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リチャード・ギア、クレア・ディンズ、アヴリル・ラヴィーン、ケイディー・ストリックランド、レイ・ワイズ出演。アンドリュー・ラウ監督作品。
18年間、性犯罪登録者の監察を続けてきた公共安全局のエロル・バベッジ(リチャード・ギア)は退職を間近に控え、後任となるアリスン・ラウリー(クレア・ディンズ)の指導を任される。2人で担当地域を巡回する中で、アリスンはバベッジの行き過ぎたやり方に反発を覚える。そんな中、若い女性が行方不明になったとの一報が入る。家出の可能性も取り沙汰されたが、バベッジだけは自分が監視し続けている登録者の中に犯人がいると確信、さっそくアリスンと共に犯人の追跡を開始するが…。(allcienam onlineより)
公式サイト
総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
アンドリュー・ラウ監督のハリウッド進出第1作目です。試写会に当たらなくても、観に行く予定でした。結構いいらしいという噂をチラホラ聞いていたので、楽しみにしていました。
私は最近、「プロファイリング」について調べていて、有名な本ですが「FBI心理分析官」ロバート・K・レスラー著を読んでいるところでした。
その本の冒頭に書かれている言葉がこの映画の冒頭にも出てきました。
『怪物と闘う者は、その過程で自分自身も怪物になることがないよう、気をつけねばならない。 深淵をのぞきこむとき、その深淵もこちらを見つめているのだ』
実はこの手の話は結構好きで、「羊たちの沈黙」とかも好きでした。
主役が刑事ではなく、公共安全局の性犯罪登録者の監察官というのが、珍しいなと思いました。日本には性犯罪専門の保護監察官というのは、いないですよね?
リチャード・ギア演じるエロア・バベッジは、深淵を深く覗きすぎてしまったキャラでした。そのせいで、退職に追い込まれているわけですが、後任が若い女性っていうのもちょっと・・・リアリティがないような気がしましたが、これってアメリカでは普通なのかしら?性犯罪者を監視するのに、若い女性の監察官??ストーリーの中で、バベッジがいくつかの候補者の中からアリスンを選んだのかという理由は出てきますが・・・。飛んで火に入る・・・という感じで、普通は恐ろしくてそんな仕事したくないと思うような気がします。私は嫌だなぁ。刑事は二人ペアで動く(捜査する)けど、監察官は一人でしょ?やっぱり怖いな・・・。
最初の方は、映像がアンドリュー・ラウ監督っぽいな、と思う時がありました。途中からはストーリーを追うのに夢中で、あまり映像がうんぬんという事は考えませんでした。ちょっとグロそうだなぁと予想はしてたのですが、予想以上にグロいシーンがありました。こういうのって、犯罪者の心理や性癖が理解しがたいので、腹の底から恐怖が湧きあがるんだよね(苦笑)。まぁ恐怖というほど怖くはないですが・・・。
ストーリーはですね、ちょっと分かりにくいです。ただこの監督の映画が初見では分かりにくいというのは、普通な気がします(笑)。とにかく名前が覚えられない。ポールって誰だっけ??ハリエットは・・・誘拐された少女か。グレンって?ビオラって?ボビーって?と言った具合。主要人物は覚えていった方がいいかもしれません。混乱というより、誰だっけ?と思い出している間に話が進んでしまう(苦笑)。
しかし、映像は暗いし、気味悪いシーンもあるし、また観たいなとは思えなかったです。真犯人が意外といえば、意外なのかも?予想はつきますが。
私的には、ラスト、バベッジが犯人と対峙する時に、もうちょっと緊迫感があったら良かったなと思いました。例のごとく、犯人に銃をつきつけるわけですが(爆)、本当に殺しそうには見えないんですよね。気がついたら、アリスンが止めに来てるし。
リチャード・ギアは性犯罪者を憎んでいて、チャンスがあれば、抹殺したいとさえ、思っていて、実際に暴行事件を起こしたりしています。ただ、リチャード・ギアって、何をやっても、どことなく品があり、ダークな感じに見えにくいんですよね。酒かっくらって、暴行事件を起こしているのに、あんまりダメダメに見えなくて。
クレア・ディンズは大人っぽくなりましたね~。
観終わった後に思ったのは、なんでアンドリュー・ラウ監督がこの映画を撮ったのかな~という事。主役が善と悪の間で揺れ動くから?(笑)と、どこかに書いてありましたが、それではちょっと弱いような。映像もスタイリッシュと呼ぶには、物足りない感じ。光の使い方は面白いのかもしれませんが、私にはよく分からなかったので、全体的に考えると、アンドリュー・ラウ監督の特徴があまり分からなかった・・・。他の人が撮ってもあまり変わらないんじゃ?
