Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

ベルベット・レイン

2005-10-11 11:49:14 | 映画(は行)
アンディ・ラウ、ジャッキー・チュン、ショーン・ユー、エディソン・チャン、リン・ユアン出演。ウォン・ジンポー監督作品。

大ボス(アンディ・ラウ)暗殺のうわさで香港裏社会は揺れていた。そんな夜、無鉄砲なイック(ショーン・ユー)とターボ(エディソン・チャン)は、大ボスの暗殺者を選ぶクジ引きに参加するため会場へと急ぐ。(ヤフーレビューより)

公式サイト

新宿で観て来ました。初回だったせいか、オジサマ、オバサマ率高し(夫婦と思われ)。カップルも少々。全体的に客は半分入ってなかったかと・・・祝日なのに(泣)。

一緒に観た友人と話したのですが、これってCM打ってないですよね?テレビで流すCMって効果が大きいと思うんですよね。映画好きな人はチェックしてるので、知っているとは思いますが、それ以外の人が知る方法としては、テレビCMは大きいですよ。
ひっそりと上映が始まって、ひっそりと終わるんでしょうか。それって残念だなぁ・・・

さて、以下ネタばれ含みます。未見の方は読まない方がいいと思います。観る時に面白さ半分以下になると思います(笑)。

まず、上のヤフーレビューですが、これ読んで行ったら、すっかり騙されますよねぇ。私は最後までカラクリに気付かず、ホンが襲われているシーンで「ショーンどこ???」と探してましたから(爆)。
これ、途中で気付いた人は、どのシーンで気付いたんでしょう?ターボが右手を潰されていたシーンかな?
私はこのシーンの時にあれ、右手ばっかり、と一瞬思ったのですが、その後私の脳は「ロンゲストナイト」でトニーがチンピラの手を瓶でドスドス殴って使えなくさせたシーンを記憶から引っ張り出してたので、レフティ=ターボということまで頭が回りませんでした(笑)。ある意味勝ち組みでしょうか(笑)。

ウォン・ジンポー監督は、第2のウォン・カーウァイ監督と言われているらしいので、映像に期待していました。
斬新、とまで行くかどうかは分かりませんが、レフティの登場シーンは、めっちゃかっこよかったし、音楽も良かった。イックとターボがいたクラブのシーンも音楽・映像共に良かった。ターボが殴られているシーンを下から撮っているのも悪くない。スローモーションも多用してたけど、基本的に嫌いじゃないので、OK。
そしてなんといっても、ショーンがかっこいい!!!!目が凄くいい。ああいう想いを秘めた目つきってのに弱いっす(笑)。好きな女のために、強盗をやってしまう一途な所がまたカワイイ!

ショーンの単独インタビューが載ってましたので、どぞ!
スイッチオンになってからのショーンに爆笑!!

ホンとレフティのレストランでの会話が、凄く重要なシーンだと思うのだけど、私にはちょっと分かりづらかった。そういう自分にちょっと落ち込んだ(苦笑)。
なので、レフティがシンに電話して、「ガキを呼べ」という意味がよく理解できなくて、後で友人に確認してしまいました。
「俺を殺せるのは、おまえだけだ」とホンがレフティに言った時、レフティは固まってたし、本当の黒幕はレフティってことでいいんだよね?でもホンと話をして、気持ちが変わり子分を呼んだけと間に合わなかったと。
レフティは、ホンにニュージーランドに行くようにすすめたりしてたので、気持ちは揺れてたのかな。ボスになりたかったんだろうか。ホンとレフティの会話もそのまま額面通りに受け取れない感じだったし、(特にレフティ)その辺が理解しきれなかったー。残念。
そこら辺をよく理解してるとラストの雨の中のホンとレフティのシーンが生きてくる気がする。
やっぱもう1回観てこないとダメかしら(苦笑)。

ところで、ラム・シュー出てましたよ!!(笑)<micchiiさん
ラム・シューだ!!と喜んでたのは、私だけかもしれませんが(苦笑)。

この日は映画を見終わった後、この映画とコラボしているKIHACHI新宿フラッグス店へ。
ベルベットレインコースのお料理をいただいてきました。
おいしかった!
生ハムとレバームースのクロスティとサラダが一つの皿で登場。前菜といえども、結構な量。パスタも海老がやや小さいものの、普通の一品料理の量。そして、メインディッシュは骨付き鶏肉を選びました。パンとジェラート、コーヒーがついて・・・
食べきれません!!(笑)
女性ならば、一つのコースを二人で分けてちょうど良いのでは?
頑張って食べたので(それでも少し残してしまいました)、店を出た後もずっと、満腹。
遅めのランチだったのですが、家に帰ってからも夕飯は食べませんでした(苦笑)。
でも味は良かったですよ~ぜひ皆さんもお試しあれ。

実はこの映画を観た2日後にまた観てきました(笑)。
そのレビューはこちら。

色情男女/夢翔ける人

2005-10-11 11:33:03 | 映画(さ行)
レスリー・チャン、カレン・モク、スー・チー、ラウ・カーイン、ラウ・チンワン出演。イー・トンシン監督作品。

レスリー・チャン主演、売れない映画監督の周囲で巻き起こる悲喜劇を描くコメディドラマ。本意ではないポルノ映画を撮ることになった映画監督・シン。尊敬する監督の自殺や主演女優の降板宣言などの騒動に振り回される中、彼は映画を撮り続けるが…。(amazonレビューより)

レビューを書こうか迷ったのですが、観たという記録の為にサラっと書いておこうと思います。
タイトルを見て、どんな作品なんだろう??と普通に疑問に思ったのと、ジャケがなんだかとても色っぽいので、ラブストーリーなのかなと思って観ましたが、冒頭のレスリーとカレンのベッドシーンで爆笑してしまいました(笑)。
私が今迄に観たレスリー出演のコメディはたぶん「大英雄」だけなので(笑)、どんな感じのコメディなのかと思いきや、ポルノ映画を撮る売れない監督の役でした。

冒頭のシーンを観ているとハチャメチャなのかと思いきや、意外とストーリーはしっかりしており、ジーンとさせる所はちゃんとさせる、と言った作りでした。
が、やっぱり香港映画。そしてコメディ。
イー・トンシン監督役にラウ・チンワンを持ってくるというところで、まず笑える。しかも入水自殺ってあんた(笑)。入水自殺って、あんな風に飛び込んでも出来るんでしょうか?(香港映画でそういう事突っ込んじゃダメでしたね・笑)
そして、スー・チーのことをあまりよく知らない私(「ゴージャス」でしか観た事ないです)は、ポルノ女優役がスー・チーであること、そして普通に(それも結構堂々と)裸体を見せていることにぶったまげました。
後で知ったんですがスー・チーはポルノ映画出身だとか。なるほど。どうりで綺麗な身体なわけだ・・・と妙な納得(笑)。
ほんのちょこっとアンソニー・ウォンが出たりして、それもちょっとお得な感じ。(でも顔がパンパンで宍戸錠かと思いました(爆))
他にもカメオ出演があるようですが、私はあまり詳しくないので・・・

レスリーが映画を撮るのに、いろいろと苦労しますが、それを通して香港の映画撮影事情が描かれていました。
実際にレスリーが撮ったシーンもあるそうですね。
レスリー自身も監督業に興味があり、準備をすすめていたというを聞いたことがあります。レスリーが監督した映画、観てみたかった・・・

ラスト、レスリーがベラベラとしゃべって説明してたので、ちょっと引きました。ああいうのはあまり好きじゃないので・・・

私のレビューにしてはサラっと書きました(笑)。