秘書に抜擢された。1945年4月20日、ベルリン。第二次大戦は佳境を迎え、ドイツ軍は連合軍に追い詰められつつあった。ヒトラーは身内や側近と共に首相官邸の地下要塞へ潜り、ユンゲもあとに続く。そこで彼女は、冷静さを失い狂人化していくヒトラーを目の当たりにするのだった。ベルリン市内も混乱を極め、民兵は武器も持たずに立ち向かい、戦争に参加しない市民は親衛隊に射殺されていく。そして側近たちも次々と逃亡する中、ヒトラーは敗北を認めず最終決戦を決意するが…。(allcinema onlineより)

ずっと観たかったのですが、なかなかDISCASから送られてこなかったので、TSUTAYAの半額の時に借りてきました。

2時間半くらいの長い映画でしたが、飽きずに観ることができました。主役のブルーノ・ガンツ、写真で見たことのあるヒトラーにそっくりです。本物かと思うくらい成り切ってました。演技も素晴らしい。観ている方も緊張感が持続しました。
観ているうちにこの世界に引き込まれ、ドキュメントを観ているような気さえしましたよ。
この映画、ドイツで製作されています。よく作ったなとそれだけで凄いなぁと感心してしまいます。
秘書から見たヒトラーの最期の12日間を描いたものですが、徐々に狂人と化していく鬼気迫る姿が静かな迫力です。言っていることはほぼ錯乱している状態で、あれでは、部下もついてきませんね。
ヒトラーのことはもちろん知っていますが、あまり詳しくはないです。こんな人、という一般的な知識しかありませんでした。
しかし、こんなにも自己中心的で、国民のことを考えない人物だとは。それは忌み嫌われるはずだわ・・・・・・と納得。

絶対に降伏しない、全面降伏なんて認めないと頑なに言いつづけるヒトラーを見て、ふと、全面降伏した日本のことを考えました。


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2 コメント

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ブルーノ・ガンツ最高でした (をかもと)
2006-04-18 22:36:26
> 2時間半くらいの長い映画でしたが、飽きずに観ることができました。



ほんと、観ている内にグイグイと引き込まれていき、長さを感じさせない映画でした。

派手な戦闘シーンを抑えた演出ながら、戦時下の狂気を描いた力作ですね。
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>をかもとさん (hi-chan)
2006-04-19 15:03:18
をかもとさんは、★5つでしたね!

ブルーノ・ガンツがほんとそっくりで、初めて部屋から出てきた時、びっくりしました。

そう、こんな感じの人!みたいな。

外で戦う子どもが見ていて辛かったですね・・・
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