ハリウッドでは、監督が編集に関われないと聞いたことがあるんですが、そういうのが影響してるんでしょうか。製作ではトップクレジットになっていますが。
同じくアンドリュー・ラウ監督の韓国映画「デイジー」は、私はダメだったので、やっぱりこの監督には香港で映画を撮って欲しいです。
リチャード・ギア、クレア・ディンズ、アヴリル・ラヴィーン、ケイディー・ストリックランド、レイ・ワイズ出演。アンドリュー・ラウ監督作品。
18年間、性犯罪登録者の監察を続けてきた公共安全局のエロル・バベッジ(リチャード・ギア)は退職を間近に控え、後任となるアリスン・ラウリー(クレア・ディンズ)の指導を任される。2人で担当地域を巡回する中で、アリスンはバベッジの行き過ぎたやり方に反発を覚える。そんな中、若い女性が行方不明になったとの一報が入る。家出の可能性も取り沙汰されたが、バベッジだけは自分が監視し続けている登録者の中に犯人がいると確信、さっそくアリスンと共に犯人の追跡を開始するが…。(allcienam onlineより)
公式サイト
総合:★★★☆☆
ストーリー:★★★☆☆
映像・演出:★★★☆☆
アンドリュー・ラウ監督のハリウッド進出第1作目です。試写会に当たらなくても、観に行く予定でした。結構いいらしいという噂をチラホラ聞いていたので、楽しみにしていました。
私は最近、「プロファイリング」について調べていて、有名な本ですが「FBI心理分析官」ロバート・K・レスラー著を読んでいるところでした。
その本の冒頭に書かれている言葉がこの映画の冒頭にも出てきました。
『怪物と闘う者は、その過程で自分自身も怪物になることがないよう、気をつけねばならない。 深淵をのぞきこむとき、その深淵もこちらを見つめているのだ』
実はこの手の話は結構好きで、「羊たちの沈黙」とかも好きでした。
主役が刑事ではなく、公共安全局の性犯罪登録者の監察官というのが、珍しいなと思いました。日本には性犯罪専門の保護監察官というのは、いないですよね?
リチャード・ギア演じるエロア・バベッジは、深淵を深く覗きすぎてしまったキャラでした。そのせいで、退職に追い込まれているわけですが、後任が若い女性っていうのもちょっと・・・リアリティがないような気がしましたが、これってアメリカでは普通なのかしら?性犯罪者を監視するのに、若い女性の監察官??ストーリーの中で、バベッジがいくつかの候補者の中からアリスンを選んだのかという理由は出てきますが・・・。飛んで火に入る・・・という感じで、普通は恐ろしくてそんな仕事したくないと思うような気がします。私は嫌だなぁ。刑事は二人ペアで動く(捜査する)けど、監察官は一人でしょ?やっぱり怖いな・・・。
最初の方は、映像がアンドリュー・ラウ監督っぽいな、と思う時がありました。途中からはストーリーを追うのに夢中で、あまり映像がうんぬんという事は考えませんでした。ちょっとグロそうだなぁと予想はしてたのですが、予想以上にグロいシーンがありました。こういうのって、犯罪者の心理や性癖が理解しがたいので、腹の底から恐怖が湧きあがるんだよね(苦笑)。まぁ恐怖というほど怖くはないですが・・・。
ストーリーはですね、ちょっと分かりにくいです。ただこの監督の映画が初見では分かりにくいというのは、普通な気がします(笑)。とにかく名前が覚えられない。ポールって誰だっけ??ハリエットは・・・誘拐された少女か。グレンって?ビオラって?ボビーって?と言った具合。主要人物は覚えていった方がいいかもしれません。混乱というより、誰だっけ?と思い出している間に話が進んでしまう(苦笑)。
しかし、映像は暗いし、気味悪いシーンもあるし、また観たいなとは思えなかったです。真犯人が意外といえば、意外なのかも?予想はつきますが。
私的には、ラスト、バベッジが犯人と対峙する時に、もうちょっと緊迫感があったら良かったなと思いました。例のごとく、犯人に銃をつきつけるわけですが(爆)、本当に殺しそうには見えないんですよね。気がついたら、アリスンが止めに来てるし。
リチャード・ギアは性犯罪者を憎んでいて、チャンスがあれば、抹殺したいとさえ、思っていて、実際に暴行事件を起こしたりしています。ただ、リチャード・ギアって、何をやっても、どことなく品があり、ダークな感じに見えにくいんですよね。酒かっくらって、暴行事件を起こしているのに、あんまりダメダメに見えなくて。
クレア・ディンズは大人っぽくなりましたね~。
観終わった後に思ったのは、なんでアンドリュー・ラウ監督がこの映画を撮ったのかな~という事。主役が善と悪の間で揺れ動くから?(笑)と、どこかに書いてありましたが、それではちょっと弱いような。映像もスタイリッシュと呼ぶには、物足りない感じ。光の使い方は面白いのかもしれませんが、私にはよく分からなかったので、全体的に考えると、アンドリュー・ラウ監督の特徴があまり分からなかった・・・。他の人が撮ってもあまり変わらないんじゃ?
ハリウッドでは、監督が編集に関われないと聞いたことがあるんですが、そういうのが影響してるんでしょうか。製作ではトップクレジットになっていますが。
同じくアンドリュー・ラウ監督の韓国映画「デイジー」は、私はダメだったので、やっぱりこの監督には香港で映画を撮って欲しいです。
リチャード・ギアは、まったくダークには見えませんでしたね。闇をかかえるどころか、ま~ったくなんも考えてないお気楽おっさん(言いすぎ!)に見えました(笑)
クレア・ディンズはなかなか良かったんですが、バベッジに待ち伏せされた時に、いや~って顔をしたそのときの顔が、ロミジュリのときにパパにロミオとのことがばれて、いや~って泣いた時の顔とまったく同じで、あ~人間って年とってもいや~って顔は変わらないんだなあ…と変に納得しました(笑)
なんか違和感あるなぁと観終わった後に思って、友人がリチャード・ギアってダークに見えないよね、と言った時に、「それだ!」と思いました(笑)。
ロミジュリのクレア・ディーンズの泣き顔を覚えてるんですか!もうぜ~んぜん忘れてしまいました。
ただ大人っぽくなったな~と。
確か10年前くらいですよね。